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「ぐんまフランス祭2020」

2016年08月30日

229-1 Le Cornichon×伊勢崎プリオパレス

Bonjour a tous

今夏は異常なほど台風が沢山やってきますね~・・・。
ここ群馬は日常的に本当に災害がない県で、
台風も来ても意外に直撃しないのですが、
今回は、いつもよりはるかに台風の影響を受けているみたいです。
今が収穫期の農家は雨があまりにも多くて、随分深刻みたいです。


さて、先日 群馬日仏協会の副会長を務めるプリオコーポレーションが
群馬県伊勢崎市の伊勢崎プリオパレスと東京日比谷の日比谷パレスで
フランスパリのレストラン「ル・コルニッション」とのコラボイベントがあり
それに参加してきました。





ル・コルニッションは2013年に
あのミシュランガイドと並ぶ有名なグルメ本
パリビストロガイド:ルベイで最優秀ビストロに選出されたのですが
そのル・コルニッションの若きシェフ、マチュー氏の奥様のお父様が
群馬日仏協会の法人会員ということもご縁で
今回のコラボレーション企画のご縁になったわけです。



左がマチュー氏


で、私ヴァンソンは今回は伊勢崎プリオパレスの方に参加したので
そちらの様子をご紹介します。





しかしながら、うかりしてマチューを写真に収めなかったり
全体の様子を記録しなかったりで、
少々分かりずらい内容になってしまうかもしれませんが
悪しからず(苦笑)




先ずは、テーブルセッティングから・・・。
特にマチューのセッティングというわけではなくプリオ側の都合だと思いますが
実際はル・コルニッションはもっとカジュアルテイストになります。





今回の企画には色々な方の思いが含まれているようで
テーブル上の野草もそのお一人が、わざわざこの食事会のために
摘みに行かれたそうですが、
その姿が、まるでパリに渡り世界的に有名な版画家
長谷川潔のモノクロの作品のようで、なかなか美しかったです。





今回の企画は「 Le CornichonX伊勢崎プリオパレス 特別ディナー」
伊勢崎市「農&食」戦略会議の農家さんのお野菜とのコラボレーション
ということで

まずはアペリティフから

黄金桃(黄桃 見城農園)
ソッカ(ヒヨコ豆を使った二―スの郷土料理)
Socca croustillante
鰯のコンフィ
Sardinettes confites artisanales
海藻のタルタル
Tartare de laitue de mer





バタバタと到着して、少々無造作に食べてしまったので
ちゃんとしたコメントはできないのでけど
ソッカ、もっと食べたかった~・・・。
ソッカは二―スやアンチーブの朝市でもその場で作って
売られている食べ物。
群馬だったら、おやき とか 焼きまんじゅう的な食べ物。
ヒヨコ豆の素朴な美味しさを味わう食べ物で、
市場に行くとついつい買って食べてしまうんです(笑)
このソッカがアペリティフで出てくるとは・・・。

そして鰯のコンフィは何かもう少し違った食べ方があっんじゃないかな~・・・と。
ちょっと僕の知っているパリのマチューとは少々違う感じが・・・。


次回は、そのコース料理をご紹介します。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストラン県内お店情報

2016年08月17日

228-3 フランス料理のベイシックなソースのセミナーVol.3

Bonjour



フランス料理のベイシックなソースのセミナーの続きです。


2. Sauce hollandaise





オランデースソースです。
最近、エッグベネディクトが原宿、青山あたりでとても流行って
一躍有名になったソースです。

このソース一つ知っておけば、ポーチドエッグだけではなく
様々な野菜や魚料理のこのソースがあるだけで
本格的なフランス料理になってしまうほどの優れものです。








作り方が少々コツが必要なので、そのコツやポイントを
丁寧に解説しながら教えてくれました。


使用した材料は
卵黄、水、澄ましバター、レモン汁、塩、コショウ
Jaunes d’œufs, Eau, Beurre clarifié, Jus de citron, Sel, poivre


次は、

3. Sauce au poivre





ペッパーソースです。

肉料理、特に牛ステーキのソースとして
フランス人も大好きなソースの一つです。

どうしても日本人は大根おろし醤油や、
最近はわさび醤油や焼き肉のたれになってしまっていますが
このペッパーソースで食べるステーキは
また格別です。

事前に作っておいたベースのソースに
肉を焼いた後のフライパンにそのソースを入れて
肉の旨みと合わせて完成するソースです。


材料は
玉ねぎまたはエシャロット、バター、粒コショウ、辛口白ワイン、
水、生クリーム、塩、コショウ、焼いた後のフライパンに残った旨み
Oignon, Beurre, Poivre en grains( mignonette), Vin blanc sec
Eau, Crème liquide, Sel, poivre , (jus de viande)








そして最後に参加者全員で試食!!





ポーチドエッグにはオランデーズソース
グリーンサラダにはビネガーソース、マヨネーズも添えて




ラタトゥイユはカジキの白身と共に(鳥肉との相性も抜群です)





ペッパーソースは牛ステーキと共に





それぞれとても美味しかったようです!!





