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「ぐんまフランス祭2020」

2015年09月27日

原れい子20周年記念コンサート

Bonjour~



今回はお知らせです。

以下の日程で以下のようなコンサートが開催されるそうです。
ご興味のある方は是非どうぞ。





「原れい子20周年記念コンサート 愛は限りなく」

日時■2015年11月1日[日] 14:30開場 15:00開演
場所■高崎市文化会館 027-325-0681
出演■原れい子、江口純子(ピアノ)、前田善彦(チェロ)、佐藤哲也(ベース)、中沢剛(パーカッション)
曲目■私の神様、リベル タンゴ、マイウェイ、愛の賛歌、街に歌が流れていた、ある恋の物語、鶴
料金■3500円
主催■原れい子リラの会 原れい子20周年記念コンサート実行委員会
予約■リラの会事務局(高橋) TEL090-9012-8010


このコンサートについてのお問い合わせ等は
直接、記念コンサート実行委員会へお問い合わせ下さいね。



※一般社団法人群馬日仏協会では、お問い合わせ、ご予約を受けることなど
  まったく対応できないので、よろしくお願いします。

  




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2015年09月25日

208-4 ケ・ブランリ美術館-レストラン (パリ7区)

Bonjour


ケ・ブランリ美術館をずっとご紹介していますが
最後は、美術館の最上階にあるレストランをご紹介します。








とにかくこのレストランから見える絶景は圧巻です。
この贅沢感は半端じゃないです。





そこから見えるエッフェル塔やパリ7区の街並みを見ながら
贅沢なフランス料理を頂く・・・。
フランス人が考える贅を実現しているんでしょうね~・・(笑)





最上階にあるのでいわゆる展望台にあるレストラン
室内も天井は全てガラス張りになっているので
昼間はトップライトから光が燦燦と注がれ、開放感抜群。












夜は星空とパリのやさしい街の光と共に
ライトアップされたエッフェル塔を眺めながらの食事は
映画の中のワンシーンのようです!!







で、このレストラン ロケーションが勿論いいだけではなく
隠れ家的レストランとして、実はとてのクオリティーが高いと
評判のレストランでもあるのです。







お値段は決して安いわけではないですが
まあ、特別な日のランチとしてデイナーとして
大切な人や友人と食事をするにはまあまあちょっと頑張ればOK
って感じの価格帯です。







Les Ombres レゾンブル
27, quai Branly
75007 Paris
Tél : 01 47 53 68 00
www.lesombres-restaurant.com
M° : Alma Marceau
毎日営業
コースランチMenu déjeuner : 28 ユーロ (2 皿) – 38 €ユーロ(3 皿)
コースデイナー Menu dîner : 65ユーロ (3 皿)
アラカルトでのご予算 :約75 ユーロ







  




2015年09月23日

208-3 ケ・ブランリ美術館-カフェ (パリ7区)

Bonjour~~


パリの最も新しい国立美術館、ケ・ブランリ美術館をご紹介していますが
今回は、その美術館の1階にあるカフェをご紹介します。





そのカフェはle cafe branly ル・カフェ・ブランリ
美術館の建物がひさしになってはいますが、
屋外のテラス席と屋内の席があって、けっこうな人数が入れる
大きなカフェです。





テラス席にはそこからエッフェル塔が見える席もあるのですが
パリのセーヌの河畔にいるのに、いったいどこにいるのか錯覚するような
そんな特別な雰囲気がある場所でもあります。





カフェで出される飲み物は全体的には
パリ市内で一般的に出される飲み物が殆どだと思うのですが
食事やデザートなどは、けっこう多国籍料理がラインナップされています。







まあ、全体的に多国籍創作料理ですが
なんか面白そうな食べ物がけっこうある感じです。









余裕があれば、このカフェでランチやお茶をしたりして
ゆっくり今のパリの流行りの雰囲気を味わってみるのもいいかもしれません。





大体19.5ユーロのランチメニューから43ユーロで食事が出来ます。








le cafe branly ル・カフェ・ブランリ
27, quai Branly
75007 Paris
TEL 01 47 53 68 01








  




2015年09月21日

208-2 ケ・ブランリ美術館 (パリ7区)

Bonjour a tous


パリ・セーヌ河畔に建つ新しい国立美術館
ケ・ブランリ美術館をご紹介しています。





今回は、ケ・ブランリの中・・・。

最近の美術館は全体的に真っ白かったり、コンクリート色だったり
大きなガラス面が目立つ美術館が多いのですが
この美術館建築は、その真逆かな~・・。





とにかく赤土をイメージさせる色調と室内も全体的に暗い。

美術館の展示室に入っていくためのエントランスも
直線ではなく、くねくねとくねった道を進んで行く感じです。





流行は作っても流行に流されない、染まらない・・・って感じが
本当よく表れています。







ここのコレクションはアフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカ
とはいうものの、全体としての印象はやっぱり
圧倒的にアフリカ。
かなり強烈な印象です!







