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「ぐんまフランス祭2020」

2018年03月05日

252-2 第8回フロマージュセミナー

Bonjour~!


第8回フロマージュセミナーの続きをご紹介します。









今回のフロマージュセミナーは

先ずはフランス・ロワール産のブッシュ・ドゥ・ルッセと





フランス・ミディ・ピレネ圏のブルー・ド・メメーは





ブリュッテル・ブラン・ド・ブラン ヴァンムースー と合わせて
頂きます。





やっぱりフロマージュはワインとの相性がとっても大事で
それぞれが一緒に頂きことで、何倍も美味しく感じるので
それぞれ単独で頂くのもいいですが
やっぱり合わせて頂きたいですね~!


フランス・アルザス産のヴィニョロン・ド・ミュスカ





スイス・アッペンチェル・アウサーローデン州の
  アッペンツツェラー紫ラベル(9カ月熟成)





フランス・イル・ド・フランス産のピエール・ロベール 





ワインは、ミュスカ・シニヤチュール と合わせました。





最後は、一昨年に引き続き、アンコールが多かったので
フランス・フランシュ・コンテ圏産のラクレット








ワインは、シャトー・トゥール・カロン と一緒に。





勿論、お酒の飲めない方には
前回もご紹介した
ワイン用のブドウから造ったオーガニックジュース
トラウベンモストの白と赤。
トラウベンサフトのロゼでいただきました。






いわゆる甘い葡萄ジュースではないので
けっこうフルーティーなワインを飲んでる感じです。





「アンドゥイエット」.との相性もいいです。

いつも本当に和気あいあいと、開催される「フロマージュセミナー」です。





是非群馬日仏協会の会員の方も
会員でない方は会員登録して、参加してみませんか?
楽しいですよ~~!!

  




2016年08月17日

228-3 フランス料理のベイシックなソースのセミナーVol.3

Bonjour



フランス料理のベイシックなソースのセミナーの続きです。


2. Sauce hollandaise





オランデースソースです。
最近、エッグベネディクトが原宿、青山あたりでとても流行って
一躍有名になったソースです。

このソース一つ知っておけば、ポーチドエッグだけではなく
様々な野菜や魚料理のこのソースがあるだけで
本格的なフランス料理になってしまうほどの優れものです。








作り方が少々コツが必要なので、そのコツやポイントを
丁寧に解説しながら教えてくれました。


使用した材料は
卵黄、水、澄ましバター、レモン汁、塩、コショウ
Jaunes d’œufs, Eau, Beurre clarifié, Jus de citron, Sel, poivre


次は、

3. Sauce au poivre





ペッパーソースです。

肉料理、特に牛ステーキのソースとして
フランス人も大好きなソースの一つです。

どうしても日本人は大根おろし醤油や、
最近はわさび醤油や焼き肉のたれになってしまっていますが
このペッパーソースで食べるステーキは
また格別です。

事前に作っておいたベースのソースに
肉を焼いた後のフライパンにそのソースを入れて
肉の旨みと合わせて完成するソースです。


材料は
玉ねぎまたはエシャロット、バター、粒コショウ、辛口白ワイン、
水、生クリーム、塩、コショウ、焼いた後のフライパンに残った旨み
Oignon, Beurre, Poivre en grains( mignonette), Vin blanc sec
Eau, Crème liquide, Sel, poivre , (jus de viande)








そして最後に参加者全員で試食!!





ポーチドエッグにはオランデーズソース
グリーンサラダにはビネガーソース、マヨネーズも添えて




ラタトゥイユはカジキの白身と共に(鳥肉との相性も抜群です)





ペッパーソースは牛ステーキと共に





それぞれとても美味しかったようです!!





次回、第2回がありますのでお楽しみに!!


  




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2016年08月15日

228-2 フランス料理のベイシックなソースのセミナーVol.2

Bonjour


群馬日仏協会8月例会で開催した
「フランス料理のベイシックなソースのセミナー」の内容を
少しだけご紹介していきたいと思います。





フランス料理は何と言ってもソースが決めて
ソースの料理といっても過言ではないのはないかと思います。
伝統的なソースから日々開発される新しい今日のソースまで
相当な数のソースが存在していると思いますが、
今回は特に、伝統的なフランス料理のソースで
比較的家庭でも作りやすい簡単なソースを
木暮さんがチョイスして、パリ・コルドンブルーのレシピをベースに
デモンストレーション方式で、講習を行いました。


ます最初は

4. La ratatouille ラタトゥイユ





南仏の夏野菜の煮込。伝統的な南仏の料理ですが
トマトを使っているからでしょうか、イタリア料理だと
勘違いしている人が多いようです。





野菜の煮込ですが、しばしは肉や魚料理のソースとして
付け合わせにすることが多い料理で
知っているととても便利なので、今回はソースとして
講習会のメニューに加えてもらいました。





材料は完熟トマト、赤パプリカ、黄パプリカ、ズッキーニ、茄子、玉ねぎ
ニンニク、オリーブオイル、エルブドプロヴァンス、塩、コショウ
Tomates、(ou tomates en boîte de conserve ),Poivron rouge,Poivron jaune
Courgette, Aubergines,Onignon, Ail, Herbes de provence,
Huile d’olive,Sel, poivre


1. Sauce vinaigrette et sauce mayonnaise ドレッシングとマヨネーズ


市販でよく売っていたり、ファミレスでフレンチドレッシング
と呼んでいるものは、あまりフランスでは一般的ではないので
まず、家庭でサラダを食べるときに作る一般的な
ドレッシングから始まりました。

レシピについては今回有料参加でしたので
参加者の方を優先して、詳細レシピは公開しませんが
使用した主な材料は
オリーブオイル、ワインビネガー、レモン汁、塩、コショウです。
Huile d’olive,Vinaigre de vin ou Jus de citron,Sel, poivre





次にマヨネーズ
マヨネーズも立派なソースの一つで、
なんとフランス料理のソースだということは
あまり意識したことがないんではないでしょうか?

