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「ぐんまフランス祭2020」

2013年02月28日

100-1 ルシヨン(南仏プロヴァンス)

Bonjour~~


最近あまりにも寒くて、うかつにも夕飯後にうとうとしていたら
我が家の暖炉の火が消えていて・・・寒くて起きたのですが
すっかり風邪をひいてしまいました。
風邪をひくなんてこと、めったにないんですが
今年は風邪ひいたり、体調を壊すことが多いのは
やっぱり急激に寒くなったり、暖かくなったりするせいでしょうか・・・?


それにしても体調悪~~いです・・・。




さてさて、前回のルールマランに続いてそこから約30分北に位置する
ルシヨンをご紹介します。








ルシヨン周辺は初夏になるとずっとラベンダー畑が続きます。
夏から初秋にかけては一面ヒマワリ畑

本当にのどかで、時間が止まっているかのような静かで
周辺には何もない場所ですが、
車でルシヨンへ向かう間ラベンダーの匂いが香る道を走っていると
目の前に突然、ちょっと今までとは違った色彩の岩場の丘が見えて来ます。









まさにそこがルシヨンなのですが、昔から
その丘の岩から黄色顔料の原料となるオークルが採掘されていた村です。





でこの岩からはオークルだけではなくて、様々な色が採取されて
絵具の原料になったりもしています。





ですから、このルシヨンの建物の全てには、
このルシヨンで採取された顔料で出来た塗料しか使用してはいけないという
村の法律があって、どの家の壁も扉もみんなこの村で採取された顔料で
塗装してあるので本当にカラフルで美しいんです。





お土産屋さんがあったりカフェや小さなレストランがあったり
昔の顔料工場が残っていたりで
特に何があるわけではありませんが
とにかく美しいです。






次は村の細い道を一緒に散策してみましょう!  




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2013年02月25日

99-2 ルールマラン(南仏プロヴァンス)

Bonjour~~~!


前回の南フランス、ブロヴァンスのリュベロン地方の村
ルールマランの第2回です。





ルールマラン城からカフェやショップが並び村の中心に行く途中には
最近、特に大きくなったような・・・マルシェが立ち並びます。





青果や花、オリーブの漬けもの、チーズやパン、肉や腸詰他の調理食材
布や服、家庭雑貨類、アクセサリーなど、かなり幅広く
いろいろなお店が並びます。




若干、観光化されたマルシェ?の感もありますが、
売っている人たちも、観光客慣れしているので
ちょっと買い物を試みたり、雰囲気を楽しむには丁度いいのかもしれません。





マルシェから町中に入っていくと、やはり近年特に観光化されてきたせいか
いろいろな雑貨やファッション関係のお店、骨董店やギャラリー
そしてカフェやレストランが多く並んでいます。














町中と言っても、ほんとうに小さくて
日本のどこか小さな街の商店街程度の規模です。





さらに、あまり観光客は普段見掛けませんが
街並の細い路地とかを散策してみると
暖かい季節には、花で飾られたベランダや様々な色にペイントされた
窓や扉が本当に美しい。







最近は日本の観光ツアーでも、このリュベロン地方を回る
企画が随分と増えた様な気がします。
世界遺産とか、特に凄く有名な場所や歴史的建造物があるわけではありませんが
何故、印象派やセザンヌ、マチス、ピカソ、そしてそれ以降の多くの画家が
この南フランスの地に魅せられ、アトリエを構えたのか・・・。


機会があれば、是非訪ねてみて欲しい場所の一つです。


  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2013年02月23日

99-1 ルールマラン(南仏プロヴァンス)

Bonjour


連日寒い日が続きます。
こんな寒い時期に、なんと我が家の灯油式の床暖房が壊れてしまって
我が家は暖炉のみの暖房で、
いつもはそれぞれ気ままにゴロゴロしている我が家の猫三匹も
珍しく互いに寄せ合って貼りつきながら丸まっています。
よほど寒いのでしょうね~・・・。


さて、以前に南仏、エクサンプロヴァンスをご紹介しましたが
今回は、そのエクサンプロヴァンスから車で約40分ほどのところに位置する
小さな村、ルールマランLourmarinを今回はご紹介しようと思います。





ルールマランは、作家アルベール・カミュがこの村で
晩年を過ごし、村はずれの墓地に埋葬されていることでも知られていますが、
オリーブ畑や果樹園の緑に囲まれたとても穏やかなリュベロン地方を代表する
世界で最も美しい村の一つと言われる場所です。


ピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12ヶ月」で一躍有名になりましたが
とても小さな村ながら、
ミシュランの一つ星レストラン、「オーベルジュ・ラ・フニエール」
フランスきっての有名女性シェフがいて、彼女の本も出版されていて大人気です。








そして「ムーラン・ドゥ・ルールマラン」。








高級ホテルを兼ねたこのレストランは、
数年前のミシュランで確か二つ星を取った・・・と思いますが、
本当に小さな小さな村ですが、驚くべき村なんです。





ルールマランにはプロヴァンス独特の石造りの城もあって
城の中腹には、池のある空中庭園なんかもあり
趣きがあります。








城の裏手には、のどかなオリーブ畑が広がり
光と影が織りなす、まるで時間がとまったかのような
のどかで穏やかな空間が広がっています。







この城から少し離れた所には市場も立ち、おしゃれなカフェも並ぶ
美しい村です。


次回は町中をご紹介します。


  




Posted by フランスさん at 06:10Comments(0)フランス情報

2013年02月19日

98-4 ベージュ アランデュカス(銀座)

Bonjour


昨日はちょっと雪まじりの雨なんかも降ったり
もの凄い風も吹いてとても寒くてひどい天気でした~・・・。

今日はすっかり快晴ですが・・・。

僕は花粉症なので、こんな天気のせいもあってか
ここ2,3日ちょっと目の周りがかゆくなったり
花がむずむずしたり・・・。

今年は花粉の飛散量がかなり多いようなので・・・心配です。



さて、いよいよベージュ最後のご報告

デザート2種です。


まず最初のデザートは、
ヴァシュラン、ヴァニラアイスクリームといちごのソルベ





ヴァシュランとは、メレンゲを使ってヴァニラアイスクリームなどで
王冠型に模って作る、もともとはとても古典的なデザートです。


ここで頂いたヴェシュランは、ヴァニラアイスクリームといちごのソルベ
苺の乾燥チップスにメレンゲが王冠風に配置してあって
頂く直前に、そこに苺のコンポート仕立てのソースをかけて
頂きました。




こちも、苺のソルベが実に濃厚~~~。
苺のコンポートソースも実に味が濃縮していて
これまでのお料理のコンセプトと同様に
苺をそのまま食べるより更に美味しい苺を感じながら
メレンゲのサクサク感
苺のチップスの乾燥した食感の違い
そこに程よくヴァニラアイスがまろやかに包み込んで
実にいい流れ。

デザートというよりは、甘いお料理の締め 
と言った方がいいかもしれません。

一緒にいた木暮さんは、
”メレンゲにはソースをかけないで欲しかった”と言っていました。

どうしてもメレンゲにソースをかけてしまうと
そこだけふにゃふにゃな食感になってしまうので
自分でソースをつけながら食べたい
と言うことでしょう!

それもそうかも・・・。


そして、2つ目のデザートは
カレ・シャネル ショコラ-プラリネ、ヘーゼルナッツのアイスクリーム





四角いヴァローナのチョコレートに
ヘーゼルナッツやアーモンドの粗引きパウダーを
キャラメリーゼしたものが挟んであって??(推測です)
金箔の切りまわしをあしらって、ヘーゼルナッツを飴で
ツーンとコーテイングしたものが2本立っていました。




別にヘーゼルナッツのアイスクリームが添えられていましたが
こちらはいかにもパテイシエの完成されたデザートと言う感じで
コースとはまた別のお楽しみ といった感じの
とても濃厚なデザートでした。


そして、2つのデザートの前に既にテーブルに運ばれていた
ミニヤディース
(ショコラ-パッションとキャラメルのマカロン、シャネルのロゴのショコラ)





