フランスを知りたい!!群馬とフランスの架け橋 【群馬日仏協会】 会員募集中!!

2012年06月30日

58-2 家庭で出来る簡単フランス料理Leçon18

Salade de comcombre aux yaourt
(きゅうりのヨーグルト漬けサラダ) 



夏に近づくきゅうりが出回る季節になると、
家庭でもレストランでもよく食べるサラダです。

フランスではきゅうりは一年中出回っているわけではなく、
またそのきゅうりが異常に大きく、水っぽいだけで味があまりないので、
日本のきゅうりで作るのとはちょっと違いますが、
日本のきゅうりで作った方が食感がしっかりしたものになります。

はじめてフランスで食べた時、ヨーグルトがしょっぱい(甘くない)ので
ちょっと最初は違和感を感じたりしましたが、
別にヨーグルトは甘くして食べるだけではないんですよね~。

慣れるとさわやかで美味しいですよ。

それでは早速レシピです。



まず、きゅうりの皮を薄く剥きます。
日本のキュウリは皮も特に渋くないので
皮は皮で最後のグリーンサラダに混ぜて食べて下さい。

今回は出来るだけ食感をオリジナルに近付けるために皮をむきます。



皮はむいたら本当は輪切りにしますが、日本のきゅうりの断面は大きくないので、
縦に薄く切ります。



大き目なパットにキュウリを平らに敷きつめ、塩をふって約15分ほど置いておきます。


次にヨーグルトソースを作ります。



ヨーグルトにすりつぶしたにんにく1片、オリーブオイル、
レモン汁、ワイン酢を入れコショウを少々してよく混ぜます。
更に刻んだミントまぜます。



ヨーグルトソースをパットに敷いたキュウリにかけます。
ヨーグルトマリネって感じです。



そして冷蔵庫で冷たく冷やしておきます。




食べる前に更にキュウリとヨーグルトソースを薄く敷きつめ、
フレッシュミントを飾り、黒コショーを軽く振って出来上がりです。


ミントのさわやかさと、ヨーグルトが癖になる味です。

  




Posted by フランスさん at 08:00Comments(0)フランス家庭料理レシピ

2012年06月28日

58-1家庭で出来る簡単フランス料理Leçon18

Bonjour !

じめじめした梅雨時、ちょっと食欲がなくなってきたり

でも、体力をつけるために栄養をしっかり取りたい時にいいかな~思い

今回はまた特に簡単に出来て、とても典型的なフランス家庭料理をご紹介します。


今日のムニュ(MENU)は



サラッドゥ ドゥ コンコンブル オー ヤウルトゥ 





ロッチドゥ ポー オーレ


 



タルト オー フラン







次回はレシピをご紹介します。
  




Posted by フランスさん at 08:00Comments(1)フランス家庭料理レシピ

2012年06月26日

57-2  カフェ・カパーブル (高崎市)

Bonjour!


Vincentは明日からフランスに約1週間行ってきます。

仕事も兼ねてですが、久しぶりに連絡のあったフランス人の旧友達にも会えるので

楽しみです。

パリ11区でTintilouというレストランのオーナーシェフをしているフランス人の友人や

パリのシェフ仲間の中で注目されているレストランにも行ってきます。

いろいろな出来事も含め、興味深いものがあればまた何かお伝えしま~す。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、前回に続いてデザートともう一つのセットをご紹介します。




「コンプレ得々セット」についてくるデザートです。
デザートはチョコレートバナナのクレープ

ちゃんとガレット生地ではなくて
クレープ生地で出てきました。

クレープ生地は、小麦と卵を牛乳と溶かしバター少々で溶いた生地で焼くのですが、
生意気な言い方ですが、ガレット生地とクレープ生地の違いを
”ちゃんと分かっているんだ~”と、ちょっと感心しました。

けっこうごっちゃになっているお店多いんですよ。

クレープ生地はふんわりしっとり、絹のようになめらかで柔らかいのが
クレープ生地の特徴なんです。

あとはバナナと生クリームとチョコレートの内容と
生地にどう入れるか??
生地の上にただそれぞれを乗せていただけなので
バナナもバターでソテーしてカルバドスでフランベ とか
もしバナナが生なら、生クリームにカルバドスか
グランマルニエを加えて自家製にするとか・・・
なんか“サービスデザート的すぎ”てもったいない気がしました。



カプチーノは最近いろいろなところで、
絵を描いて出すのが流行っていますがこちらはシンプルにハート。
こちらは間違えなく美味しかったです。
コーヒー豆にイタリアのコーヒーメーカー、ラヴァッツア(LAVAZZA)
使っているんです!

