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「ぐんまフランス祭2020」

2012年01月30日

41-2 家庭で出来る簡単フランス料理 Leçon15

icon06Bonjour!

家庭で出来る簡単フランス料理 Leçon15、ヴァンソンさんによるレシピのご紹介です!

soupe à l'oignon en croûte
(玉葱のスープのパイ包み焼き) 





まず玉葱の分量ですが、一人前につき大きめな玉葱なら半分を目安に薄切りします。










鍋にバター大さじ1くらいとサラダ油を適量入れ、玉葱を入れ最初は強火で焦がさないようによく木べらでかき混ぜながら炒め、玉葱の水分を飛ばします。


玉葱がしんなりして塊になってきたら、中火にして更に休まず焦がさないように手早く炒め、ほんのり飴色になりはじめたら、弱火にして、ここからはとても焦げやすいので手を休めることなく玉葱が濃い飴色になるまで炒めます。

約20~30分はかかりますが、美味しくなるのもならないのもここがポイントなので手を抜かず炒めます





玉葱はいい飴色になったら、火を少し強くしてポルト酒かコニャック(ブランデー)大さじ1、なければ白ワインを入れ、水分が飛ぶまでよくかき混ぜます。




そこに900mlのお湯とビーフブイヨンなければチキンブイヨンキューブを2個、ロリエの葉1枚を入れ約10分ほど煮込みます。



煮込んだら、塩、コショーをして味を調え、グランタンスープ皿に入れ分け、そこに細切りチーズを大さじ1くらい入れ、市販のパイシートをかぶせます。

卵の黄身パイの表面に塗ればより完璧です。(写真は塗らなかっので焼き色にムラが出来てしまいました)


※注意:パイシートがスープにつかない程度にお皿にスープを入れてるのが大事です。

そして、あらかじめ200度に温めておいたオーブンで約10分パイを焼けば出来上がり。

熱々のグラタンオニオンスープを召し上がれ!

今は都会ではなかなかなくなりましたが、フランスでは、ノエル(クリスマス)の前からお正月までずっと美味しいものを食べ続ける習慣があるので、胃が疲れてちょっとばて気味。ですから食べ疲れ、飲み疲れた年越しにオニオンスープを頂く という習慣があります。

フランスの全地域かどうかは分かりませんが・・・。


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あつあつのオニオンスープにパンを浸して食べたいっ
次回はメインをご紹介します!





  




Posted by フランスさん at 00:43Comments(0)フランス家庭料理レシピ

2012年01月23日

41-1 家庭で出来る簡単フランス料理 Leçon15

Bonjour!

報告が遅くなってごめんなさい、
ミレイユは、感染性胃腸炎やらにかかったりなんだり・・・
ちょっと引きこもってました。

体調も復活したし、
今回は、ヴァンソンさんの家庭で出来る簡単フランス料理 Leçon15をご紹介します!

今日のムニュ(MENU)は

スープ ア ロニオン オン クルットゥ



ブッフ ブルギニオン



フラン オー ショコラ





寒い季節、またまた今回もフランスの伝統的な家庭料理の一つをご紹介したいと思います。
これおもまた見た目よりも意外と簡単に出来るので是非お試しを!

レシピは次回、ご紹介します~
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス家庭料理レシピ

2012年01月12日

40-3 きくちゃんカフェ フランス日記(日常の生活編)

Bonjour!

きくちゃんカフェ フランス日記(日常の生活編)三回目です!

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ちょっと季節はすっかり過ぎていますが、高級品の白アスパラも季節になると野菜売り場にどっさりとあります。



もちろん好きなだけ袋に入れて量り売り。

日本では缶詰のアスパラガスのイメージですが、生は全然違います。

季節になると家庭のお母さん達は、このアスパラの表面の筋を丁寧にとって、塩ゆでして、美味しいハムなんかと一緒にベシャメルソースをかけてグラタンにして食べたり、アスパラをポタージュにして頂いたりします。

魚売り場もありますよ。



でも日本の魚に比べたら新鮮なお魚も売っていますが、日本の方がより新鮮な気がします。

でも最近はお寿司ブームなので、生の魚をフランス人も食べるようになってきたので、昔よりは新鮮な生魚が手に入るようになりました。

フランス人は、フライパンやオーブンでバターをたっぷり使って香草と焼いたりして食べることが多いですが、お肉よりは消費量は少ないかもしれません。

次は、私が好きなメーカーのかぼちゃのスープのパッケージ。



温かくしたこのスープを頂いた時は、ホントに幸せ~ と思っちゃんうんですよね~。

最後に、あまり日本では一般的ではないオイル。
最近は日本でもオリーブオイルがかなり浸透してきているので、フランスはみんなオリーブオイル、みたいなイメージがありますが、オリーブオイルはやっぱり南フランス地方。
一般的には断然、ヒマワリか葡萄の種のオイル(グレープシードオイル)が多いですね~。



フランスはいろいろな種類のオイルがあって、クルミや菜種、ココナッツやアーモンドオイルなど種類が沢山。サラダのドレッシング作りに使い分けたりします。

まだまだ、日本にはないものや違った売り方をしているものも沢山あるのでまた次回、何か面白いものをお届けしま~す!!