こちらは結局お腹いいぱいでお持ち帰り

レストランで出されるものとしてはこれ以上は望めない
というくらいのマカロンだったようです。
実は僕は頂いていません・・・。

ショコラは今回はノーコメントです。


最後に、カフェエクスプレス





濃厚で苦味の中にほんのりと甘酸っぱさを感じる
美味しいコーヒーでした。





僕はカフェには砂糖は入れませんが、お好みで
3種類の砂糖が用意されていました。


ご馳走様でした。


食事の後、ちょっとトイレに

紳士トイレの扉には
フランス国旗のトリコロールに見立てたネクタイが
飾ってありました。





トイレの中は特に特別なことはありませんでしたが
しっかりベージュを基調にコンセプトが活かされていました。





ただ、分かったかのようなコメントになってしまうかもしれませんが、
このベージュのお料理がどのくらい理解されるか・・・。

ミシュラン二つ星でシャネルとのコラボの銀座のフランス料理
と聞くと、大抵の人はとても見た目もゴージャスで
いかにも・・・というお料理を期待してしまうのでは・・・。

でも見た目はとてもシンプル、いわゆる一般的なゴージャス感はないので・・・。
本当はもの凄くゴージャスなんだけど・・・・。

と言う感じです。
いい意味で、食べる方が試される 手ごわいレストランかもしれません。



ベージュ アラン・デュカス BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO
〒104-0061 東京都 中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座 ビルディング10階
Tel: 03-5159-5500. Fax: 03-5159-5501
Email: info@beige.co.jp
URL.: http://www.beige-tokyo.com/
ランチ:AM11:30~PM14:30(L.O.) / ディナー:PM18:00~PM21:30(L.O.)


  




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2013年02月17日

98-3 ベージュ アランデュカス(銀座)

Bonjour


今日は本当にいい天気です。
遠くに見える山が、本当に直ぐそこに見えるほど
空気が澄んですがすがしい日です。
ちょっと寒いですが・・・。


さてさて、銀座の二つ星レストラン 
ベージュ アラン・デュカスの続きです。


いよいよお肉料理です。

メイシャン豚のロティ
ラディッキオのグリエと
フェンネルのフォンダン、トリュフのピュレ




茨城で飼育されている中国産の貴重な品種メイシャン豚のロティ
しっかりとかみごたえのある旨み一杯のお肉

よく一般的に”やわかいと美味い”と言われがちですが
柔らかければ必ずしも美味しいとは限らない
返せば、しっかりと歯ごたえがあって 噛むほどに旨みが溢れるお肉
僕はこういうタイプの肉は好きですね~~。

でも得てして、”この肉固い”って言われてしまいそうですが・・・。





添えられているイタリア野菜ラデイッキオ(皿右上)のグリエと
地中海特産のフェンネル(皿左上)、
ちょうどセロリの根元の株のような野菜ですが
そのフォンダン
バツグンに美味しい!!

香りも歯ごたえも本当にいいです。

それに何と言っても、贅沢なトリュフの濃厚なペースト状のソース
あまり出しゃばらず、でも香り高く 
肉のうまみを凝縮した肉汁のソースと非常にいいハーモニーです。


そしてフロマージュ(チーズ)





すでにお腹いいっぱいだったので
カマンベール(右上)、ロックフォール(右下)、
モルビエ(左下)とコンテ(左上)を
少しづつ取り分けてもらい頂きました。


カマンベールの熟成状態も完璧
コンテは年代物もののようで、こんなに美味しいコンテは初めてでした。

勿論、あまり食べたことのなかったモルビエと
最高のロックフォールも言うことなしです。




それに何より、パンを薄くグリエ(焼いて)して添えられましたが
もともとパンがとても香り高く、個性的だったので
同じパンがトーストされることで
香りが飛んで、癖も半減して フロマージュの香りと味を壊すことなく
いい食感で食べられたことも感心しました。

こうあるべき という感じでしょうか。

まあただ、フォロマージュ用にもう一種類
もう少し穏やかな天然酵母のパンがあっても
よかったかな~というのが僕の好みですが・・・。


次回はミニヤディースとデザート2種です。






ベージュ アラン・デュカス BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO
〒104-0061 東京都 中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座 ビルディング10階
Tel: 03-5159-5500. Fax: 03-5159-5501
Email: info@beige.co.jp
URL.http://www.beige-tokyo.com/
ランチ:AM11:30~PM14:30(L.O.) / ディナー:PM18:00~PM21:30(L.O.)

  




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2013年02月15日

98-2 ベージュ アランデュカス(銀座)

Bonjour!


今日は曇り、ときどき雪なんていう予報ですが、
朝から寒いですね~~~

一昨日の雪や雨で車がドロドロ
昨日は久しぶりに車を洗って、やっと僕の車もピッカピカ
となったばかり・・・
車を洗うと天気が悪くなる・・・
何とか曇りで留まってくれるといいのですが!