実は私が一番好きなコーヒーメーカーで特にカフェ・エクスプレッス
(エスプレッソ:伊)にはこの豆が一番だと思っているので、
自宅でも勿論、ラヴァッツアを使っています。

料理がまあまあでもコーヒーが今一つというレストランやカフェが多い中で
これは立派ですkirakira01

もう一つ注文した
チキンとトマトのガレットセット、サラダ付き



何故か洋食屋さんなどに行くと付いてくる
サラダにキャベツの千切りとキュウリとトマト、コーンが入っているお決まりサラダ。
それに、和風かフレンチかイタリアンかあともう一つ忘れてしまいましたが
そのドレッシングを選ぶのですが・・・
この選び方は、ファミレス??



この後出てくるガレットの上にもレタスとパプリカの薄切りが乗っているので
この最初に出てくるサラダはちょっと意味不明な感じもします。

こちらのセットにもアップルティーが出てきて
いよいよ、チキンとトマトとチーズが溶けたガレット

こちらも同様、蕎麦粉のガレット生地はパリパリで完璧。

美味しい!!

中に入っているトマトソースはブイヨンは入れずに
もう少しシンプルで酸味とハーブのきいたものの方が好みですが
でも美味しかったです。

こちらも出来れば、レタスは上に乗せずに横に添えるほうが絶対いいと思います。
せっかくコンプレとは違うガレットなのに
同じもののように見えてしまう。

それか、四方を内側に畳むのではなく三角に折りたたむ感じの方が
食べやすいし、見た目もいい感じがします。

それと男性にとっては量的にちょっと物足りないので
茹でたじゃがいもをトッピングしたガレットを
是非出して頂けたらと思います。

フランスでも人気です。




最後に出てきたカフェ・エクスプレスもとても美味しかったです。
しっかり泡立っていていいカフェです。


個人的な感想ですが

結論からすると、大変おこがましいようですが、
フランス好きの人たち皆で
是非是非育ててあげたい「カフェレストラン」です。
ガレット生地は本当に美味しい!!


神楽坂のフランス人が経営しているガレットで有名な
某レストランより生地は美味しいと思います。

あとは出し方、トッピングの仕方
サラダの構成の仕方などなど・・・。

ガレットをお店の看板メニューとして
全面に出しているのですがら
もっと本格的なフランス色を強く出した方が
遠方からも食べに来るようになるのではないかな・・・。



店主と話したわけではないですが
店側的には、ちょっとフランス色を前面に出さないで
控え目にあえてしているのかもしれません。
でも、最近東京によくあるフレンチカジュアルな感じであれば
ちょっと敷居の高い感じのするフレンチのイメージには
ならないのではないかな~。



最近の人(女性)たちは雑誌やその他で様々な情報を得ているで
意外と本格的なものの方が、肯定してくれる人が
多いのではと思うしリピート率も高くなるのでは。
音楽も現代シャンソンとか流した方がいい気がします・・・。

ちょっと隠れ家的な場所にあるのですが、
皆さんも食べに行ってみてはいかがですか?
ガレット生地本物ですよ!




カフェ・カパーブル
群馬県高崎市下小鳥町92-4
営業時間 11:00~23:00 - 定休日 月曜日、第3日曜日
URL;http://cafe-capable.com/



  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストラン

2012年06月23日

57-1 カフェ・カパーブル (高崎市)

Bonjour

相変わらず梅雨空の毎日ですね~ame02
体調など悪くしていませんか?

私も少し体調が悪くなったくらいの方が食欲が減っていいんですよね~。

でもこのジメジメな梅雨時も、まったく食欲が落ちず
我が家の庭に春先に植えたバジルがかなり大きくなってきたので
そろそろジェノベーゼソースを作らなくてはと
思わずニヤニヤしてしまいますicon06

こんなことでは我が肝臓がフォアグラになってしまいますね・・・。face07


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて今回もVincentがお届けします。

群馬日仏協会の会員の方から情報を頂いたので
早速、ランチに行ってきました。


カフェ・カパーブル
群馬県高崎市下小鳥町92-4
営業時間 11:00~23:00 - 定休日 月曜日、第3日曜日
URL;http://cafe-capable.com/




今回伺ったのは、「カフェ・カパーブル」Café Capable
直訳するとフランス語で“有能なカフェ” 
とか“出来るカフェ”ってところでしょうか。

前橋方面からだと17号バイパスを高崎方面へ向かって行くと
第一病院を過ぎて右側にトヨタがあるんだけど

その信号を右折、通称・花みずき通りを右折して
しばらくいくと右斜め角にセブンイレブンがあってそこを鋭角に右に曲がりしばらくいくと
新しく建てたばかり?のかっこいい感じの花水木医院があり次の角を左に曲がると直ぐ左に
カフェ・カパーブルがあります。