実際のフランスのマヨネーズは日本のそれのように
酸っぱくなく、味の素のような添加物の味はしません。
場合によってはスーパーで販売しているものは
油の味しかしないので、他の香辛料や添え物と一緒に
食したりします。





今回の講習会では、より作りやすく贅沢にマヨネーズを作っていたので
美味しかったようです。

使用した主な材料は
卵黄、マスタード、ワインビネガー、オリーブオイルに塩、コショウです。
Jaune d’œuf, Moutarde de dijon, Vinaigre de vin,
Huile d’olive ou huile, Sel, poivre



  




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2016年08月13日

228-1 フランス料理のベイシックなソースのセミナーVol.1

Bonjour


久しぶりのブログの更新になります。

夏休みに入って、連日暑い日が続いていましたが
昨晩は本当にいい風が吹いて、すがすがしい
まるで南仏のような夜でしたね~・・・。
日本の夏でも、毎日昨晩のようなら最高ですね!





さて、先日 群馬日仏協会の8月例会で
第1回の「フランス料理のベイシックなソースのセミナー」を開催しました。
以前からフランス料理の講習会を・・・という要望は出ていたのですが
本格的なフランス料理講習は
講習をするキッチンも会場の広さも設備も必要になるので
なかなか開催することが出来ませんでしたが、
会場を協会の会員である中央カレッジグループの
中央農業グリーン専門学校がご協力頂けるということで
その調理室を無償でお貸し頂きました。
感謝感謝です!





それでも本格的なフランス料理の講習会は
少々設営が大変なので
今回は、フランス料理には欠かせない ソース作りをテーマに
企画を飲食部会にして頂きました。

で今回のソースは
1.Sauce vinaigrette et sauce mayonnaise ドレッシングとマヨネーズ
2.Sauce hollandaise オランデーズソース
3.Sauce au poivre ペッパーソース
4.La Ratatouille ラタトゥイユ

の5種類

講師は、飲食部会の副部会長で
コンフィチュールセミナーでもおなじみの
木暮小百合さんにお願いしました。
そしてアシスタントに桐生パテイスリー・ミヤケの三宅氏が担当しました。





木暮さんは、パリ・コルドンブルーを卒業後
縁あって、あの三ツ星シェフ・アランヂュカス氏がプロヂュースする
当時、最も予約が出来ないパリのレストラン 
といわれたレストラン「スプーン」で14年間働いた実績を持つ人です。
三宅氏は桐生の伝説のレストラン・ファンベック・スズキで
修業をした実績を持っていますので・・・(笑)


次回は順次講習会の内容をアップしていきますので
お楽しみに!



  




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2014年06月15日

163-4 横須賀訪問ツアー(横須賀市) 

Bonjour~~


さあ、いよいよ米軍基地内へ・・・。

米軍基地内は日本ではないので参加者は
パスポートか住基カードを持参で・・・。

勿論基地内への入場の許可申請をする際にも参加者全員の
名前や連絡先、パスポートか住基カードの番号なども、すべて事前提出をしています。

で、入場・・・。
入場口の写真撮影は許されなかったので
ここではご覧いただくことは出来ませんが、
けっこう、厳重な警備です。





そして基地内の広報部の方が入口でバスに一緒に乗って
まず指令塔の建物のところへ・・・。








けっこう思ったより質素でした。
入口には、横須賀製鉄所(造船所)が建設されることとななったきっかけを作った
小栗上野介とフランス人のベルニーの写真
そして、歴代の司令官の「写真。







再びバスで基地内を移動。

この横須賀製鉄所が建設された頃のままが未だに現存する造船所のドッグへ







明治4年に、真鶴の小松石を切り出して
人力でこれだけ巨大なドッグをわずかな期間で造ってしまったというのですから
本当に驚きです。





そして残念ながら、日本初の煉瓦造りによる横須賀製鉄場の建物は
もうすでに土台の煉瓦部分以外は残っていなくて
とても残念。


今はない、かつての横須賀製鉄所


でも土台の部分はちゃんとフランス積みになっていて
そういった意味では、貴重な資料がまだ残っています。





米軍の軍艦も何隻か停泊していて、なかなか壮観でした。








後、基地を出て対岸にあった横須賀ベルニー公園へ







ここには、小栗上野介とベルニーの銅像が建っていて、
ベルニー館という建物の中には、製鉄所で作られたもの
その敵視や写真が飾らてれいました。








帰りはまたまた約4時間の道のり
でも何かとても充実した一日でした。

帰りには米軍基地内の売店で、よこすか海軍カレーも
お土産で沢山買ってきました。
  




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2014年06月13日

163-3 横須賀訪問ツアー(横須賀市) 

Bonjour~~~


梅雨とは言え、本当によく雨が降ります。
それもまるで夏の夕立のような雨・・・。

今年の夏は冷夏だとテレビでは言っていましたが、農作物が心配ですね~・・・。

さて、横須賀ツアーの続きです。





昼食を横須賀美術館内のレストラン、アクアマーレでとったのち、
時間も少々押し気味なので、ちょっともったいなかったのですが
足早に美術館のまずは企画展「アールヌ―ヴオーとアールデコ」展





そのあとは美術館の収蔵品を見ましたが
結構りっぱなコレクション

近代絵画から現代美術まで、けっこう立派なコレクションです。




美術科内は基本的に撮影禁止なので
詳細をご紹介できないのが残念です。





海外の美術館は最近はフラッシュさえたかなければ
基本撮影OKになっているのですが、日本はまだまだ世界レベルにはならないですね~。








そしてこの横須賀美術館は建物自体も本当に美しい
山本理研氏が設計した丁度正方形のガラスの箱のよう・・・。





室内にも様々な空間的、造形的仕掛けもあって

建物を見ているだけでもけこう楽しめます。


後にエレベーターで屋上へ・・・。




見晴らし最高!





もう少し天気が良くて青空だったら本当に日本じゃないみたいです!





その後はまたバスに乗って、米軍基地内へ・・・

いよいよ、今回のツアーの本命
横須賀製鉄所(造船所)跡地の見学です。


つづく

  




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2014年06月11日

163-2 横須賀訪問ツアー(横須賀市) 

Bonjour~


横須賀美術館内のレストラン、アクアマーレの続きです。


メインの前に頂くプリミ・ピアッティ(Primi Piatti)

5種類の中から選べるとのことで

先ずは一番人気だった、シラスと小松菜のパスタ





次はさやいんげんと何か??のクリームパスタ
自分が頼んだものではなかったので忘れてしまいました~!!