さて、前回のベージュの続きです。


いよいよ前菜


北海道産ホタテの貝柱のソテー
ハーブのラヴィオリ?の羽つきグリエ添えホウレン草のソース




先ずはそのホタテの大きさはなかなかのもの!
こんなに大きな帆立の貝柱、最近見たことがなかったですね~!!

そしてラビオリはハーブ?にたぶんパルミジャーノ?か
チーズが入っていてほどよい塩気
まるで羽付き餃子のようにブイヨンと共に
羽付きに旨みを凝縮したラビオリが
貝柱と茹でたほうれん草の上に添えてあります。




ソース、もうピュレとも言える
ほうれん草のソースはその旨みをとことん凝縮して
もうれん草そのものよりもほうれん草を感じる
凄いソースです。

一見シンプルに見えながら
深~い お料理です。


それと、一緒に頂いたパン
美味い!!
ちょっと味に個性があるけど、ソースがしっかりしているので
パンの味がさらに引き立つ感じです。




パンとの相性もちゃんとOK・・・さすがです。


やはり一緒に置かれたバター
あまりバターは通常はレストランでは出されないものだと
認識していましたが、それはそれは美しい黄金色の発酵?バター




エシレ? カルピス?

美しく、本当に美味しいバターです。
最近、アランデュカス氏の影響で どこのレストランも
オリーブオイルがテーブルに置かれていますが
美味しいバターであれば、僕はバターの方が好きです!
美味しいバターであればですが・・・。


次はお魚です。

お魚ー

ヒラメのムニエル
鎌倉の人参添え、レモンのピュレケッパー入り、人参のソース(ピュレ?)




これもまた何と言う厚みのヒラメでしょ~~う!!
こんな肉厚なヒラメなかなかないですよね~!

皮目からしっかり焼け、適度に白味に火が通ったヒラメに
レモンの皮ごと?調理されたピュレにケッパーが入っていて
レモンの酸味と不思議なほどの甘味とほんのりと苦みが旨みに変化して





れに、人参の甘味が更なる旨みとなって
人参の美味しさを濃縮したようなソースとからめると
なんともその甘味が倍増され ヒラメの淡白さが
実に美味しく感じるんですね~・・・・。

凄い、このソース!!

は~っ でした。

これも一見するとシンプル過ぎて
見た目だけならすぐに真似出来るけど、この味は
素材や火加減、いろいろなものの絶妙な調和がなせる技
なんだと思います。

簡単に見えるものほど難しい! という典型のお料理かも・・・。


そうそう、ワインは飲まなかったので
ワイングラスはテーブルから外してくれたのですが
お水のグラスもシンプルなフォルムだけど
とても美しい




今回はお料理のソースがポイントなのかもしれないです。

普通、ソースというと肉や魚貝やハーブ野菜を加え
これを濃縮した動物系のエキスをベースにしたソース

またはワインなどそのベースが果物を主たるものとして
仕上げるソース

ハーブ類や香辛料を油に調合し出来るソース。


でも小島さんのソースは本来ソースを作る為の
臭み取りだったり、甘味を加えるためだったり
そのものを味わうための野菜。

野菜そのものがソースの主役でることが面白い
というか、今までこういう形で野菜自体をソースに変化させ
料理を完成した人がいるんでしょうか・・・?


少なくとも僕は知らなかったので、これは本当に新しい
と思うのですが、どうでしょう・・・?



次は、お肉料理から・・・。

まだまだ続きます。





ベージュ アラン・デュカス BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO
〒104-0061 東京都 中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座 ビルディング10階
Tel: 03-5159-5500. Fax: 03-5159-5501
Email: info@beige.co.jp
URL.http://www.beige-tokyo.com/
ランチ:AM11:30~PM14:30(L.O.) / ディナー:PM18:00~PM21:30(L.O.)


  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストラン

2013年02月13日

98-1 ベージュ アランデュカス(銀座)

Bonjour~~~~!!