ちょっと奥に引っ込んでいるせいか
最初はそこが分からずに2度ほど通り過ぎてしまいました・・・。

駐車場はお店の前にやっと4,5台停められるくらいの
スペースがあります。




ちょっとお店の中が暗めですが

中に入ると、観葉植物や壁に絵が描いてあったり
ちょっとおしゃれな感じ。




アクセサリーや小物、オリーブオイル石鹸なんかも
一緒に販売しているのかな?



あんまりしっかりインテリアではなくて
もしかしたらこのくらい自然に雑然としている方が
居心地はいいのかもしれません・・・。

個人的にはもう少しこだわって欲しい気がしますが・・・。




今回のここの目的は最近このブログの中でも
多く取り上げている「ブルターニュガレット」が食べれるお店。

そうそう、実はガレットってこのブルターニュガレットだけではなくて
表面がカリカリの平らに焼いたものは
みんなガレットって言うんですよ!


お菓子のガレットもあるし、
以前、フランス家庭料理でも紹介した、じゃがいものガレット
なんていうのもあるので・・・。

で早速、蕎麦粉のブルターニュガレットを注文しました。

メニューの中に「コンプレ得々セット ¥1,280」
(サラダが乗ってるガレット・コンプレとアップルティー、
デザートにチョコレートバナナクレープと飲み物(今回はカプチーノ))
というのがあったのでまずそのセットを注文





それとトマトとチキンのガレット¥940をガレットセットにして
+¥310円でエクスプレッソとサラダ付きにしました。


まず、コンプレというのはプランス語で“完全な”という意味
全部入ってるガレット ということなのでしょう。
蕎麦粉のガレットの中にハム、チーズ、半熟卵の目玉焼き。


これまで群馬で食べたガレット生地の中では
一番美味しかったです。

ガレットはパリっとちょっとカリっとしてなくては
ガレットとは言えないのですが、

ちゃんとパリっと香ばしくて塩加減もバッチリでした。
ハムとチーズの量も言うことなし。




しいて言えば、このガレットコンプレの上に、
レタスやパプリカの薄切りが何故かのっていること。

たぶん、カレットだけだと見栄えや華やかに欠けるので上に乗せたのだと思うのですが、

サラダは横に添えるか、別のお皿に入れて出して欲しかった。
せっかく出来のいいガレットがもったいない気がします。


サービスで出てきたアップルティー。
これもサービスで出てくるお茶としては美味しかったです。

このブルターニュガレットの本場、ブルターニュ地方は
りんごのシードルやりんごのお酒、カルバドスの産地。

たぶんそんなことで、店主的にはアップルティーを
サービスで付けてくれたのだと思うのですが、
セットにカプチィーノが付いているし、
蕎麦粉のガレットとそれほど相性がいいとは思えないので
ここはもう少し頑張って、
季節の野菜のポタージュスープくらい付けてくれた方が
いいかな~・・・と。




つづきま~す。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(1)カフェ・レストラン

2012年06月20日

56-2 ぐんまフランス祭=もんじゃ焼きのルーツ2

Bonjour!


それでは早速前回の続き、いよいよ核心です。



赤堀歴史民俗資料館内蚕産の様子


群馬は養蚕が盛んであったことで分かるように土地は痩せ、
米を含め農作物があまり育たず、しかしうどん粉(中力粉)やそば粉は多く取れ、
うどんやそばをよく食べたことから、
この「クレープ」を作ることは可能だったと思われます。




黒小麦のクレープ


そして、実際この時代に鉄板をわざわざ作って食す、
それもおやつとして一般的だった食べ物が庶民の間にあったとは
当時の経済状況から考えても不自然です。

つまり富岡にいたフランス人にとっては、富岡製糸場の前には
横須賀造船所で精鉄技術を伝授していたことからも
彼らにとっては精度の高い鉄板を手に入れることは
まったく問題がなかったわけです。



土手なしもんじゃ2


それにもともと昭和の初めの駄菓子文化の「もんじゃ焼」は
今日のように沢山の具を入れて、土手を作って焼くようなものではなく、
殆ど何も具として入れることはなく、薄く薄く焼いて食べたものです。

