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「ぐんまフランス祭2020」

2016年09月24日

230-4 レストラン オ・フィル・デュ・トン (南仏)

Bonjour a tous


台風や秋雨前線の影響だそうですが、
ずっと天気が悪くて秋だというのになんか梅雨時みたいに
ジメジメとした日が続いていたけど
やっと秋晴れになりました~!!

やっぱり青空の方がいいですね(笑)





南仏の素晴らしいレストラン 「オ・フィル・デュ・トン」を
紹介していたのですが、最後の更新が出来なくて
ちょっと間が空いてしまいました・・・・。
ゴメンなさい!





で、そのレストラン オ・フィル・デュ・トンのデイナーメニュー・・・

先ずは前菜から

Méli mélo de légumes croquant...
いろいろなカリカリの野菜と生ハム





Foie gras de canard mi cuit, chips de pain et truffes...
少し火を入れたフォアグラのトリュフとパンのチップスのサンド
ネセロリのピュレに黒トリュフ





Oeuf 62°bouillon à la truffe
62度のブイヨンで熱を入れた半熟卵とトリュフのタリチーヌ





Terrine de poulpe, couteaux au chorizo...
タコのテリーヌと野菜とチョリソをアクセントにした野菜のカクテル





La pêche du jour, fenouil confit et jus de bouillabaisse...
獲れたての魚介類とアイオリソースとフヌイーユのコンフィを
ブイヤベーススープと共に





Piece d' agneau roti, purée de pois chiches au cumin
et crémeux de petits pois à la menthe
子羊のロチスリーとヒヨコマメのクミン味のピュレと
ミント入りクリーミーなグリンピース添え





デザートもかなり色々なバリエーションがあるようですが
今回はここまで・・・(笑)


でも本当に素晴らしいレストラン。
これだけのレストランがもし東京にあったら
かなりの評価をもらえるんじゃないかな~・・・。


日本からこの村のこのレストランに行くのは
ちょっと大変かもしれないけど、
もしこっち方面に行かれることがあったら
是非訪ねて、食事をしてみてください。
内容よりかなりリーズナブルだし、文句なく美味しいので・・・(笑)





Restaurant Au Fil du Temps レストラン オ・フィル・ドュ・トン
51,place Louis Giraud
84210 PERNES LES FONTAINES France
TEL:04 90 30 09 48
Site web: http://aufildutemps84.blogspot.jp/#_=_





  




2016年09月17日

230-3 レストラン オ・フィル・デュ・トン (南仏)

Bonjour


南仏、リュベロン地方ヴォ―クリューズ県の小さな村にあった
知る人ぞ知るレストラン「オ・フィル・デュ・トン」のランチを
ご紹介しています。






南仏は何と言っても湿気がなくとても過ごしやすい気候なので
レストランの食事となると、屋内よりも屋外・・・
外には沢山の人が食事をしているのに
室内にはまったく人がいない、なんていうのが普通~。

意外と日本人は日に焼けるからと言って、
フランスでも屋内で食事する人が多いのですが
フランス人からすると不思議~・・・??!と

で、そのランチの最後はデザート







デザートには丁度この食事をしたころが旬だった
メロンのブルーテにカシスアイスにグランベリー
何とも贅沢な気分になるデザートでした~・・・。


そして、チョコレートと抹茶の圧巻のコラボレーション
凄い!





そして珈琲を頼むと、チョコレートトリュフが
これがまた実に美味い!
最後の最後までまったく手抜きなしの抜群のクオリティー。







でもこれで日本円で約3000円のランチです。
コスパ半端ないです。

このシェフ、本当に料理が好きなんだろうな~!!!





幸せな気分でした。


そんなわけで、次回はちょっとだけデイナーで楽しめる
その他の料理をご紹介します。





Restaurant Au Fil du Temps レストラン オ・フィル・ドュ・トン
51,place Louis Giraud
84210 PERNES LES FONTAINES France
TEL:04 90 30 09 48
Site web: http://aufildutemps84.blogspot.jp/#_=_



  




2016年09月15日

230-2 レストラン オ・フィル・デュ・トン(南仏)

Bonjour a tous


今年の7月に行った南仏リュベロン地方の小さな村の
レストランでのランチの様子をご紹介しています。





一般的に日本で食べるフランス料理とは
見た目も、料理自体もかなり違うと思うのですが・・・。


で、折角南仏にいるので、薄い色合いのビオのロゼもいただきながら、
このロゼも本当に爽やかでいてちょっとベリーな味わいのある
美味しいロゼでした。





で、いよいよ前菜
まずベジェタリアンの友人の前菜は
何と、僕らのアミューズだったものが大量に・・・。

いや~贅沢、贅沢
興奮して写真撮り忘れですが、ようするにもっと大きなお皿に
ピスタッチオのフラン(豆腐のよう)に大量の白トリュフが
半端ない白トリュフ・・・・凄い!

