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「ぐんまフランス祭2020」

2020年11月26日

293-19 第9.5回リーモトぐんまフランス祭2020商品豆知識Vol.12

Bonjour


リモートぐんまフランスも残すところあと5時間になりました。
午後5時で終了になりますが、
最後に、これからの季節にぴったりの
日本でも多くのパン屋さんやお店で作ったり、
販売したりするようになった「シュトレン」
日本では一般的に「シュトーレン」と
ここでもなぜかしっかり伸ばして発音しますが・・・。





でこのシュトレン
一般に発祥の地はドイツのザクセン州のドレスデンだそうです。
シュトレンの原点となる最古の記録は
1329年のナウムブルク(Naumburg)の司教に贈呈した
クリスマスの贈り物であるとされています。

シュトレンという名前はドイツ語で「坑道」という意味だそうで、
トンネル型の形状からそう呼ばれるようになったそうです。





フランスではドイツと隣接するアルザス地方で
シュトレン文化があって、まあアルザス語もほぼドイツ語のようだし
昔も今もけっこう同じような文化圏なので・・・。




シュトレンは、酵母の入った生地に、レーズンとレモンピール、
オレンジピールやナッツが練りこまれていて
焼き上げたケーキの上にはバターを塗って、
その上に真っ白くなるまで粉砂糖がまぶされています。
その形が幼子イエスを産着で包んでいるようだ。
と言われているのだそうですよ。
なるほど・・・。
お店や地域によっては、中心にマジパン(アーモンドパテ)が入っていて
食感の違いがけっこういいアクセントで美味しいです。





クリスマスを待つ一カ月前から、少しずつスライスして食べる習慣があって
フルーツの風味が時間の経過とともにパンへ移って
時間と共にとても美味しくなります。





ドイツのシュトレンに比べて、フランス・アルザスのシュトレンは
ブリオッシュ生地なので、フランスのシュトレンの方が
かなり柔らかい気がします。

それと意外に、シュトレンと冷やした白ワインとの相性も
とってもいいのでオススメです!





今回、シュトレンは、桐生の「スイーツ・バッカス」が販売していますので
是非ご注文下さいね!

最終時間は午後5時までです!!





➡➡➡➡➡群馬日仏協会Websiteへ:http://www.fj-de-gunma.com/
  




Posted by フランスさん at 12:00Comments(0)ぐんまフランス祭り

2020年11月26日

293-18 第9.5回リーモトぐんまフランス祭2020商品豆知識Vol.11

Bojour a tous et toutes


いよいよ今日がリモートぐんまフランス祭の最終日です。
約1週間、早かったような、長かったような・・・。

昨日は、エフエム桐生に生出演させて頂き
リモートぐんまフランス祭について話をさせて頂きましが、
いろいろなことを皆さんに伝えたいのだけど
なかなか伝えきれないですよね~・・・。





で、最終日はリンゴのお酒、2種類のお話をしたいな~と。

先ずはシードル
既にもうこのブログでも書いたことがありますが
シードルというとクリスマスの頃に、子供の頃に飲んだ
リンゴジュースのサイダー。
これはこれで子供の頃は美味しかったのですが
大人になると、やっぱり本物のシードル、リンゴの発砲酒がいい。





甘めのシードルから、へ~こんな辛口のシードルもあるんだーと思うほど
なかなか奥が深いのです。

シードルもフランス以外でもイギリスとか
スペインのバスク地方とかでも製造されているのですが、
今回はフランス祭なので、ブルターニュ&ノルマンディーのシードルのお話。

といってもシードルとよく合う食べ物の話 
といった方がいいかもしれませんが・・・。





先ずはシードルといったら、最近日本でもかなりポピュラーになった
ガレットブルトンヌ、塩味の食事クレープです。
日本では最近そば粉のガレットが一般的ですが
そば粉ではなくて、無漂白の全粒粉で作るガレットの方が一般的。

このガレットブルトンヌはシードルとの相性抜群。
本当に美味しいです。

ガレットはガレットでも、ガレットデロワ。





フランスの北半分あたりで新年に食べるアーモンドクリームのパイ。
このガレットデロワもちょっと甘めのシードルとの相性抜群で
ノルマンディーの地方では、よくあるペアリングです。







それとオススメは、ノルマンディーのフロマージュ(チーズ)との相性。
例えば、甘めのシードルとカマンベールと一緒に食べると最高だし、
チーズフォンデュに入れる白ワインの代わりに、
辛口のシードルでチーズを溶かして食べるのも最高です。
機会があったら是非お試しください。


そしてもう一つのリンゴのお酒
これはシードルのリンゴのお酒の蒸留酒である
カルバドス。




リンゴのブランデーとも言われるので、
けっこうアルコール度数が高いですが、これも美味しい。
食ご酒としても、ある意味食前酒としても美味しいです。





バゲットにリコッタチーズをのせて、リンゴの薄切り
その上に蜂蜜をかけて、カルバドスと一緒に食べるも
なかなかいい組み合わせです。





お菓子を作るときにカルバドスを入れたり、
フランスにはカルバドスのアイスクリームがあるのですが
シンプルにカフバドスをフランベしてアイスクリームに掛けても
最高に美味しう高級なアイスクリームになります。





是非味わってみてください。

今回のリモートぐんまフランスでは、「メゾン・ド・ノルマンディー」が
シードルやカルバドスを販売しているので、興味のある方は
是非覗いてみてください。
クリスマス前には丁度いいタイミングです!





➡➡➡➡➡群馬日仏協会Websiteへ:http://www.fj-de-gunma.com/

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)ぐんまフランス祭り