ちょっといろいろ忙しくて、ブログの更新のタイミングが
少しずれてしまいました。
すいません・・・・。


今、群馬日仏協会の設立のころからスタッフとしてかかわっている
二人のメンバーが、前橋市議会議員選挙に立候補しているので

こういうことになって、まあ仲間なので応援しようと
ヴァンソンも援護射撃中なわけです。
すいません。



さて、先日やはり群馬日仏協会のスタッフで
ジャム作り講習やらいろいろと飲食関係のことで
お手伝いを頂いている、木暮小百合さんの紹介で
彼女と共に、東京銀座のシャネルビル10Fにある
あの天才シェフ・アランデュカスのレストラン「ベージュ」に
行ってきましたのでご紹介したいと思います。





ベージュ アラン・デュカス BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO
〒104-0061 東京都 中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座 ビルディング10階
Tel: 03-5159-5500. Fax: 03-5159-5501
Email: info@beige.co.jp
URL.http://www.beige-tokyo.com/
ランチ:AM11:30~PM14:30(L.O.) / ディナー:PM18:00~PM21:30(L.O.)



行った日は、何と雪が舞う願っていなかった天気
天気予報を確認しながら、車で行くか電車で行くか・・・。

結局車で行ったのですが、天気予報ほど雪は降らず
車で行って大正解でした。

で、このベージュのシェフはあの天才料理人アランデュカスが
「僕の料理の本質を最も理解している日本人シェフ」と称したのが
ミシュラン二つ星を獲得した料理人・小島 景さん
モナコにあるあのルイ・キャーンズでスーシェフ(No.2)まで上り詰めた
知る人ぞ知る料理人です。





実は、その小島さんと今回紹介してくれた木暮さんは
パリのアランデュカスプロデュースレストラン「スプーン」の厨房に
一緒に立った事があるという関係。
つまり元アランデュカスファミリーということで
今回は特別にお料理を堪能させて頂ける機会を頂いたわけです。


小島さんは、鎌倉出身で現在鎌倉在住。
毎日、鎌倉の野菜や食材を現地で仕入れて材料を銀座まで
自分で運んでいるという料理人。


小島さんの影響力は凄くて
それまでは、普通に日常的に売られていた野菜が
鎌倉野菜というブランドになって
連日、多くの人が鎌倉にその野菜を買いに行くようになったというのですから
凄い影響力です。


で、そのベージュは
銀座通りにあるシャネルビルの10Fにあります。




意外とインテリアもシンプルで広い。
華美なものはなく最低限のデコレーションって感じですね。

ゴージャスなイメージを持っていかれると
あれ~って、ちょっとがっかりする人もいるかもしれませんが・・・。





あまりシャネルには興味はあるけど縁のない僕として
こんなことがなければ、なかなか行きにくい場所ですよね。


西側の立体専用駐車場の予約をしておいたので
そこに車を預けて、直ぐ横にあるエレベーターから10階まで・・・。


エレベーターの扉が開くと
すぐ目の前に、キラキラ輝く金属プレートに刻まれた
BEIGEの文字





フロアーに続く両サイドには、ゆったりと出来る
まさにベージュのソファーとテーブル






その上には、フランスでもとても人気の高い
ミニ盆栽「BONZAI」





気持ちよく窓際のテーブルに通されると
そのテーブルからは本当によく外が見えて
たぶん、昼間より夜の方が圧倒的に美しいんだろうな~と。




今回も僕は運転手、
木暮さんはアルコールが飲めないと言うことで
飲み物をまず注文
天然ミネラル炭酸水
なんと、普通にバドワ「BADOIT]がありました。




さすがベージュ
以前からよく言うのですが、日本のレストランは
炭酸水というと「ペリエ」をよく勧めるんですが
ペリエは炭酸がきついので、食事用の炭酸水としては
あまり適さないので
フランスでも、食前酒とか水割りに使う炭酸水という
傾向が強いんです。

まあ、バドワはちょっと癖があるので好き嫌いはあるのだと思いますが・・・。


で、いよいよお料理ですが
せっかくなのでメニューにある「シェフのおまかせ」をお願いしました。
季節の食材をその時々にアレンジしながら創り出すお料理
ということでしょう。