かなりのおびただし数の木造彫刻やお面、楽器や
アクセサリーや道具などが展示されていて凄い!







ヴァンソンも個人的に昔からアフリカの美術がとても好きで
皆さんもよく知るピカソやマチスなんかはかなりその影響を受けたことでも
知れています。

フランスの美術館は近年益々館内で写真撮影が許されているので
撮影を試みているのですが、
館内があまりにも暗かったので、携帯していた僕のスマホでは
きれいに撮影出来たものと出来ていないものがあるので
あまりよく伝えられないかも知れませんが
とにかく凄い規模です。







館内にいる人達は殆ど、欧米人とアフリカ系の人たちかな~・・・。
僕がケ・ブランリ美術館にいた間は、
日本人にはまったく会いませんでした。
日本人に限らずアジア人はまだまだ、印象派の美術前後から
抜け出せていないのでしょうね~・・・。
こんなに素晴らしい美術館なのに・・・。もったいない。

今年の春に、群馬日仏協会のバスツアーでも
東京都庭園美術館で開催された「マスク」展でこのケ・ブランリ美術館を
紹介していましたが、認知度はほぼゼロでしたね~・・・。





でも「マスク展」もとてもいい展覧会だったので、
これを機会に、フランス・パリ旅行をする際に、このケ・ブランリ美術館に
行こうと思う人が少しは増えるでしょうか・・・??

ケ・ブランリ美術館( Musée du quai Branly)
37, quai Branly - portail Debilly, 75007 Paris

Tél. : 01 56 61 70 00
火曜、水曜と日曜日は11時から 19時まで
木曜、金曜、土曜日は11から21時まで開館



次回は美術館の1階にあるカフェをご紹介します。
  




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2015年09月19日

208-1 ケ・ブランリ美術館 (パリ7区)

Bonjour


ここのとろこ、何かいい感じの秋晴れがないですね~・・・。
大雨、水害、毎日ジメジメ・・・まるで梅雨時みたいな感じ。

綺麗な青空が見える秋晴れが恋しいです!!
と思っていたら、何と本日はまさに秋晴れ快晴です。
今日から連休の方も多くいらっしゃると思いますが
シルバーウイーク中、ずっと晴れているといいですね~・・・!!





で、ここのとろこパリの美術館についてご紹介していますが
今回もまた、あまり日本人が訪れない、
でもとてもとても魅力的な美術館 「ケ・ブランリ美術館」をご紹介します。


ケ・ブランリ美術館( Musée du quai Branly)
37, quai Branly - portail Debilly, 75007 Paris

Tél. : 01 56 61 70 00
火曜、水曜と日曜日は11時から 19時まで
木曜、金曜、土曜日は11から21時まで開館



この美術館があるのはセーヌ川のほとり、ケ・ブランリー河岸にあります。
丁度、エッフェル塔の並びになるのですが
皆さん、エッフェル塔には行くけど、ケ・ブランリ美術館は
”えっ、何???そんな美術館あるの??” って感じだと思います。





でもこの美術館、フランス政府の威信を掛けた・・・というか
元大統領のシラク氏の肝いりで出来た大規模な美術館
といった感じでしょうか。





この美術館は、アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの
固有の文明・文化・芸術を扱っていて、
その規模 収蔵品は30万点に及ぶ大美術館です。







元々は、ルーブル美術館の中に、「原始美術」(プリミティブ・アート)
の部門も開設しようと始まったようです。





建物もかなり大規模で、設計はフランス人建築家、ジャン・ヌーヴェル
庭園はランドスケープ・アーキテクトのジル・クレモン(Gilles Clément)
建物外壁に植物が植えられた「生きた壁」は美術家・造園家の
パトリック・ブラン(Patrick Blanc)の設計という今日のそうそうたる
世界的な人達によって実現した建物でもあるんです!