そして、トマトのポモドーロパスタ





次は季節の野菜と白身魚のリゾット





最後は僕が頼んだラザニアでした。





みんなそれぞれけっこうシンプルな味付けのようで
不特定多数の日本人の味覚に合うように味付けされているのか
皆さんお美味し~と満足していました。


僕的にはもう少し香辛料などを利かせた個性的な味付けが好きなのですが・・・。


でもさすがでしたよ!


そして、メインのセコンディ・ピアッティ(Secondi Piatti)





こちらは、お肉料理は当初、鴨のコンフィーだと聞いていたのですが
いつの間にか豚肉のロチスリー仕立て・・・??
あれ~って感じでしたが・・・
でも美味しかったです。
トマトベースの野菜の煮込み(ラタトウイユとは違いますが・・・)が
ソース代わりになって・・・。





そしてお魚料理は鯛のソテーとあさりのトマトソース仕立て

味見はしていませんが、多分美味しいだろうと思いました。


お肉料理から比べるとちょっとボリュームがなかったので
この料理を選択した人たちからは、ちょっと物足らないコールも出ていましたが
味はよかったみたいです。


そしてドルチェ(Dolce) デザート





チョコレートのガナッシュと蒸しプリンのフルーツ添えフランボワーズソースかな??

こちらは実に普通でした。
美味しいけど、なんかイタリアン??って感じでした。


最後は皆さんいろいろな飲み物を頼んでしましたが
僕はエスプレッソで締め





イタリアンエスプレッソらしく濃厚でありながら珈琲豆の甘さも感じる
美味しいエスプレッソでした。


そしてこの後は美術館へ移動・・・食事の時間が1時間半近くかかってしまったので
速攻で美術館へ移動しました。


つづき





アクアマーレACQUA MARE
〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1 横須賀美術館内
TEL046-845-1260
定休日 毎月第一月曜日(祝日の場合は営業)
ランチタイム  11:00~16:00(LO15:00)  
ディナータイム 17:00~21:30(LO20:00)
カフェタイム  10:00~11:00 / 16:00~17:00



  




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2014年06月09日

163-1 横須賀訪問ツアー(横須賀市) 

Bonjour a tous!


相変わらずの梅雨空ですが、木々の緑や
わが社の殺風景な場所に、少しでも華やかにと思って飾っていた
赤い花々が雨に濡れて一層鮮やかに映え、美しいです。

やっぱり雨も悪くないな~・・・と。


先日、やはり群馬日仏協会の6月の例会として
毎年恒例のバスツアーを開催したのですが、
今年は、横須賀を訪問。

最近、テレビでも新聞でもあらゆるところで話題になっている富岡製糸場
世界遺産登録が間近に迫っているわけですが、
その富岡製糸場建設の前にフランス人技師たちによってつくられたのは
実は横須賀製鉄所後の横須賀造船所なんです。
日本に初めて大がかりな製鉄技術(鉄製品を作る技術)を伝え、
それによって大型の船の修理や造船技術がフランスから伝承された
そんな施設が富岡製糸場の前に造られていて
現在では、横須賀米軍基地内にその造船所跡の一部が残っているのですが
その見学。
群馬日仏協会としては、富岡製糸場が出来るまでの歴史の検証のために
このバスツアーを企画したわけです。


そして、せっかく横須賀に行くなら、横須賀美術館へ
世界的な建築家 山本理研氏によって設計され 
一時は横須賀市民から反対運動までおこされながらも実現した
目の前に素晴らしい海の景色が広がる絶景の美術館





そしてせっかくなので、その美術館内で営業するイタリアンレストラン
アクアマーレ。





アクアマーレ ACQUA MARE
〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1 横須賀美術館内
TEL046-845-1260
定休日 毎月第一月曜日(祝日の場合は営業)
ランチタイム  11:00~16:00(LO15:00)  
ディナータイム 17:00~21:30(LO20:00)
カフェタイム  10:00~11:00 / 16:00~17:00



東京広尾にあるミシュランでもおなじみの有名店
アクアパッツアがプロデユースするレストランがあるので
そこでまずはランチをしてから・・・。
いつもはこのブログでは基本的にフレンチしか取り上げないのですが
今回は協会ツアーの一環として食事をさせて頂いたので
イタリアンですが、悪しからず・・・。

前橋駅を午前7時に出発して11時15分に美術館へ。
高崎駅から乗る会員の参加者拾いながら休憩しながら行くと
横須賀は遠いですね~・・・。

で、素晴らしいガラス張りの美術館のレストランに入ってランチを早速。





一般的には1400円からのパスタやピッツアのランチメニューのようですが
せっかくなので今回はツアー参加者全員32名 3500円のコースメニューをお願いしました。


先ずは、前菜から





ガラスのスクエアなお皿にいろいろな前菜が盛りあわせてあって
とても美しい。
この辺は、さすがアクアパッツアプロデュースのレストランだな~・・と。


薄切りハムのサラダ仕立てとイタリアンなオムレツ(何ていう名前化忘れてしまったけど・・・)





なすのグリル バルサミコソース






白身魚のフチットと野菜のビネグレット&パツミジャーノ





カリフラワーだったかな~・・のクリームムース仕立て





とてもすがすがしい、海を見ながら頂くには最高の前菜でした。





次もお楽しみに!



  




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2014年06月07日

162 カジュアルワインセミナー (ル・ヴァン)

Bonjour~~


しばらくぶりのブログになってしまいすいません。
もろもろ諸事情で・・・・。

それにしても、気がついたら知らないうちに梅雨に入ってしまいましたね~!!
梅雨に入った途端に、連日の大雨。
いや~、、、またまた農作物や天災などの被害が出なければいいのですが・・・。


で、もう10日ほど前になってしまいましたが、
群馬日仏協会の例会として開催した「カジュアルワインセミナー」について
ちょっと様子をご案内しようと思います。





群馬日仏協会では様々なセミナーを開催しているんですが
フランスと言えばやっぱりワイン(ヴァン) というわけで
前回は協会のメンバーの関係で、ソムリエの方にお越しいただいて
様々なワインの産地や種類、特徴なども学びながら
ちょっとフォーマルに講習会を開催しましたが