ですからある意味クレープを焼くための鉄板をわざわざ用意したと考えられ、
そしてそこでクレープを焼いてみせ、
焼きあがったものを

「食べなさい、食べなさい  Mangez!Mangez!」と・・・。

つまりフランス語で 「モンジェ!モンジェ」 

これを聞いた当時の人たちはフランス語の意味は分からないので
これを「モンジェ」という食べ物だと理解したならば、
まさしくこれは「モンジェ焼き」つまり「もんじゃ焼き」に他ならないのです。

「もんじゃ焼き」は群馬県東部に多くあるといわれていますが、
「もんじゃ」は群馬県全域に存在していて、
群馬県中東部の伊勢崎や桐生は絹織物の産地、

中部の前橋などは養蚕や絹貿易で栄えたので、

群馬県西部に位置する「富岡製糸場」は絹織物工場であったことからも、

養蚕や絹に関係する場所に関係者から関係者に伝えられて
庶民でも作れる食材だったことから次第に食されるようになった
と考えるのが理屈に合っていると考えられます。



土手なしもんじゃ3


食べ方や焼き方は時代性や地域事情によって変化することは当然のことなので、
それに関してはそれほど重要ではないような気がします。

それでは何故、埼玉や東京下町特に浅草に「もんじゃ焼き」があるかというと、
江戸時代から旧中山道(国道17号&18号)を通ってたどり着くのが
まさに東京下町であり、
中仙道を通って江戸に上ったところに上屋敷があったのが
上州(群馬)や越後(新潟)です。


最近ではスカイツリーが出来たおかげで
これまで東武伊勢崎線と群馬の伊勢崎市まで結ぶ線が
東武スカイツリーラインとなり、伊勢崎という名称が消され
名称が変更されましたが、



昔の東武伊勢崎線


旧国鉄(JR)では、以前は日本がフランスと絹貿易のために
前橋から横浜まで鉄道を敷いて横浜港から絹製品を輸出した歴史があるように
以前は、東武スカイツリーラインは浅草から前橋までつながっていて、
かなり東京下町とは歴史的な関係が深いのです。




浅草寺の雷門・左右には雷神、風神が


それに実際、「かかあ殿下と空っ風」「雷の産地」
浅草の「雷門」には雷神、風神があり群馬の象徴と一緒と
いうのが不思議であり、
上州気質と江戸っ子気質はまったく同じ!!

「雷おこしは古くからの小麦の産地である
群馬のポンポン菓子を飴で固めたもので、
群馬県人が浅草で販売したのがルーツ」



 
浅草の雷おこし


現在一般的にルーツと名乗りを上げている東京下町の某地は
埋め立て地であり、もんじゃ発祥といわれる時代には、
その地はまだ存在していなかったようです。

勿論、もんじゃを普及させた功績は素晴らしいことだと思いますが・・・  
                                       



土手なしもんじゃ4


関西方面のモダン焼きも、西洋のガレットのような
モダンな食べ物ということだったり、
広島のお好み焼きもクレープのように薄く伸ばして
そこに様々な食材を乗せ(折り込んで)完成させるのは
使用する食材が比較的似ていたりするので
ブルターニュガレットがルーツなのかもしれません。
こちらは想像ですが・・・。

現在の土手を作って焼くもんじゃは、商品単価を上げて
おやつとしてではなく、お好み焼きのように食事として成立するように
考えられた、商業ベースのもんじゃであり
歴史はそれをちゃんと証明しているので今のもんじゃの姿は
ルーツとは関係ないのだと思います。



でもガレットももんじゃ焼もモダン焼き(お好み)も広島風も
どれもそれぞれとても美味しい
「粉もの文化の象徴」 
ということには異論はまったくないのですが・・・。


それと、最初の方でちょっとお伝えした「お好み焼き もんじゃ KANSAI」
ですが、KANSAIという社名ですが、
実は群馬の会社なんです。

群馬、埼玉、東京銀座に18店舗を展開する会社で日々進化を続けています。

ちょっと桐生の「築地銀だこ」や前橋の「サッポロ一番」のような
ネーミングの仕方ですよね。




お好み焼き もんじゃ KANSAI
本社:〒372-0055 群馬県伊勢崎市曲輪町29番地2-1
TEL 0270-23-4774 FAX 0270-23-4546
URL http://www.collabo-kansai.com/






  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)ぐんまフランス祭り

2012年06月17日

56-1ぐんまフランス祭=もんじゃ焼きのルーツ

Bonjour!!