まずはアミューズ

パルマの生ハムをのせたフォカッチャ





ふわりとした肉厚のフォカッチャ生地に
パルマ産の生ハムが乗ってるシンプルなもの
一瞬「えっ・・・こんなシンプルなアミューズ」

パルマ産の生ハムの塩気とほどよいしっとり感が
フォカッチャの柔らかいかどしっかりとした弾力とともに
生ハムの美味さを引き立ててくれる・・・。

素材の美味さとフォカッチャとの組み合わせがシンプルなだけに
それぞれがごまかせない組み合わせです。


凄いかも・・・・。

いわゆるお通しとしてはこれからお料理を味わう前に
口の中に唾液を満たす とうには程よい塩気とフォカチャの生地は
いい出発。


そして前菜の前のもう一つのメイン?のアミューズ

鴨のむね肉の薫製、コンソメのジュレ
ホウレン草のベニエ
鎌倉大根と葉のピュレ





鴨の胸肉は実に程よい燻製状態で旨み一杯のコンソメのジュレが
それを包み込んでいて、ちょっと硬めの鴨の胸肉を
噛めば噛む唾液が出てきて、口の中準備OK~!
みたいな感じに・・・。

ほうれん草のベニエ(天ぷら)はしっかり揚げてあって
ほうれん草は、一度天日干しにしてあるのかな~?と思うほど
旨みが凝縮していてサクサク


鎌倉大根は大根の甘味が程良く感じられる程度に柔らかく煮つけられていて
その上にはその大根の葉のピュレのほんのり苦味が
大根の甘さを引き立てて絶秒~!
まるでフレンチの精進料理

料理って深いな~とまずはジャブをくらったような軽いショックでした。



次回は前菜他お届けします。



  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストラン

2013年02月09日

97-4 レンジェンダリーホーム群馬(高崎市)

Bonjour!


レジェンダリーホーム群馬の最終報告です。


ショールームを見学していて印象的だったのが照明

シャンデリアは勿論ですが、
いろいろな所に配置してある照明器具も
アンテイークなものからアンテイーク調にデザインされた
なかなか趣きのある照明器具ばかり

こちらは、レジェンダリーホーム群馬の目玉の一つかもしれませんね。

照明の配置の仕方がとてもいい感じなので
勿論好き嫌いはあるかもしれませんし、ヴァンソンの家は
デザインの方向が全く対照的な家ですが
こんな照明の家があったら嬉しい人は沢山いるでしょうね~。

で今回はそんな照明の数々をご紹介








シャンデリアのクリスタル?の輝きが日本人にとっては憧れですよね~!

フランスなんかも一時はもっと現代的でシンプルなデザインが
流行っていた時期が長かったような気がしますが
最近は、こういった照明がまた人気のようです。








さりげなくインテリアの一部として置かれている照明も
なかなかいいです。




















いずれにしても、長くゆっくり歴史を刻みながら
フランス他欧米的なアンテイークな家での生活を望む人にとっては
きっと素敵な、夢にまで見た家が手に入れられる
そんな可能性を秘めた山口氏の提案だと思います。


興味を持たれた方は一度訪ねてみる価値はあると思います。
ちょっとびっくり?興奮?ワクワク?しますよ!





レジェンダリーホーム群馬(㈱プラウドコーポレーション)
群馬県高崎市箕郷町上芝 12-4
受付:10:00-18:00 火曜定休
TEL 027-386-6515  FAX 027-386-6630
URL http://www.legendary-gunma.com/
E-mail info@legendary-gunma.com
  




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2013年02月07日

97-3 レンジェンダリーホーム群馬(高崎市)

Bonjour~~!!


レンジェンダリーホーム群馬のインテリアPART2です。


同じショールームの中にもう一つタイプの違う
インテリアの形が提案されていました。

前回は全体的に白くアンテークモダンな感じでしたが
こちらはもう少しカントリーモダンクラシックな感じ
とでも言うのでしょうか・・・。

まず前回ご紹介したリビングダイニングから
もう一つのリビングダイニングへのエントランスには
洗面台やお風呂スペースが。











やはりここにも大きなシャンデリア
そして少しアンダー気味に彩度を落とした赤い扉や
塗り残しをあえて作って趣きを出した家具類








一つ間違えると、なんかうるさい落ち着きのないインテリアになりがちですが
けっこう上手くまとまっています。

こちらも小物類や家具の色、質感もなかなかよく考えられています。











そして薪ストーブ
フランスは圧倒的に暖炉が多いですが、
使い勝手は薪ストーブかもしれません。
ヴァンソンの家は暖炉ですが、暖炉は燃やせる木に制限があるので
密閉されて何でも燃やせる薪ストーブはいいですね~。

空気が乾かないし、何より火を見ながら温まるのが
気分がリラックスしていいものです。





外観から見た水色の扉の内側 玄関とハメ殺しの小さなステンドグラス









細かいところまで実によく手が込んでいます。
痒いところに手が届く人なのでしょう~~・・・。

脱帽―!