そして、館内に設置されたカフェやレストランも一流でとても魅力的
こういうところはフランスの美術館の素晴らしいところです。





この辺も今回ご紹介します。

  




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2015年09月15日

207-2 モナ・ハトゥム展(パリ・ポンピドゥー)

Bonjour


パリ・ポンピドゥーでこの夏まで開催された、
Mona Hatoum(モナ・ハトゥム)展を紹介しています。





モナ・ハトゥムの世代から下・・・
丁度1970年代は、モナだけではなく
多くの東南アジアや中東の人達が難民で世界中にのがれていて
丁度今のシリア難民でヨーロッパ中が受け入れ表明してしている状況と
多少似ているのかもしれないかな~・・・。





僕のフランス留学中の友人の中にも、
モナと同じ世代かそれより下の世代だけれど
イラン人、ベイルート人、ベトナム人、ラオス人、カンボジア人・・・
その中の多くは、元王族だったり、
元はかなり高い階級層の人達の子供が多かったな~・・・。

そしてやはり小中学校の時に難民になって、
その後、自分達の置かれた立場を主張する代弁者としてアーティストの道に進み、
モナのように、国境や抑圧、世界からの差別
様々な人権問題などを作品にして表現している人達が
数多くいるのも確かで、
ある意味、彼らの主張の代表的存在としてモナ・ハトゥムがいるような気がします。





でも、モナ・ハトゥムの作品は、そういった背景がありながらも
作品としてとても美しい・・・。








ある意味、作品という独立したその物体は
それ自体ですでに成立していて、そこに様々な思いや
政治的な意味を作者が込めたとしても
作品自体の存在が、そこでもう独立したアートとして
成立している・・・って感じでしょうか。





なかなか画像ではわかりずらいかも知れませんが・・・(笑)





日本にいると、日本という国に知らず知らずのうちに守られ、
海外に行っても、帰れる場所がいつでもあって
長い時間掛けて形成された日本の歴史に守られていることすら
感じることがない・・・・。


そんなことさえも、真摯に考えさせてくれた素晴らしい展覧会でした。



  




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2015年09月13日

207-1 モナ・ハトゥム展(パリ・ポンピドゥー)

Bonjour


先週は、台風の影響で甚大な被害が出た地域
特に、茨城や栃木、そして仙台までも大変な浸水被害で
本当に想像を絶する被害に只々呆然としていましたが、
またまだ大変な被害に合われている方、また関係者の方々には
心からお見舞い申し上げます。

それにしても、ここ群馬は茨城、栃木の隣県でありながら
少し雨雲の帯から外れただけで
ここまで違うのかと思い、本当に天災の恐ろしさが身につまされます。





さて、以前パリ、ポンピドゥーセンターでのル・コルビジエ展について
紹介をしましたが、
同じ時に、ポンピドゥーセンター内でやはり開催されていた展覧会
モナ・ハトゥム展をご紹介します。





モナ・ハトゥム、フランスではモナ・アトゥムと呼ぶのですが
1952年ベイルートのレバノン生まれで、現在では
ロンドンやベルリンに住む今世紀を代表するアーテイストです。





既に私、ヴァンソンがフランスに留学していた80年代後半には
すでに様々な場所で、彼女の作品が展示され始めていました。

その強烈でシンプルな反復性にかなりショックを受けた経験があります。





作品のアプローチとしては、非常にミニマリズム的で
コンセプチュアルな作品ですが
その作品に内在されるものは、彼女のおかれた境遇、
パレスチナからの亡命者として視点
政治的な内容が色濃く反映されたり
境遇としての物語性を読み取ることができる作品が多くある作家です。





生と死、虚像と実像、破滅と希望、境界線・・・
様々な疑問や矛盾、本音と建て前のような不確かなアイデンティティーが
作品を通して強く訴えかけてきます。





つづく





  




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2015年09月09日

206-3 LAZARE ラザールPart2 (パリ)

Bonjour


パリ、サンラザール駅の構内にある三ツ星シェフが出した
ビストロ「LAZARE」を紹介しています。





このラザールはけっこうワインリストも充実しています。
だいたい、29ユーロから最も高いもので115ユーロまで
平均40ユーロだから、一本4,5千円ってところですね。
でもいいワインがあります。





で、今回は
まだ紹介していないメインをまず一品。

まずPoitrinne de canette roti aux epices, navet a l'orange
雌鴨の胸肉のスパイシーローストにかぶのオレンジソース





ふっくらとしてボリュームたっぷりの鴨の胸肉には
本当にいい火の通り具合で最高
添え物のかぶは、1,5cm幅くらいにパスタのように
長く薄くカットされ、ヘルシーに・・・
鴨と相性抜群のオレンジソース味になっていてなかなか面白い感じでした。


そして、デザート2種類

まず、Tarte au chocolat grand cru
生チョコのタルトとヴァニラアイスを添えて





濃厚な奥深い最高級のチョコレートのタルトは本当にすごい
バニラアイスと一緒に食べると、濃厚なブラックチョコレートが
また優しいクリーミーな味と混ざって、これはこれでまた最高に美味しいです。


そして、paris deauville
アーモンドパウダー入りの焼きプリン??