で、僕らの前菜はエビやカニを使ったサラダ
色々な食材とソースが複雑に色々に絡み合って
驚くほど美味しい!
お皿の一品としても見事な美しさでした。








次はメイン
まずベジェタリアンの友人は何と茄子を使った
野菜だけのハンバーガー・・・??





パッションフルーツの甘酸っぱいソースが
野菜の甘みを引き出して、抜群に美味い・・・そうです。
素晴らしい!!





そして僕らは川カマストにかなりしっかり煮込んだラタトゥイユ添え
これがまた見事に美味い。





カマスの身はフワフワ
ちょっと淡白なこの魚に、よく似詰めて味が濃くなったラタトゥイユが
本等によくあうし、添えられていたビオの野菜が
本当に味が濃くてうまい!





一緒に添えられていたクルミのソース??のような
ナッツ系のソースとの相性も本当によくて
似たようなよくある近年のモダンフレンチ?とは違って
こういうタイプの料理は今まで食べたことがなかったので
本当に驚きの連続です。


次回はデザートと???





Restaurant Au Fil du Temps レストラン オ・フィル・ドュ・トン
51,place Louis Giraud
84210 PERNES LES FONTAINES France
TEL:04 90 30 09 48
Site web: http://aufildutemps84.blogspot.jp/#_=_




  




2016年09月13日

230-1 レストラン オ・フィル・デュ・トン(南仏)

Bonjour~~~!


夏休みを終わって既にそろそろ2週間・・・。
なんか疲れがど~っと出てくる頃じゃないですか?
まだまだ蒸し暑いし、台風もこれじゃらが本番だってTVでは注意を促しているし

またまたフランスが恋しくなってきちゃいます(笑)

さて、もう2カ月以上も前になりますが、
私ヴァンソンが今年も行ってきましたフランスで
特に友人に連れて行ってもらった、南仏のレストラン、
本当に素晴らしかったので、ちょっとご紹介しますね。





このレストランは南仏のリュベロン地方の上部にある
PERNES LES FONTAINES(ペルヌ レ フォンテーヌ)
という小さな村にあります。
なかなか日本人などは何かよほどの縁でもなければ
わざわざ車でも行かないようなそんな場所かもしれませんが
でも、こんな小さな村に これだけのクオリティのレストランが
ちゃんと存在するのが、本当に驚きでした。

そのレストランの名前は「オ・フィル・デュ・トン Au Fil du Temps」





Restaurant Au Fil du Temps レストラン オ・フィル・ドュ・トン
51,place Louis Giraud
84210 PERNES LES FONTAINES France
TEL:04 90 30 09 48
Site web: http://aufildutemps84.blogspot.jp/#_=_



村の名前にフォンテーヌ(噴水)とつくだけあって
至る所に小さな噴水があるんです。
丁度フォンテーヌ ドウ ヴォ―クリューズの上に方に位置する
そんな場所に位置するからなのだそう。





で、「小さな噴水がある広場の脇に建つ建物にレストランがあって
その小さな広場にテーブルが並べられていて
そこで、ランチをしましたが、すぐ横には古い教会なんかもあって
なかなかいい雰囲気の場所でした。





ベッジェタリアンのフランス人の友人も一緒だったので
ベジェタリアン食も用意してもらえるかどうか聞いたところ
お任せでいいなら・・・・ということで、
そのメニューも用意してくれて、本当に丁寧で素晴らしい対応でした。

で、メニューのカルトを持って来てくれたのですが
それが、全てレコードのジャケットはメニューカルトになっていて
なかなか・・・。これは期待できるかも??!って。








まずはアミューズでピスタッチオのフランにシ白トリュフソースに
刻みドライトマトのふりかけ?が乗っていて、素晴らしく美味い!!





ベジェタリアンの友人には季節の野菜のコンフィーに
ドライトマトと食用花が・・・。





こちらも素晴らしく美味しい~と歓迎していました。

見た目も本当に美しいし。
幸せなアミューズ。

次回は前菜からご紹介します。





  




2016年09月04日

229-3 Le Cornichon×伊勢崎プリオパレス

Bonjour


2013年にパリビストロ一位になったレストラン「ル・コルニッション」の
コラボイベントの食事会をご紹介しています。

今回はこの食事会の最終回


最後はメイン料理
牛ホホ肉のラザニア、サルサソース
ごぼうは伊勢崎市「農&食」戦略会議
ゴボウ研究部会 会長:田部井さん(堺平塚)
Lasagnette de joue de boeuf fondante, salsa verde