レジェンダリーホーム群馬(㈱プラウドコーポレーション)
群馬県高崎市箕郷町上芝 12-4
受付:10:00-18:00 火曜定休
TEL 027-386-6515  FAX 027-386-6630
URL http://www.legendary-gunma.com/
E-mail info@legendary-gunma.com
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)県内お店情報

2013年02月05日

97-2 レンジェンダリーホーム群馬(高崎市)

Bonjour~!


先日、丸の内に行く機会があったので
またブテック・ドウ・ジェルロブションに寄って
今度は1000円のデザートガレットセットを
食べて来ましたが、やっぱりいいです。

今回は画像はありません。単なる報告ですが・・・(スイマセン)



で、前回のレジェンダリーホーム群馬の続きです。
今回はインテリアです。

入って直ぐに籐の椅子が・・・。



そして目の前には、ちょっとアンテイークな家具と
シャンデリアが下がる白い部屋








小物類や家具類、照明など凝っています。














もちろんここにある家具や小物類はこのショールームの為に
コーデイネイトされて展示されているのだと思いますが、
これらの配置やデザイン性を好まれる人にとっては
山口さんはいいアドバイザーになるのだとろうな~と思います。


次は
リビングダイニング?



















次回はインテリアのPART2です。





レジェンダリーホーム群馬(㈱プラウドコーポレーション)
群馬県高崎市箕郷町上芝 12-4
受付:10:00-18:00 火曜定休
TEL 027-386-6515  FAX 027-386-6630
URL http://www.legendary-gunma.com/

E-mail info@legendary-gunma.com  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)県内お店情報

2013年02月03日

97-1 レンジェンダリーホーム群馬(高崎市)

Bonjour~~


この間新年になったかと思ったら、あっと言う間に2月
年々、時間が経つが早い~ とは思うものの
こんなに早く時間が経ってしまうと・・・。


皆さんはどうですか・・・?


さて、今回皆さんにご紹介するのは
協会の会員・今期から広報部会長で、
フランスをこよなく愛する山口さんが経営する住宅会社
レジェンダリーホーム群馬・プラウドコーポレーションの
ご紹介です。





とにかく山口さんは凝り性で勉強家のような気がします?!?!
(ヴァンソンの印象・・・)

そんな山口さんが力説する?
”住めば住むほど、時間が経てば経つほど味わいを増し、
魅力が磨かれていく家を造りたい”という情熱の片りんを垣間見ることが出来る
会社の事務所兼モデルルームを訪ねてみました。


会社のホームページにももっと熱っぽくそのことが書かれているので
読んでみて下さい。(僕も本当にそう思います!)


レジェンダリーホーム群馬(㈱プラウドコーポレーション)
群馬県高崎市箕郷町上芝12-4
受付:10:00-18:00 火曜定休
TEL 027-386-6515  FAX 027-386-6630
URL http://www.legendary-gunma.com/
E-mail info@legendary-gunma.com





まずは、道路に面した事務所兼モデルルーム?
えっ?ここは日本?!と思ってしまうような
周辺とはちょっと異なる空気が漂っています・・・。

入口にはある意味、フランスを象徴するシトロエンのクラシックカー
2CV(ドウーシュヴォー)が・・・。



駐車場スペース側に回ってみると
まるで南仏コートダジュールのどこかの村に建っている
昔ながらの家のような趣きが・・・。

入口のドアや窓の木戸の水色がなかなか利いていて
壁の色と質感との組み合わせもなかなかいい雰囲気です。





入口の扉横の壁に植物を飾ったり、
ランプ風の照明なんかもこだわっている感じですね~。








木戸のペンキの塗り方なんかも、日本だとどうしても
”綺麗に均等にムラなく”って感じで塗装されてしまうけど
適度にカスレや色ムラや色の白濁とかが、いい雰囲気にするんですね~。
それがけっこう上手く実現されているので
なかなかいい感じです。





ガレージ横の入口周りの演出もなかなか凝っていて
山口さんのセンスを感じます。





2CVが結構利いていますね~。



まあでも、2CVじゃなくてもこのガレージスペースに車を停めたら
どんな車もかっこよく見えるかもしれませんね。



次回はインテリアをご紹介します。

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)県内お店情報