ようするに日本で言う焼きプリンの触感ですが
ほんのりとするアーモンド??の香りとパウダーの食感が
何とも言えず、ただのプリンとは違う特徴を出しています。

おススメされたので頂きましたが・・・。
なかなか美味しかったです。


ここのランチは、日によってメイン料理が違っていて
それでも19ユーロ
月曜日は、クネル
火曜日は、鶏肉のフリカッセ
水曜日は、パリジャン風サーモンの冷製





木曜日は、トウールーズのソーセージ・・・これ、僕の大好物です!!





金曜日は、鱈のグラタン
土曜日は、鶏肉のセザールサラダ

すっごく伝統的、典型的なフランス料理が食べられます!

木曜日に行きたい!!

今回はフロマージュ・チーズは頼みませんでしたが、
ことらも充実している感じでした。

ランチといえども、しっかり食べると60ユーロくらい約6500円くらいにはなるので
少々高いけど、パリの3ツ星シェフ、エリック・フレションさんの三ツ星ホテルで
3,4万出すことを考えれば、安いかも・・・・ってところです。

まあ、ランチの19ユーロはお得です!!





Lazare ラザール
Parvis de la Gare Saint Lazare
Rue Intérieure 75008 Paris
サンラザール駅内
7.30am開店 – 夜中まで
Reservations: 01 44 90 80 80 (予約)
URL: http://www.lazare-paris.fr/




  




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2015年09月07日

206-2 LAZARE ラザールPart2 (パリ)

Bonjour


前回同様、パリのサンラザール駅内にあるレストラン
ラザールをご紹介しています。





で、頂いたメニュー・・・



今回ランチだったこともあり、最初はメインとデザートだけ・・・
なんて話していたんですが、
せっかく来たのだから、前菜も頼もう、
ワインも飲もう~!ってことになって、
ワインは自称ワイン通の友人が選んだのは、
SAINT-NICOLAS DE BOURGUEIL
ロワール地方のワインで、フランスでは最もポピュラーな地域のワイン??
サン・ニコラ・ド・ブルゲイユの中くらいの価格のワインを選びました。





でも日本だったら5000円くらいするかな~・・・。





そして前菜は茄子のピュレにトマトと人参のブルーテ
パルミジャーノとクリトンをちりばめた前菜
Caviar d'aubergines cuit a la braise, croutons ailles





見た目もきれいだし、味も勿論とても爽やかな前菜で美味しかった~。


パンもいつも乍ら本当に美味しい!
フランスの旨いレストランは、どこも本当にパンが素晴らしい!
日本のフレンチレストランも もっとパンにお金をかけて欲しいな~!





そして、先ずは僕が食べたメイン
豚バラ肉のグリル
Cochon grille et asperges,vinaigrette moutarde





一度柔らかく煮込んだ肉を香ばしく焼いた一品で
食べながら、思わず”これ美味い!”って叫んでしまいました。
上に乗っているちょっと草ぽいルッコラと白アスパラに
マスタードが利いた酸味のあるソースとの相性が抜群でした。
本当に食べ応えのある一品でした。


もう一品は、月曜日の特別料理だったクネル
魚の白身を生クリームなどをあわせてふっくらモチモチに仕上げる
リヨンの名物料理
Qunelles de brochet, sauce nantua





たぶんザリガニが練り込まれたソースでオーブンでグラタンのように
焼き上げたそれはむちゃくちゃ美味しい!
しっかりしたはんぺんみたいな料理・・・とか日本では言うけど
ん~~~~そうかな~・・・。
でも本当に美味しい一品でした。(味見させてもらいました)


次回はもう一つのメイン料理とデザートをご紹介します。


Lazare ラザール
Parvis de la Gare Saint Lazare
Rue Intérieure 75008 Paris
サンラザール駅内
7.30am開店 – 夜中まで
Reservations: 01 44 90 80 80 (予約)
URL: http://www.lazare-paris.fr/

  




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2015年09月05日

206-1 LAZARE ラザールPart2 (パリ)