次回、第2回がありますのでお楽しみに!!


  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)スタージュ(セミナー)

2016年08月15日

228-2 フランス料理のベイシックなソースのセミナーVol.2

Bonjour


群馬日仏協会8月例会で開催した
「フランス料理のベイシックなソースのセミナー」の内容を
少しだけご紹介していきたいと思います。





フランス料理は何と言ってもソースが決めて
ソースの料理といっても過言ではないのはないかと思います。
伝統的なソースから日々開発される新しい今日のソースまで
相当な数のソースが存在していると思いますが、
今回は特に、伝統的なフランス料理のソースで
比較的家庭でも作りやすい簡単なソースを
木暮さんがチョイスして、パリ・コルドンブルーのレシピをベースに
デモンストレーション方式で、講習を行いました。


ます最初は

4. La ratatouille ラタトゥイユ





南仏の夏野菜の煮込。伝統的な南仏の料理ですが
トマトを使っているからでしょうか、イタリア料理だと
勘違いしている人が多いようです。





野菜の煮込ですが、しばしは肉や魚料理のソースとして
付け合わせにすることが多い料理で
知っているととても便利なので、今回はソースとして
講習会のメニューに加えてもらいました。





材料は完熟トマト、赤パプリカ、黄パプリカ、ズッキーニ、茄子、玉ねぎ
ニンニク、オリーブオイル、エルブドプロヴァンス、塩、コショウ
Tomates、(ou tomates en boîte de conserve ),Poivron rouge,Poivron jaune
Courgette, Aubergines,Onignon, Ail, Herbes de provence,
Huile d’olive,Sel, poivre


1. Sauce vinaigrette et sauce mayonnaise ドレッシングとマヨネーズ


市販でよく売っていたり、ファミレスでフレンチドレッシング
と呼んでいるものは、あまりフランスでは一般的ではないので
まず、家庭でサラダを食べるときに作る一般的な
ドレッシングから始まりました。

レシピについては今回有料参加でしたので
参加者の方を優先して、詳細レシピは公開しませんが
使用した主な材料は
オリーブオイル、ワインビネガー、レモン汁、塩、コショウです。
Huile d’olive,Vinaigre de vin ou Jus de citron,Sel, poivre





次にマヨネーズ
マヨネーズも立派なソースの一つで、
なんとフランス料理のソースだということは
あまり意識したことがないんではないでしょうか?

実際のフランスのマヨネーズは日本のそれのように
酸っぱくなく、味の素のような添加物の味はしません。
場合によってはスーパーで販売しているものは
油の味しかしないので、他の香辛料や添え物と一緒に
食したりします。





今回の講習会では、より作りやすく贅沢にマヨネーズを作っていたので
美味しかったようです。

使用した主な材料は
卵黄、マスタード、ワインビネガー、オリーブオイルに塩、コショウです。
Jaune d’œuf, Moutarde de dijon, Vinaigre de vin,
Huile d’olive ou huile, Sel, poivre



  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)スタージュ(セミナー)

2016年08月13日

228-1 フランス料理のベイシックなソースのセミナーVol.1

Bonjour


久しぶりのブログの更新になります。

夏休みに入って、連日暑い日が続いていましたが
昨晩は本当にいい風が吹いて、すがすがしい
まるで南仏のような夜でしたね~・・・。
日本の夏でも、毎日昨晩のようなら最高ですね!





さて、先日 群馬日仏協会の8月例会で
第1回の「フランス料理のベイシックなソースのセミナー」を開催しました。
以前からフランス料理の講習会を・・・という要望は出ていたのですが
本格的なフランス料理講習は
講習をするキッチンも会場の広さも設備も必要になるので
なかなか開催することが出来ませんでしたが、
会場を協会の会員である中央カレッジグループの
中央農業グリーン専門学校がご協力頂けるということで
その調理室を無償でお貸し頂きました。
感謝感謝です!





それでも本格的なフランス料理の講習会は
少々設営が大変なので
今回は、フランス料理には欠かせない ソース作りをテーマに
企画を飲食部会にして頂きました。

で今回のソースは
1.Sauce vinaigrette et sauce mayonnaise ドレッシングとマヨネーズ
2.Sauce hollandaise オランデーズソース
3.Sauce au poivre ペッパーソース
4.La Ratatouille ラタトゥイユ

の5種類

講師は、飲食部会の副部会長で
コンフィチュールセミナーでもおなじみの
木暮小百合さんにお願いしました。
そしてアシスタントに桐生パテイスリー・ミヤケの三宅氏が担当しました。





木暮さんは、パリ・コルドンブルーを卒業後
縁あって、あの三ツ星シェフ・アランヂュカス氏がプロヂュースする
当時、最も予約が出来ないパリのレストラン 
といわれたレストラン「スプーン」で14年間働いた実績を持つ人です。
三宅氏は桐生の伝説のレストラン・ファンベック・スズキで
修業をした実績を持っていますので・・・(笑)


次回は順次講習会の内容をアップしていきますので
お楽しみに!



  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)スタージュ(セミナー)