気楽に、あまり肩肘張らないでワインを楽しむ
そんな会もやって欲しい という要望にお応えするかたちで
その名も「カジュアルワインセミナー」を開催したわけです。





開催場所は、協会のメンバーでもある「bar a vin LE VIN(バー ア ヴァン ル・ヴァン」
を貸し切って開催しました。

Le・Vin (ル・ヴァン)
TEL 027-223-3311
群馬県前橋市南町4-32-17 テラサワビル1F
営業時間  18:00~翌1:00(L.O.0:30)
        金・土・祝前日18:00~翌2:00
     日曜18:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 月曜






オーナーの篠田氏がソムリエで始めたこのお店なので
今回もスーパーや一般の酒店ではあまり見かけない 
ちょっと特徴のある珍しいワインを赤、白5種類づつ
(内容を控えるの忘れてしまいました・・・)
それに勿論アペリテイフの共に、まずはシャンパーニュで乾杯。




お料理も若いシェフですが有名店で修業経験もある料理人が
ワインのお供として様々なお料理を用意してくれました。








このセミナーのタイトル通り、お店には会員の方でいっぱいになり
普段、会員でありながらなかなか顔を合わせることもなかったメンバーとの交流も含め
楽しいワインセミナーになったのでは と思います。





急きょ、今ちまたで話題の富岡製糸場がある富岡市の岩井市長も協会の一会員として
お忙しい中 前橋まで駆けつけて下さり、一層 盛り上がりを見せた
カジュアルワインセミナーでした。





今回、都合で参加できなかったメンバーの方
そして、こんな会なら会員になってもいいという方は
会員になって、是非 カジュアルワインせミナーに次回は参加してください。





会場になったル・ヴァンもとてもサンパ(気さく)なカジュアルで雰囲気のあるお店です。
”でもカジュアルなだけではなくて、本格的にワインのことも勉強しながら
味わいたい。”
という方にはうってつけのお店ですので、
まだ行ったことのない方が是非行かれてみてはいかがですか?


  




Posted by フランスさん at 14:30Comments(0)スタージュ(セミナー)

2014年03月25日

152-3 フロマージュセミナー2014 (前橋市)

Bonjour~~~!


うわ~、、、けっこう花粉・・・来てます!!
皆さんは大丈夫ですか??





さて、フロマージュセミナーの最終回です。





先ずは、「ゴーダ3年熟成・・・」








ゴーダは本来、オランダのフロマージュですが
今回、講師のY氏曰く、このゴーダはフランスで熟成されて
日本に輸入したフロマージュなので、あえて・・・ということでした。





僕も、そのあまりにもよくしっている
個人的にはあまり好みではない、ゴーダですが
まず、その姿と色が、僕の知っているゴーダではないこと。
それも3年熟成 なんていうのがあるんだ~と。
まあ知っている人にとっては、当然なのかもしれませんが、
フロマージュは本当に奥が深いですね~・・!

で、このゴーダ すでに色があめ色に・・・。
けっこう硬くなったその3年熟成のゴーダは一見
熟成ミモレットのようだけど、また全然ちがっていて
Y氏曰く、味噌のような香りがする・・・と。
強烈なアミノ酸の旨み・・・?が本当に口いっぱいに広がって
実に美味い!!
ワイン?もっと強いお酒でもOKかも
それにしてもお酒との相性抜群です。

次はフランス・ブルゴーニュの典型的なウオッシュタイプのフロマージュ
「エポワス」




表面がオレンジ色になる、一般的に多くの日本人が苦手なタイプのフロマージュかな??

でも実は僕はこのタイプのフロマージュが大好きで、
今回Y氏が持ってきてくれたエポワスは、とても食べやすい
食べごろのものを提供してくれたので、程よくクリーミーで
あまりツーンと来ない、旨みのみが口に広がる感じでした。





でも僕はもっと熟成が進んで、もっとトロトロクリーミーで
ちょっと口の中に入れると、ピリッとするくらい
熟成が進んでしまったのも好きなんです。
このフロマージュは美味しい、自然酵母油分の含まないパンと
ブルゴーニュの赤ワインが必須です。





個人的には、このエポワスをタルトにしたのが大好きで
濃厚なこの旨みが口いっぱいに広がってむちゃくちゃ好きです。
本当に美味い!


そして最後は、フランス・ミデイ・ピラネー地方の代表的な
青かびのフロマージュ「ロックフォール」
その中でもカルル社のロックフォールを頂きました。








Y氏も説明で言っていましたが、一般的にロックフォールは
塩分がとても強いので、塩辛いイメージがあるのですが
このカルル社のロックフォールはあまり塩辛くなくてとてもマイルド
食べやすいだけではなくて、とてもクリーミーで旨みたぷりの
本当に美味しいロックフォールでした。





ロックフォールは個人的には、サラダに入れたり
ロックフォールをグラタン用のベシャメルソースに加えたり
ステーキやパスタのソースにもしたりするので
本当に大好きなポピュラーなフロマージュです。





今回は用意出来ませんでしたが、ピレネーのワインのロゼと頂くと
本当に美味しいんです。

もしピレネーかプロヴァンスのロゼが手に入ったら
是非とも一緒に召し上がってください。
相性いいですよ!





講師のY氏が本当に食べごろに仕上げて持ってきて頂いた
最高のフロマージュを堪能出来て、
ただ好きに買って、好きに食べるのもいいけど
いろいろなことをちゃんと聞きながら、知識を入れて味わってみると
それはそれでまた、いままで気が付かなかったいろいろなことも発見できて
本当に、美味しく有意義なフロマージュセミナーでした。

そして一緒に頂いた、TomBo Bekaryのバゲット、
木暮さんが作った、幻のベラベッカ
植木副会長に選んでいただいたワインも本当に美味しくて
最高のフロマージュセミナーでしたよ!!

フロマージュ最高!!
モンテ・ドラーゴ 最高です。

  




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2014年03月23日

152-2 フロマージュセミナー2014 (前橋市)

Bonjour~~~


世の中、丁度今日はお彼岸の三連休の最終日
ちょっと風はありますが、ずいぶんと暖かい春~って感じの日和です。

実は、このフロマージュセミナーの続きのブログを
先日書いていて、ほぼ8割くらい書き上げたところで
ちょっと来客もあって、途中で書くのをやめつつ
その後、さあ再開と書き始めたのですが、何をどう押してしまったのか
画面がパッと変わったと思ったら、
何と・・・今まで書いていたブログの画面も変わってすべておじゃん・・・・

そうなると、またあらためて一からブログを書き直すエネルギーもなく
ちょっと時間が経ってしまったんです。

みんなさんはそんなことないですか~・・・?