梅雨ですね~

6月の後半くらいになると
渋川方面に行く途中17号のセンターに植えてある
真っ白な紫陽花がホント綺麗ですよね~

それに渋川の真光寺の紫陽花もとても見事です。
行かれたことのない方は是非お勧めです。


それでは相変わらずヴァンソンがお伝えします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

昨年からもんじゃ焼のルーツは「群馬」という説を、
群馬県庁舎で開催した「ぐんまフランス祭2011」のときに
「お好み焼き もんじゃのKANSAI」で表示してもらい
ご協力頂いたのですが
群馬日仏協会のブログでも一度ご紹介したいな~
と思っていました。



第1回ぐんまフランス祭2011の様子


はじめて聞く人は???が頭の周りに
沢山でているのが分かるのですが、
最後になると皆さん、かなり“なっとく”のようです。


もんじゃ焼きのルーツは江戸時代後期とされています。
ウィキペディアにも「もんじゃ焼のルーツ」を検索すると
これまでの定説は書かれています。



昔ながらの土手なしもんじゃ


江戸時代末期、近代産業への取り組みとして
欧米人を日本へ招聘しその石杖を築いたことは周知の通りですが、
そのころ群馬県富岡市では現在、世界遺産登録を目指す
日本近代産業のシンボルである「富岡製糸場」の建設を目指していました。




富岡製糸場正面


実はその中心的な技師であったポール・ブリューナはフランス人。




ポール・ブリュナーは上段右から二人目の白シャツの人


江戸幕府末期に幕府側はアメリカを含め
それまで接触してきた欧米国と様々な交渉を行っていました。
中でも近代産業技術の習得を急ぎ内々に交渉を続けていたわけです。




当時を描いた、官営富岡製糸場


その頃、フランスの大きな産業の一つであった絹産業が
危機的状況になっていて
それは蚕の疫病による死滅が続き、その当時フランスの産業の中でも
大きなウエートを占めていた絹織物産業に重大な影響を及ぼしていたのです。

そんなタイミングでフランスの技術者が世界中に蚕を探しに旅をしていたわけですが
そんな折、日本の蚕が病気に非常に強いこと、
日本には品質の高い絹糸が収穫できることを知り
フランスは絹と日本は近代産業技術というそれぞれの思惑が合致し、
フランスの高い造船技術と精鉄技術、絹産業の海外工場的な役割として
富岡製糸場を造ることに両政府が合意したと言われています。



日本はフランスから近代産業の高水準の技術を学び、
また近代紡績工場で機械織りした高品質の絹織物を
フランスに輸出することで潤い
フランスは日本で生産したフランスの技術で生産された
高品質の絹織物を欧米各国に売り潤うという
両国にとってまさに相思相愛な状況にあったわけです。

そしてフランスの技術が伝承され日本の近代産業化が進んでいきました。


 

ブルターニュガレット


さて、そこでフランスの北西部のブルターニュ地方の名物料理
「フルターニュガレット(クレープ)」という存在が浮上してくるのです。
フランスブルターニュ地方は群馬県とも似た気候地質で
あまり通常の作物にとっていい土壌ではないのですが
蕎麦や麦を収穫するにはとても適していて、粉もの文化が発達したわけです。




ブルターニュガレット2


で、「ガレット」は本来小麦粉やそば粉を水やシードル、ビールなどで溶き、
薄く焼いたものに卵やハム、ベーコン、チーズなど様々なもの乗せながら、
火を通しそのまま食べたり、デザートとしてジャムをつけたりして食す食事です。




ブルターニュガレットの中の小麦粉のデザートクレープ


現在の日本でクレープの相称で親しまれているものは
ガレットの中でも小麦粉と卵、牛乳を混ぜて薄く焼いて食べるもので、
日本では原宿のクレープ屋さんの影響で、デザートのように思われていますが、
本来のガレットはフランス北西部のブルターニュ地方の郷土料理です。






クレープを焼いたものを重ねておいてあるところ



そしておそらくこのポール・ブリューナ達の中に
(当時フランス人の調理人も同行していた)
日本とフランスの文化の壁を縮める為に、
(はじめて見る西洋人ですから、きっと当時の人はびくびくしたでしょう)
当時の群馬・上州の人たちとの交流を考え、
食事を通してお互いを理解しあうことで意思の疎通を図ろうとした時、
言葉が通じない条件の中でこれを解消するために
この「ガレット(クレープ)」を作ったら・・・。



ブルターニュガレットの中の小麦粉のデザートクレープ2


またクレープ(小麦で作ったもの)とはフランス語の語源的に
「(絹)のちりめん」という意味があるので、
紡績工場で話を盛り上げるにも好都合だったと思われます。

そろそろイメージが湧いてきたでしょう?