柔らかく煮込まれた牛ホホ肉とベトラーブ(ビート)を
ラザニアで挟みこんだ一品。
牛ホホ肉とベトラーブの組み合わせが実に美味しかった。
ただ、上に乗っていたゴボウは僕の好みではなかったかな~・・・。
本来和食では引き立つ繊維質のシャキシャキ感が
この料理では邪魔をしていて
せっかくのラザニアの美味しいさや食感を邪魔してしまっている感じ。
フランスで手に入る日本のごぼうとはことなるごぼう
サルシフィーならきっと弾力なくもっとサクッと口の中で切れるので
調和したかもしれないけど・・・。
食材提供者がいると難しいですね~・・・。
ゴボウのソースで食べたら美味しかったかも・・・(笑)

そしてデザ―ト
バニラ風味のトマト、ラズベリー、バジルのアイスクリーム、オリーブのボンボン
Tomates vanillees, olives bonbons, framboises et sorbet basilic








黄色と緑はヴァニラ風味に半生乾燥したトマト
そして黒オリーブの砂糖漬けにしたボンボン、フレッシュなラズベリー
そしてバジルのアイスクリーム

これは正直言って、バジルアイスクリームがとっても美味しかったので
これだけでよかった感じです。

普段、パリで出しているデザートの方が美味しかったかな~・・・。

最後にコーヒーか紅茶

そしてお土産に参加者一人一人に手作りマドレーヌを
ル・コルニッションのカードと共に。





美味しかったです!






やっぱり問題は食材かな~・・・。
僕も2回しかル・コルニッションには行っていないから
断定はできないけど、
マチューの料理は食材選びのその組み合わせの面白さが命。
少なくとも、パリのル・コルニッションで食べる料理はかなり美味しい!





やっぱり食材を知り尽くしている場所で作る料理と
今回のように、日常に使っていない日本で手に入る食材や
自ら選んだのではなく、提供された食材で作る料理には限界がある
ってことでしょうか。

是非パリに行かれる機会があったら、
ル・コルニッションで、マチューの料理を堪能してください。





ちなみに「ル・コルニッション」は
ル・コルニッション Le Cornichon
住所:34, rue Gassendi, 75014 Paris
Tel: 01 43 20 40 19
メトロ: Denfert-Rochereau(M4.M6.RERB)/ Mouton-Duvernet(M4) /Gaite(M13)
定休日:土・日
サイト: http://www.lecornichon.fr



  




2016年09月02日

229-2 Le Cornichon×伊勢崎プリオパレス

Bonjour


先日参加した食事会「Le Cornichon×伊勢崎プリオパレス 」の
コラボレーションディナーの様子をご紹介しています。


先ずはコースの初めに
ノドグロのセヴィーチェ・・・ブラムリー、ピーナツ、ハーブ
[ブラムリー(りんご):見城農園 渋川]
Ceviche de poisson, Cranny Smith, Cacahuetes et herbes fraiches








セヴィーチェはペルーやメキシコの魚介のマリネサラダ
最近パリの若いシェフのビストロとかでよく見かける前菜の一つ。

たぶんこの組み合わせだと、フランスだともっと一つひとつの味が濃かったり
魚がもっとねっとりしていたり、りんごもこんなに酸味がなかったり
食べた時にいい感じに混ざり合うんだろうな~・・・というのが印象。
イメージと実際の食材がうまく機能していない感じかな~・・・。


次は
カズパッチョ、シェーブルフレ
Gaspacho








ガスパッチョはスペインとかポルトガルの冷製スープのことですが

やっぱりトマトが違うのかな~・・・。
勿論おいしいのだけど、何かちょっとイメージが・・・。
シェーブル、ヤギのチーズの出来たてが乗っていて
とてもクリーミーで臭みもない美味しいシェーブルには
もう少し味が濃くて甘みのあるトマトで作って欲しかったかな~・・・。


次は
タコのグリル 燻製とうがらし
Poulpe grille au chevre frais
お米(伊勢崎市「農&食」戦略会議)&米麦研究部会:滝澤さん(豊城町)

フランスは元々タコは食べる習慣がなかったのですが、
多国籍料理が多いフランスの中で、料理人も国際化していく中で
フランスでもタコを食べるようになったのだと思いますが
今回、タコ好きが多い日本でタコ料理に挑戦。







たぶん今回の料理の中で一番人気だったのではないでしょうか??
タコがとても柔らかくしてあって
それをグリルで焼いているので、香ばしく柔らかく
とても美味しかったです!
マチュー曰く「フランスではもっとやわらかい!!」とのこと。
その意見もわかる気がしますが、
こんかいのこれがこれでとても美味しく頂きました。
ただコラボしている、刺さっている乾燥米の板はいらなかったかな~。。。