で、何日か経ってちょっとモチベーションも少し戻ってきたので
前回のフロマージュセミナーの続きをご紹介します。





先ず、今回用意してもらったフロマージュは6種類





ブリヤ・サヴァラン・アフィネ・ア・ラ・トリュフ
サントモール・ド・トウレーヌ
プチアグール
ゴーダ3年熟成・ゴールドスター
エポワス
ロックフォール・ッカルル

お皿に6種類のフロマージュと干しぶどう、干しいちじくを取り分けて頂き

先ずは、フランス・ブルゴーニュ地方の白カビタイプのフロマージュ
「ブリヤ・サヴァラン・アフィネ・ア・ラ・トリュフ」








その名の通り、真ん中に黒トリュフが挟んであって
口に中に入れると、ほんのりとトリュフの薫りが膨らんできて・・・

実は私ごとながら、十数年前に飲酒中に倒れて病院に搬送
ある病気で手術を行って、命を取り留めた・・なんていう経験があるので
それから、あまり外ではアルコールを飲まない
そう決めて、いつも無礼は承知で、アルコールの勧めを断っていたのですが

講師のY氏に
”このフロマージュを食べるのに、ワイン 飲まないんですか?”
と言われれ・・・納得しててしまい
思わず、ワインを飲んでしまいました。
まあ、そのくらいの思いにさせられてしまうほど
フロマージュが美味かった ということなんですが・・・。

フロマージュにはワインはやっぱり欠かせないですからね~!!


次は、フランス産の特にソントル(中央県)のヤギのフロマージュとして
もっともポピュラーなシェーブル「サントモール・ド・トウレーヌ」








周りが黒いのは木炭をまぶしてあるからなんですが
日本人はシェーブルは癖があって、ちょっと苦手 という人もいますが
サントモールはあまり癖もなく食べやすいタイプかな・・・。
とてもクリーミーで美味い。

ヴァンソンは個人的には、もっと熟成が進んで
匂いがもっと強くなったくらいのが好きなんです。


次はプチアグール
フランス・アキテーヌ地方の羊のフロマージュ








今回は専用の削り器・ジロールを持ってきてくれて
ハンドルを回しながら薄く削ると、花弁のようにシワシワのひだ状になって
それを乾かないうちに、そっと頂くと
香りが口いっぱいに広がって、実に美味い!

僕は今まで、ナイフで薄く削ってしか食べたことがなかったから
シロールで削ったプチアグールに感激。
一人で他の人の3倍くらい頂いてしまいました。

次回、あと半分のフロマージュについてご紹介します。

つづく





  




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2014年03月19日

152-1 フロマージュセミナー2014 (前橋市)

Bonjour~~~


随分と暖かくなってきました。
4月中旬ごろの暖かさのようで、今こうしてブログを書いている事務所より
外の方が暖かいくらいかも・・・。


さて、先般 群馬日仏協会ではすでに恒例になりました
フロマージュセミナー2014を開催しました。





これまでは、桐生で開催(レストラン シェフ ハヤカワ)していたのですが
今回は前橋で・・・
桐生まで行くのは少々大変、という諸会員のご要望にもお応えでいればと
会場を探したところ、いい場所が・・・





やはり協会の会員評議員でもある群馬日産所有のGNビルの中
群馬ハンドレッドクラブにて開催しました。

いや~いい場所を提供いただき感激でした。
また次回も使わせて頂きたいです!!

で、今回のフロマージュセミナーの講師もいつものように
協会の会員でもある「フロマージュリー モンテドラーゴ」 の山本清喜氏







シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュというう称号を持つ
ただチーズを仕入れて売っているだけではなく
仕入れたチーズを更に、熟成をコントロールして
まさに食べごろに仕上げて販売する方です。

そんな山本氏が今回、フロマージュセミナーの為に選んだフロマージュは
6種類、なかなかスーパーとかではお目にかかれないフロマージュです。





そして、パンはやはり会員でもある、TomBo Bakery のバゲットと
山本氏が用意した、干しぶどうと干しイチジク





会員のMiyakeで販売する 木暮小百合さんが作る例のベラベッカ





ワインは副会長の植木氏のクラシードで調達した
2007年のシャトー・タルボと2011年のブルゴーニュの赤ワイン





サンペレグリノの炭酸水、
ブルゴーニュのスパークリングワインと炭酸入りノンアルコールのシャメイ





協会主催ならではのお手頃価格の参加費でのフロマージュセミナーです。





次回はその様子をお知らせします。

  




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2013年07月19日

121 ジュンヌ・クレアシオン



Bounjour ~★

日仏協会に入ってからアートな日々を過ごしている
「ベルナール」です。 
「食」だけではありませんよ~


先日行われました群馬日仏協会7月例会・芸術文化会
「ジュンヌ・クレアシオンにみるアート・アソシエーションの可能性」
Frédéric Weigel / フレデリック・ヴェジェル
Responsable de la section artistique de l’association franco-japonaise de Gunma
群馬日仏協会 芸術部会長

にいってきました!!

今回のイベントは、ジュンヌ・クレアシオン会長であるジェレミー・シャボー氏をお招きし、
フランスにおけるアソシエーションのしくみと、アートシーンでアソシエーションがはたしている役割について
のお話です。




フランスにおけるアート・アソシエーションの代表的存在の
「ジュンヌ・クレアシオン」とは

群馬日仏協会HPお知らせより

ジュンヌ・クレアシオン(Jeune Création)は、1949年に創設された歴史あるアソシエーションです。創設者のPaul Rebeyrolle以来、アーティストたち自身の手により運営されてきました。現代アートの新しい才能をみいだし、若い世代のアーティストを支援することを目指しています。ジュンヌ・クレアシオンによる国際現代美術サロンは 、現代アートの多様性と生命力を反映するものとして定評があります。毎年、2000を超える応募の中から選ばれた60ほどの作品がパリ のソンキャトル(Le 104 Cent Quatre)に展示されます。さらに、きめの細かい展示の場としてギャラリー・ジュンヌ・クレアシオンが運営されています。パリ18区にあるこのスペースでは、新しい才能を発見し若手アーティストを支えるために数々の企画展がおこなわれています。加えて、アーティストの活動をより広く紹介するために他の団体の協力のもと外部での展覧会も企画されています。
http://www.jeunecreation.org