つづく



一般社団法人群馬日仏協会
〒371-0801 群馬県前橋市文京町1-47-1 ㈱すいらん内
TEL 027-223-6311(すいらん内)
E-mail info@fj-de-gunma.com
URL http://www.fj-de-gunma.com/
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)ぐんまフランス祭り

2012年06月15日

55-2 フランス菓子ミヤケ(桐生市)

Bonjour

前回のお菓子教室「LE SUCRE ET LE SALE」
第1回コンフィチュール教室の続きです。



今回は第1回ということあり6名の方が参加されていました。
デモンストレーション講習で作った
コンフィチュール(ジャムのフランス語)は3種類

① いちごとグレープフルーツ



② パイナップルとライム、ローズマリーと黒胡椒風味



③ ブルーベリーと甘夏




普段、日本のスーパーや輸入食材店では見かけない組み合わせのコンフィチュールです。

フランスには各地方や地域でその土地の様々な種類のコンフィチュールを作っているだけではなく
コンフィチュール専門の業者やお菓子屋さんでも色々な種類のコンフィチュールを作っています。
いったいどのくらいの種類が実際にあるのかは分かりませんが、
以前、パリ17区の広場で販売していたお店は100種類位のコンフィチュールを販売していました。


フランスでは一般的には、朝食の定番はまだまだ、パンにバターにコンフィチュール
そしてカフェクレーム(カフェオレ)ですし、
コンフィチュールは、フランス人が大好きなフロマージュと合わせたり
ヨーグルトやフロマージュブランに混ぜて食べたり、肉料理のソースとして使ったりもするので
とても消費量が多く、定番のコンフィチュールだけでは”飽きてしまう”
というのもあるのかもしれません。

定番コンフィチュールも日本でよく食べるジャムからすれば別格の美味しさですが・・・。

最近日本のスーパーで、ボンヌママンのコンフィチュールも売っていますが
何故か、フランスで売られているコンフチュールと味が違うような気がするのですが
私の気のせいでしょうか?
どなたかその真相をご存じないですか?


さて、作り方は一つ一つ丁寧に材料の仕込みから作り方のポイントなどを実演しながら
あっというまに3種類のコンフィチュールが出来上がりました。




そして、いよいよ試食。。。。

目の前で作った3種類のコンフィチュールと
オリジナルで焼き上げた生クリーム入りのしっとりとしたオリジナルのスコーン
それにフロマージュブランに美味しい紅茶とともに頂きました。



以前映画“西の魔女が死んだ”の中の場面で見たワイルドストロベリー畑の苺を摘んでジャムを作り
庭で育てたハーブでお茶を入れて一緒にいただく、硬直した気持ちが解放されるような
そんな場面を思い出すようなひと時でした。



どのコンフィチュールもいわゆる凝固させるためによく使用するペクチンやいやなべたつきが出てしまう
ゼラチンを使用していないので、とても口触りのいいコンフィチュールです。




グラニュー糖の品のいい甘さと食材本来の甘味や酸味、そしてローズマリーや黒胡椒をつかった
コンフィチュールは、味に奥行きと広がりにニュアンスが加わり味の余韻が楽しめます。

果物のコンフィチュールはそれぞれの果物の味が凝縮した季節に作ると
更に味に奥行きが出てくるんでしょうね~。

一年を通して、自家製コンフィチュールを作るなんていうのは、とても心豊かで贅沢なことです。




で、そんな贅沢を手っ取り早く手に入れてしまおうと考える私みたいな人には
何とミヤケから木暮さん特製のコンフィチュールが発売されました。

私も早速手に入れましたよ。

美味しいパンなどを手に入れて、皆さんもよかったら試して下さい。




フランス菓子 ミヤケ
〒376-0014 桐生市広沢町間ノ島393-6 
TEL.0277-52-5852
URL http://www.miyakenet.com/
定休日:火曜日、営業時間:AM10:00-PM9:00
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)スタージュ(セミナー)

2012年06月13日

55-1 フランス菓子ミヤケ(桐生市)

Boujour!