Bonjour,


以前ににも一度ご紹介したことがある
パリのサン・ラザール駅の構内にある魅力的なレストランをご紹介します。

そのレストランは「ラザール・LAZARE」





Lazare ラザール
Parvis de la Gare Saint Lazare
Rue Intérieure 75008 Paris
サンラザール駅内
7.30am開店 – 夜中まで
Reservations: 01 44 90 80 80 (予約)
URL: http://www.lazare-paris.fr/




パリの3ツ星シェフ、エリック・フレションさんがプロデュースするビストロで、
まだオープン2年目。





ホテル格付けの最高位“パラス”の認定を受けるホテル「ル・ブリストル」を
1999年より15年間務める総料理長なんです。





「タイユヴァン」や「トゥール・ダルジャン」、
「ル・クリヨン」などの最高級レストランで腕を鍛錬して、
M.O.F.(フランス最高職人章)にも輝いている実力派です。





そのエリック・フレションさんが、ル・ブリストルで使用する食材と
同じ食材で家庭的なフランス料理を食べ応えのある量でも
満足してもらえる
日々忙しく仕事をしているビジネスマンやOLたちにも
気軽に、美味しいランチを食べて欲しい というコンセプトで
ビストロとしてオープンしたお店です。

そんなこともあってか、SNCFフランス国営鉄道の駅
サン・ラザール駅構内に作ってしまったのだそうです。





で、この7月にパリに行った時に
またまたランチに行ってきましたので
その時の様子を少々ご紹介します。








次回はそのお料理を・・・!


  




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2015年09月02日

205 映画FOUJITA(フジタ)

Bonjour~,


今回は、お知らせです。
既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、





フランスを中心に活躍した日本人画家、藤田嗣治の半生を描いた
映画『FOUJITA』(フジタ)の公開が決定しました。
藤田嗣治http://www2.plala.or.jp/Donna/foujita.htm




映画監督は群馬県前橋市が生んだ偉大な監督、小栗康平氏。





『死の棘』で第43回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ
&国際批評家連盟賞をダブル受賞。
『泥の河』『伽倻子のために』『眠る男』など海外でも高い評価を得る監督です。





この「FOUJITA」は10年ぶりに小栗監督が指揮をとることになり
オダギリジョーが藤田嗣治役の主演。
中谷美紀が奥さん役
その他、加瀬亮、りりィ、岸部一徳、といった実力派が脇を固め、
フランスからも人気の俳優が顔を揃えます。





フランス側のプロデューサーは、クローディー・オサール。
『アメリ』で世界的大ヒットを飛ばして、
エミール・クストリッツア監督『アリゾナ・ドリーム』
ヴィム・ベンダース監督『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』など
アート系の作品も数多く手掛けている鬼才です。

タイトルの『FOUJITA』は、フジタ(藤田嗣治・ふじたつぐはる)のフランス語表記になります。





フジタは1913年、27歳で単身フランスへ渡り、
1920年代前半に発表した「ジュイ布のある裸婦」(寝室の裸婦キキ)をはじめとして、
“乳白色の肌”と称された裸婦像が絶賛を浴び、
エコール・ド・パリの寵児となり、社交界の人気者となりました。
あのピカソにして一時期”私のライバルはフジタしかいない。”
と言わしめた画家です。

1940年、第二次大世界大戦でパリがドイツ軍の手に落ちる寸前に、
帰国を果たしました。

戦時の日本では「アッツ島玉砕」をはじめとして数多くの“戦争協力画”を描くきました。





戦後、戦争責任を問われて日本を去り、その後、フランスに帰化。

カソリックになって洗礼名をレオナール・フジタとなりました。
そして戦後、フジタは二度と日本に戻っていません。

小栗監督はフジタが生きた二つの時代、
二つの文化の差異に注目します。
「パリの裸婦は日本画的といってもよく、日本での”戦争協力画”は西洋の歴史画に近い。

『大東亜の理想』が叫ばれていたときです。
これをフジタの”ねじれ”ととるか、したたかさ、ととるか。

掘り下げるべきテーマは深い」と語る監督です。
自ら脚本を手掛けた『FOUJITA』は、伝記映画の枠にとどまりません。

小栗監督の静謐な映像美でフジタの知られざる世界が現出します。








この話題の日仏合作映画にぜひご期待ください。


2015年11月14日より全国で公開されることが決定.
小栗康平オフィシャルサイト等でも上映映画館などを告知していますので
ご確認下さい。


小栗康平オフィシャルサイト:http://www.oguri.info/


一般社団法人群馬日仏協会も「FOUJITA・フジタ」 を応援しています。


シェア 頂けるようであればよろしくお願い致します。


  




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