そんなすごい団体の会長が今回、群馬日仏協会の為に来ていただいたなんてすごい!
もうわくわくどきどきですkirakira01




第一部
まずは群馬日仏協会 芸術部会長 フレデリックさんによる
L'école レコール―美大でレジデンス公募によって選ばれた群馬のアーティストも参加した
ご報告。





こちらは群馬日仏協会 芸術部会のHPがありますのでこちらをご覧ください。
結構見応えがあります。
http://art-projet.fj-de-gunma.com/



プレス情報で動画の紹介もあるので
こちらもおすすめ
>プレス情報





第二部は先ほどご紹介した
ジュンヌ・クレアシオン会長であるジェレミー・シャボーさんのお話




イケメンface01フランス人icon14


「これほど歴史があり美しいエネルギーに満ちあふれる国にこれたことをうれしく思います」
こちらこそ来ていただきありがとうございます。



「事務局はパリにあります。会員はインターナショナルでフランス以外の人も在籍しています。」
「特に若手のアーティストが制作活動を続けられるように発表の機会があるように手助けをします。」
ふむふむ



アートに対する考えは日本はまだまだ遅れているんだなと思いました。

このところ群馬、前橋では徐々にアートが盛り上がってきています。
中之条ビエンナーレやアーツ前橋などなど・・・・
このまま群馬をアートな県としてならないかな~と思った今回のイベントでした。
国内的、国外的にも集客になるんじゃないでしょうか・・・・??animal


アーティストの方や芸術に興味あるかたも
群馬日仏協会いかがですか~

群馬日仏協会 芸術部会 
http://art-projet.fj-de-gunma.com/
  




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2012年06月15日

55-2 フランス菓子ミヤケ(桐生市)

Bonjour

前回のお菓子教室「LE SUCRE ET LE SALE」
第1回コンフィチュール教室の続きです。



今回は第1回ということあり6名の方が参加されていました。
デモンストレーション講習で作った
コンフィチュール(ジャムのフランス語)は3種類

① いちごとグレープフルーツ



② パイナップルとライム、ローズマリーと黒胡椒風味



③ ブルーベリーと甘夏




普段、日本のスーパーや輸入食材店では見かけない組み合わせのコンフィチュールです。

フランスには各地方や地域でその土地の様々な種類のコンフィチュールを作っているだけではなく
コンフィチュール専門の業者やお菓子屋さんでも色々な種類のコンフィチュールを作っています。
いったいどのくらいの種類が実際にあるのかは分かりませんが、
以前、パリ17区の広場で販売していたお店は100種類位のコンフィチュールを販売していました。


フランスでは一般的には、朝食の定番はまだまだ、パンにバターにコンフィチュール
そしてカフェクレーム(カフェオレ)ですし、
コンフィチュールは、フランス人が大好きなフロマージュと合わせたり
ヨーグルトやフロマージュブランに混ぜて食べたり、肉料理のソースとして使ったりもするので
とても消費量が多く、定番のコンフィチュールだけでは”飽きてしまう”
というのもあるのかもしれません。

定番コンフィチュールも日本でよく食べるジャムからすれば別格の美味しさですが・・・。

最近日本のスーパーで、ボンヌママンのコンフィチュールも売っていますが
何故か、フランスで売られているコンフチュールと味が違うような気がするのですが
私の気のせいでしょうか?
どなたかその真相をご存じないですか?


さて、作り方は一つ一つ丁寧に材料の仕込みから作り方のポイントなどを実演しながら
あっというまに3種類のコンフィチュールが出来上がりました。




そして、いよいよ試食。。。。

目の前で作った3種類のコンフィチュールと
オリジナルで焼き上げた生クリーム入りのしっとりとしたオリジナルのスコーン
それにフロマージュブランに美味しい紅茶とともに頂きました。



以前映画“西の魔女が死んだ”の中の場面で見たワイルドストロベリー畑の苺を摘んでジャムを作り
庭で育てたハーブでお茶を入れて一緒にいただく、硬直した気持ちが解放されるような
そんな場面を思い出すようなひと時でした。



どのコンフィチュールもいわゆる凝固させるためによく使用するペクチンやいやなべたつきが出てしまう
ゼラチンを使用していないので、とても口触りのいいコンフィチュールです。




グラニュー糖の品のいい甘さと食材本来の甘味や酸味、そしてローズマリーや黒胡椒をつかった
コンフィチュールは、味に奥行きと広がりにニュアンスが加わり味の余韻が楽しめます。

果物のコンフィチュールはそれぞれの果物の味が凝縮した季節に作ると
更に味に奥行きが出てくるんでしょうね~。

一年を通して、自家製コンフィチュールを作るなんていうのは、とても心豊かで贅沢なことです。




で、そんな贅沢を手っ取り早く手に入れてしまおうと考える私みたいな人には
何とミヤケから木暮さん特製のコンフィチュールが発売されました。

私も早速手に入れましたよ。

美味しいパンなどを手に入れて、皆さんもよかったら試して下さい。




フランス菓子 ミヤケ
〒376-0014 桐生市広沢町間ノ島393-6 
TEL.0277-52-5852
URL http://www.miyakenet.com/
定休日:火曜日、営業時間:AM10:00-PM9:00
  




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2012年06月13日

55-1 フランス菓子ミヤケ(桐生市)

Boujour!