ミレイユに代わってヴァンソンがお伝えします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


フランス菓子 ミヤケ
〒376-0014 桐生市広沢町間ノ島393-6 
TEL.0277-52-5852
定休日:火曜日、営業時間:AM10:00-PM9:00



ついに梅雨になってしまいましたね~。
日本独特の季節で、ジメジメしていてこの季節は
好きじゃない人も沢山いるかもしれませんが
でも、新緑は雨に映えて美しいし、紫陽花が綺麗な季節で
私はけっこう「好き」かもしれません。




さて、今回は群馬日仏協会の会員で美味しいタルトなど
本場フランスレベルのお菓子を提供してくれる「ミヤケ」で
お菓子教室「LE SUCRE ET LE SALE(ル・シュクル エ ル・セル)
のオープニングとして
第1回コンフィチュール(ジャム)教室を開催するというので早速取材に行ってきました。






なぜ、ミヤケでお菓子教室が始まったかというと
実は、木暮小百合(きぐれ さゆり)さんという方が、フランス菓子ミヤケに商品アドバイザーとして加わったからなんです。

群馬日仏協会にも入会して頂きました。




でこの木暮さん、只者ではありません!
もともと伊勢崎出身の方で、まずは東京で飲食業とはまったく異なる仕事をした後
一代発起して1994年にパリの私立の名門料理学校:コルドンブルーに入学する為に渡仏。
http://www.cordonbleu.co.jp/

2000年にはパリ市内にある「スプーン」という、あの史上最年少で3つ星を獲得した
フランスが生んだ天才料理人、アラン・デュカスがプロデュースする多国籍レストランで

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%82%B9

約6年間シェフ・パティシエールを務めていた方なんです。

この「SPOON」
http://www31.ocn.ne.jp/~kiln/yukino/spoon.htm
※グルマン・ピュスのレストラン紀行から引用)
一時はパリで最も予約が取れないレストランとして有名で
様々なメディア取り上げられ話題を独占したレストランで
その当時のシェフ・パティシエールが木暮さんだったというわけです。

6年間のシェフ・パティシエールの後も、パリ・コルドンブルーの職員として従事し、
3年前帰国し、鎌倉市にある人気コンフィチュール専門店のロミユニ・コンフチュール
商品開発に携わるなど、業界の最前線で活躍してきた人なわけです。

そんな木暮さんが桐生「ミヤケ」のオーナー三宅 新氏と出合いで実現したお菓子教室なわけです。





それでは次回はそのコンフィチュール教室の模様をお伝えします。




お楽しみに!
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)スタージュ(セミナー)

2012年06月04日

53 蕎麦 貴石 (太田市)

Bonjour!


最近ちょっとミレイユがいろいろあって忙しいので
いつもフランス家庭料理を紹介しているヴァンソンが代行でお届けします。

それにしてもいっこうにスカッとする天気なりませんね~・・・

例年だと、5月はまるで南仏を思い出させるほど同じような陽気で
いつもなら我が家では南仏のように外で朝も夜も、もちろん休みの昼は
外で食事に、お茶に・・・なんですが
なかなか出来ないですね~。

ホントに異常気象??

蕎麦 貴石(きしゃく)

〒379-2301
太田市藪塚町1238-3
TEL/FAX 0277-78-7766
水曜日定休 



最近地元紙、上毛新聞にフランスブルターニュ地方の
蕎麦粉のガレットが取り上げられたりして
「注目の蕎麦屋がある」 
と同じ群馬日仏協会のメンバーからの情報で

“それならちょっとランチに行ってみようか”
ということで行ってきました。



前橋からは前橋南ICから北関東自動車道に乗って、太田藪塚ICで降り
そこから10分くらいでしょうか、
ちょっとメインの通りから入った、知らなければなかなか行かないだろう
という場所にこのお蕎麦屋さんがありました。




外観は、元は倉庫?のような建物の中に古民家の入口を
埋め込んだような造りで
店主の“ただの蕎麦屋じゃないぞ”みたいな心意気を感じる雰囲気




店内に入ると隠れ家のような、頑張っていい雰囲気にしよ~
という気持ちが表れた店内で 気持ちがいいですね。




で、まあ蕎麦屋ですから日本蕎麦がメインのお店なのですが
今回僕らは、蕎麦粉のブルターニュガレットを試食に来たので・・・





ということで、4人で行って
2人はスタンダードなハムとグリュイエールチーズと卵の蕎麦粉のガレット
あと2人はハムとグリュイエールチーズのガレットがついてくる限定5食の蕎麦セットを頼みました。

今回は蕎麦の感想はなしにします。
実は私ヴァンソンは、「毎日お昼は蕎麦でもいい」というほど
蕎麦好きなのですが、今回はあえて私の蕎麦魂が出てこないように
あえて食べなかったので
蕎麦粉のガレットのみのコメントにしておきます。

蕎麦粉のガレットとはブルターニュ地方の郷土料理
日本では小麦粉でつくったお菓子クレープが有名ですが
フランスブルターニュでは伝統的に蕎麦粉で
このクレープ(ガレット)を焼きます。