ミレイユに代わってヴァンソンがお伝えします。

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フランス菓子 ミヤケ
〒376-0014 桐生市広沢町間ノ島393-6 
TEL.0277-52-5852
定休日:火曜日、営業時間:AM10:00-PM9:00



ついに梅雨になってしまいましたね~。
日本独特の季節で、ジメジメしていてこの季節は
好きじゃない人も沢山いるかもしれませんが
でも、新緑は雨に映えて美しいし、紫陽花が綺麗な季節で
私はけっこう「好き」かもしれません。




さて、今回は群馬日仏協会の会員で美味しいタルトなど
本場フランスレベルのお菓子を提供してくれる「ミヤケ」で
お菓子教室「LE SUCRE ET LE SALE(ル・シュクル エ ル・セル)
のオープニングとして
第1回コンフィチュール(ジャム)教室を開催するというので早速取材に行ってきました。






なぜ、ミヤケでお菓子教室が始まったかというと
実は、木暮小百合(きぐれ さゆり)さんという方が、フランス菓子ミヤケに商品アドバイザーとして加わったからなんです。

群馬日仏協会にも入会して頂きました。




でこの木暮さん、只者ではありません!
もともと伊勢崎出身の方で、まずは東京で飲食業とはまったく異なる仕事をした後
一代発起して1994年にパリの私立の名門料理学校:コルドンブルーに入学する為に渡仏。
http://www.cordonbleu.co.jp/

2000年にはパリ市内にある「スプーン」という、あの史上最年少で3つ星を獲得した
フランスが生んだ天才料理人、アラン・デュカスがプロデュースする多国籍レストランで

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%82%B9

約6年間シェフ・パティシエールを務めていた方なんです。

この「SPOON」
http://www31.ocn.ne.jp/~kiln/yukino/spoon.htm
※グルマン・ピュスのレストラン紀行から引用)
一時はパリで最も予約が取れないレストランとして有名で
様々なメディア取り上げられ話題を独占したレストランで
その当時のシェフ・パティシエールが木暮さんだったというわけです。

6年間のシェフ・パティシエールの後も、パリ・コルドンブルーの職員として従事し、
3年前帰国し、鎌倉市にある人気コンフィチュール専門店のロミユニ・コンフチュール
商品開発に携わるなど、業界の最前線で活躍してきた人なわけです。

そんな木暮さんが桐生「ミヤケ」のオーナー三宅 新氏と出合いで実現したお菓子教室なわけです。





それでは次回はそのコンフィチュール教室の模様をお伝えします。




お楽しみに!
  




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2012年05月27日

51-2 第3回フロマージュセミナー(桐生市)

第3回フロマージュセミナーのレポートの続きで~す。


さて、二皿目の3種類ー
青カビタイプのフルム・ダンベール。


フルム・ダンベール

塩加減が絶妙で青カビタイプなのにポロポロしていなくて、
なめらかでねっとり、とろけました。


次はハーブの香りをまとい、
地中海のコルシカ島からやってきた羊さんのミルクフロマージュ、
サブール・ド・マキ。



サブール・ド・マキ

複雑に絡みあう香りの中に
羊乳のあっさりとしてクリーミィな味わいで、
名前のとおり風味豊かなフロマージュでした




さて、いよいよおおとり、大好きなコンテ・ド・モンターニュ。



コンテ・ド・モンターニュ


どちらかと言えば私はハード系のタイプが好きなので、
今回コンテがいただけて幸せでした。

まさに深く余韻のある味わい、
口の中にずっととっておきたいこの味!
最後のひと切れはこれで締めました。





そう言えば、フロマージュをいただく時に欠かせない、
美味しいバゲットとくるみとレーズンのカンパーニュも
ドライアプリコット、無花果とレーズンも、フロマージュの美味しさを
より一層引き立たせてくれました。





山本さんの講義は興味深く、しかもフロマージュは美味しく
とても楽しい夕べでした。



フロマージュリー モンテ ドラーゴ
高崎市江木町1471-2
TEL 027-327-8665 Fax 027-327-8650
ホームページ:http://homepage2.nifty.com/montedorago/contents.html  




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2012年05月25日

51-1  5月例会フロマージュセミナー(桐生市) 

Bonjour!


さて今回は群馬日仏協会の5月例会で開催された
「第3回フロマージュセミナー」をご紹介します。




今回のフロマージュセミナーは第3回目。

すでに2回開催され好評でしたので、前回2回から一段アップ中級編として
5月18日(金)に桐生のレストラン シェフ・ハヤカワで開催されたのですが、
募集定員18人のところ、22名の参加で
レストラン内が超満員状態になりました。




ところで私、アメリーは、
今年4月に群馬日仏協会に入会させていただいたので、
今回初めてのセミナー参加となりました。


3年前、13年3ヶ月暮らしたフランスから日本に帰国して、
今年2月から群馬に戻って来ました。

フロマージュ(チーズ)は日本では価格のうえで高嶺の花。
デパートか数少ない専門店でしか買うことが出来ないので、
気軽にいただくことはできません。




今回このフロマージュセミナーに参加でき、
久しぶりにフランスのフロマージュを堪能いたしました。


それでは早速フロマージュレポートです。




カマンベール                        ブリー・ド・モー

カマンベールとブリー・ド・モーは日常的によく食べていましたので、

“ああ、これこれ、この味ー!”




ガレ・ド・ラ・ロワール


ガレ・ド・ラ・ロワールは初めてででしたが、
山本さんの仰るように、ほのかな甘味が感じられ
クリーミィで美味しかったです。

そして、実は唯一苦手なヤギのフロマージュ「シェーブル」

ロワールの古城巡りの起点の街トゥールに4年近く住んでいたのですが、
近隣の町や村がシェーブルの産地で、
家庭でもレストランでも頻繁に登場するのが
まさにこのヤギさんのフロマージュ。

私は口の中でピリッと刺すような感じと、
鼻に抜けるモワァッした香りが苦手でした。



クロタン・ド・シャヴィニョル


ところが、ここでいただいたクロタン・ド・シャヴィニョルは全く違って、
“来るぞ来るぞあのピリッとモワァッが・・・”

と思って口に入れた瞬間、濃厚なのに爽やかな香りがきてー

“あれ、これシェーブル?”

今まで食べたことのあるものと全く違うものでした。
山本さんの仰るには、「雑菌がついてそれが繁殖すると、
あの刺すような感じが出る」そうです。



フランス人にとってはフロマージュは
日本人にとってのお漬物みたいなものなので、
熟成の度合いや微妙な味加減も千差万別
更に食べる人が各々好みでタイミングや保存の仕方にこだわりを持つのですから、
味わいがその種類以上にバラエティーに富むと言うことなのでしょうね。

そして私は、この時からヤギさんのフロマージュが苦手で無くなりました!


続きは次回に!




一般社団法人群馬日仏協会
〒371-0801
群馬県前橋市文京町1-47-1(㈱すいらん内)
TEL 027-223-6311(すいらん内)FAX 027-221-5909
E-mail; info@fj-de-gunma.com
URL:http://www.fj-de-gunma.com
  




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2012年03月31日

45 フランス語で話そう salon du francais

Bonjour!
今日はブログ初登場!フィリップさんの「フランス語イベント体験レポート」をご紹介します。

~~~~~~~~~~~~~~~~

Enchante! (はじめまして!) 
みなさん、フィリップです。
今回は僕が参加した群馬日仏協会の2月の例会をレポートします。

その前に簡単な自己紹介
僕は高崎在住で普段は会社員をしています。

昔からフランスが大好きで、いつか自由気ままなフランス旅行ができたらなぁなんて思いながら、最近ではフランス語を勉強中です。

ちなみにここのブログでよく登場するヴァンソンさんにちょっぴりフランス語を習ってます。
まだ始めたばかりですが、フランス語って少し発音が難しくて覚えるのが大変ですね...。
早くスラスラ話せるようになりたいっ!

そんな今の僕にぴったりなイベントが2月25日(土)に高崎で行われた日仏協会の2月の例会でした。



テーマは、『フランス語で話そう -salon du francais -』
「自己紹介と、今一番興味のあるもの、または挑戦していること」をフランス語で発表し合うという内容です。

例会当日は「一体どんな人が集まるのだろう」なんてちょっと心配もしましたが、参加された方々は年齢も職業も様々な12名。

一番驚いたのは、参加された方の中にシャンソン歌手の方やアーティストさんがいらした事です。
ほんと、みなさんの職業がバラエティに富んでいました。



会場の雰囲気もお茶やお菓子を食べながら、ワイワイ、ガヤガヤといった感じで、とても和やかなムードでほっとしました。

さて、肝心のフランス語でのスピーチですが、一人5分以内だったにも関わらず、初心者レベルの僕は2分くらいしか話すことができず...。



以外と5分は長い...)まだまだ修行が足りませんね。

でも、他の参加者さんの中にはフランス語が上手な方もいらして、みんな思い思いにスピーチしていました。
フランス旅行の話だったり、好きな小説家の話だったり、意外な趣味の共通点も見つかったりして。

僕が気になっていたシャンソン歌手の方からはフランス語での生歌を披露してくれました。(その時はみんな感動!) 
また、参加された方の中にパン屋さんの方がいらして、近い将来フランスでパン作りを学びたいなんて夢も話してくださいました。

「フランスでパン作り」 とても素敵ですよね?
みなさんのスピーチを聞きながら、やっぱりみんなフランスが好きなんだなあって改めて感じました。



年齢も職業も違うのに、フランスが好きというだけで妙な一体感。
おかげで予定より30分もオーバーして例会はお開きとなりました。
とても充実した例会だったと思います。
今後もこのような機会があったら、参加してみたいですね。



レポートは以上ですが、フランスに興味のある方は、群馬日仏協会のイベントを是非チェックしてみて下さい。
きっとフランスが身近に感じられますよ!

では、また。 Salut! 
  




Posted by フランスさん at 14:03Comments(0)スタージュ(セミナー)

2011年05月10日

15-3 群馬日仏協会エリアミーティング(前橋・4/24)

Bonjour!

GWも終わって、日常が戻ってきました。
たくさん休んだようで、でも休日は遊んじゃうから、結局あわただしかったり・・・。
もっと遊びたいような、ほっとしたような、そんな感じの月曜日でしたhare02

さてさて、煉瓦の蔵で行われたエリアミーティングリポートの最終回、パン オー ノア(Pain aux noix)を作ります!

パン オー ノア(Pain aux noix)

パン オー ノア

切れ目を入れる パン オー ノアは中強力粉やライ麦粉、マッシュポテト、大量のクルミが入ったずっしりと重い外側はしっかりと固いけど、中はもっちりしっとりで、小麦とクルミの味がとてもよくわかる凄く美味しいパンです。

これもまたまたとってもデリッシュ~!!

ブラボ~ ムッシュ・クボタ!

焼くそれにしても同じ工程でそれぞれ参加した人がそれぞれパンを作りましたが、同じパンでも焼きあがったパンはホント 姿、形が違うんですよね~。
やっぱり作る人の個性がパンに出るんでしょうかね~??

そしてちょっと待っている間、お腹が鳴るのを悟られないようにじっと待った後に、いよいよみんなで作った、焼きたてのパンの試食! 

その味に大満足!

個性的なパンたちあらためて、パンの美味しいさ、魅力の再発見でした。

それにしてもパン作りってホント、大変です!

久保田さんはじめ、日々美味しいパンを一つ一つ時間をかけて愛情を込めて作っているパン職人さんには感謝、感謝です!

久保田さん、増田社長、ありがとうございました。

またの機会を楽しみにしていま~~~す!


会場
増田煉瓦 http://www.masudarenga.co.jp/
la-pizzeria http://www.dan-b.com/la-pizzeria/
  




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2011年05月08日

15-2 群馬日仏協会エリアミーティング(前橋・4/24)

Bonjour!

パン作りリポート、第二回!

さてさて、今回のエリアミーティングでは、

パンの魅力について、
パンの基本的な作り方、
日本でフランスや海外で作るパンと同じパンを作る苦労や問題点、
窯の違いによってどのくらいパンの膨らみ方が違うのか、
パンに向いている小麦粉と日本で生産される小麦粉のメリットとデメリットなど etc・・・

いろいろなことを知ることができました。

パン作りはなんとも奥が深いものです。

で、難しい話もさることながら、今回は実際にパン作りの実体験を交えながら久保田さんが丁寧に説明をしてくださいました。

Cake sale ケーク サレ
Cake sale ケーク サレ

今回作ったのは、今話題のCake sale ケーク サレ(しょっぱいケーキ=甘くないケーキ)とPain aux noix パン オー ノア(クルミのパン)です。

型に流す
ケーク サレは、見た目は、よくバナナやフルーツなんかをいれて焼く甘いパウンドケーキのようですが、実際には、玉葱、人参、ハムやチーズ、ビールなんかも入れて作る甘くない野菜とハムのケーキ??なんですが、意外と簡単に出来ました。

甘くないケーキということで、どんなのかな~と思いましたが、これがなかなか美味。
軽い食事やおやつにぴったりです~。

オーブン
次回はPain aux noix パン オー ノア(クルミのパン)を作ります!






会場
増田煉瓦 http://www.masudarenga.co.jp/
la-pizzeria http://www.dan-b.com/la-pizzeria/   




Posted by フランスさん at 06:37Comments(0)スタージュ(セミナー)