食事ガレットですね。
ハムやチーズ、キノコや鳥肉、サーモンやサワークリームなど
さまざまな食材をトッピングして食べます。

ガレット生地も日本の蕎麦のようにニ八や七三、生粉打ちのように十割だったり
山芋や麩糊をつなぎに混ぜたりする日本蕎麦のように 
このガレット生地にも蕎麦粉100%だったり小麦粉を混ぜたり、卵入り
卵なし、水のみ、シードルやビールを使うもの、牛乳を少し混ぜるもの
溶かしバターを混ぜ込むものなど
割合や好き好きが家庭やお店でいろいろあるんです。

店主に“なぜ蕎麦粉のガレットを出すようになったんですか?”
と聞いたところ
“日本の蕎麦の他にも蕎麦粉を使った料理が世界にはあるんだ” 
ということを知って欲しいから
と答えてくれました。

もの凄く忙しい最中にお聞きしたので、
ちょっとご迷惑をお掛けしてしまいました。

本当は何か他にこだわりがあったのかもしれませんが
タイミングが悪く申し訳なかったかもしれません。




でこのガレット。
こういう蕎麦粉を使った料理があるという事実を伝えるには
いいのかもしれませんね。
“確かに面白い!”

ただ、本当のガレットの美味しさや魅力を
もっと伝えるような内容であればもっといいな~と


蕎麦粉のガレットの大きさや焼き加減
トッピングするものの内容や塩加減。
それにバターが重要なのですが、塩バターが十分じゃなかったかな・・・
いずれにしても店主に是非、本当に美味しいブルターニュガレットを
食べて欲しいな~と
ヴァンソン的には思いました。

このお店の批判ではないですのでくれぐれも誤解のないよう・・・。


お店から醸し出す意気込みは大好きなので
是非、それに磨きを掛けて おさわり的なガレット広報ではなく
本物のガレットの美味しさや魅力も伝えてもらえれば
ガレット好きな私としては嬉しいかな~

でもこういった店が群馬県内に増えるのは
群馬県内に本当のフランスを伝えようとしている
私達にとってはとても嬉しいことです。



他にも群馬にこんなお店がありますよ
というのがあれば、是非お知らせください!
取材に行きま~す!


よろしくお願いします。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストラン

2012年06月02日

52-3 家庭で出来る簡単フランス料理Leçon17

Bonjour!!

今回は意外と一度食べるとみんなハマってしまう大好きなデザートです!!


それでは早速レシピをご紹介!

Tarte tatin タルトタタン  
(焼きたてりんごのタルト)   



今回もフランス人の大好きな熱々で食べるタルトをご紹介します。

もともとタタンというホテルを経営していた姉妹が、
りんごのタルトを作ろうとしてタルト生地を入れ忘れて
後からタルト生地をかぶせてつくった失敗談から生まれたお菓子ですが、
これがとても美味しかったので、
これがレシピとなって広まったものです。

私も我が家の家族もとっても大好きなデザートです。

まず、今回もタルト生地を作るのが面倒だったので、
市販のパイ生地を使いました。



りんごは大きめ3個、グラニュー糖100g、バター50g
グランマルニエかカルバドスのようなリキュール大さじ1、シナモン少々、

直径14cmくらいの取っ手のない鍋かケーキ型を用意します。



りんごは1/4にカットして皮をむいておきます。



鍋に砂糖とバターを入れ溶かしたら
そこにリんごを加え焦がさないようにりんごの向きを変えながら弱火ゆっくり火を通します。



りんごかしんなりしてしてきたら水大さじ1とグランマルニエ大さじ1杯、
シナモンを少々加えさらに焦げないようにヘラでよくかき混ぜ、



りんごの側面を変えながら火を通し全体が飴色になったら火から下ろします。

リんごの向きを調えきれいに並べ底に崩れない程度に押しつけ
隙間がないようにします。



底に上から大きさにカットしたパイ生地をかぶせ、
生地とりんごの間に空気があまり残らないようにしっかりとかぶせます。

190度に温めておいたオーブンに入れ約30分ほど焼き、



焼き上がったら、暖かいうちに鍋をお皿の上に一気に逆さにひっくり返します。



焼きたてを頂くデザートなので直ぐにカットしてお皿に盛り付け、
ホイップした生クリームかバニラアイスを添えて召し上がれ!!

最高に美味しいです。

ちょっと苦めのカフェエクスクレスと一緒に頂けば
幸せが更に広がりますよ!!


C‘est délicieux !


以上
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス家庭料理レシピ