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岩岡基久乃(いわおかきくの)
2000年からフランス在住の日本人。
南仏アンティーブ市を経て、現在パリ17区在住。
元大手家電メーカー勤務のキャリアウーマン。
好きなものはシャンパーニュ、くまのぬいぐるみ。
鍼灸師の夫とフランス全土を行脚するさすらいの癒し系チャレンジャー。
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きくちゃん、ありがとうございました!

質問・・・
フランスの朝ごはんって、クロワッサンとカフェオレというイメージで、
たしかにカフェなんかでもよく見かける組み合わせですが、
家庭でもみんな食べてますか?
ほかによく食べる物とかありますかー?

機会があったら教えてください!





  




Posted by フランスさん at 23:47Comments(2)フランス情報

2012年01月11日

40-2 きくちゃんカフェ フランス日記(日常の生活編)

Bonjour!

きくちゃんカフェ フランス日記(日常の生活編)二回目は、魅惑のお肉料理を紹介!

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次は大好きな、フランス東部のアルザス地方の代表的な料理、シュークルート





キャベツの酢漬けとソーセージやハム、バラ肉の塩漬け何かを蒸し器で蒸して、茹でたじゃがいもと一緒に食べるのですが、お家でお手軽に食べられるこのシュークルートセット、なかなかです。



アルザス産リスリングの白ワインやアルザスの白ビールと一緒に頂くと最高です!!

次に、ソーセージというとドイツやオーストリアのイメージが日本ではありますが、フランスのソーセージもとっても美味しいんです。で、フランスの代表的なちょっと日本では馴染みのないソーセージを2種類ご紹介。

まず、ブダンブラン






白いソーセージ。一般的なブダンソーセージは豚肉や鶏肉に牛乳や卵、パンなんかを混ぜてクリーム状にペーストして腸詰めにしたものです。
高級になるとトリュフやフォアグラが入ったものや、セップだけや干しぶどう、くるみなんかが入っているものなどもある、とっても味わい深く濃厚でクリーミーなソーセージです。

もう一つは、ブダンブラン



黒いブダンソーセージ。
このソーセージは好き嫌いがあるかもしれませんが、一度食べたら病みつきになるソーセージなんですが、ちょっと材料が・・・。

豚の血を混ぜたソーセージなんです。
それだけを聞くとちょっとグロテスクですが、実際はとっても上品で美味。
りんごの温かいコンポートやマッシュポテトと一緒に一般的にはよくたべます。

白いブダンも黒いブダンもフライパンで焼いたり茹でたりするだけの簡単料理。
細長いままや輪切りにして焼いたり色々です。
でも本当に美味しいですよ。

フランスではお肉屋さんに行っても、スーパーでも日本のようにひき肉のパック詰めは売っていません。

ひき肉は、すでにソーセージ用に香辛料などが混ざって味がついている豚のひき肉が一般的で、その他のひき肉は今回ご紹介する楕円形や四角に成形した牛のステーキアッシェ



このステーキアッシェは赤身の多めの肉を挽いて成形しただけで、日本のハンバーグのように豚肉や玉葱が入っていたり、卵や香辛料、パン粉なんかは入っていません。
純粋に赤みの牛肉だけのひき肉です。
これを通常ステーキを焼くように塩、コショーしてフライパンで焼くだけ。
牛肉本来の赤身肉のうま味が際立ってとっても美味しいんです。

もともとフランス人は牛肉を一番沢山食べるので、あんまり脂身の多い肉は好まない傾向があるみたいです。

それに子供のころは、牛肉のステーキはまだしっかり噛みきれないので、大人が牛肉のステーキを食べる時は、子供はみんなこのステーキアッシェを食べます。



勿論、私達大人が食べてもとっても美味しいです。それにとってもボンマルシェ。お安いです!

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岩岡基久乃(いわおかきくの)
2000年からフランス在住の日本人。
南仏アンティーブ市を経て、現在パリ17区在住。
元大手家電メーカー勤務のキャリアウーマン。
好きなものはシャンパーニュ、くまのぬいぐるみ。
鍼灸師の夫とフランス全土を行脚するさすらいの癒し系チャレンジャー。
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きくちゃんのフランス日常グルメ、まだまだ次回に続きます!
  




Posted by フランスさん at 06:47Comments(0)フランス情報

2012年01月08日

40-1  きくちゃんカフェ フランス日記(日常の生活編)

Bonjour!

パリ在住、きくちゃんからお便りが届きましたよー。
パリに住んでると、カフェにブラッセリー、ビストロにレストラン…
お家でご飯なんて機会はあるまい、と思ってしまいますが(ミレイユの思い込みか?)
そんなわけはないですよね。

というわけで、今回は「日常の生活(パリ)編」。
普段のパリ生活を教えてもらっちゃいます!

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パリで生活していると、日常の買い物は朝のマルシェとかにたまには行くけど、日常の食材はスーパーに買いに行くことが多いですね。

我が家は、MONOPRIX(モノプリ)というスーパーが近くにあるのでそこによく買い物に出かけるのですが、日本のスーパーとはやっぱり並んでいるものが違うし、野菜や魚なんかも朝のマルシェと同じで量り売り。

自分で好きな量だけ袋に入れて設置してある自動計量計に乗せて、金額が表記してあるシールが出てきたらそれを貼ってレジで他のものと一緒に会計をすればOKです。
りんご1個やトマト1個だって買えるんです。

レジでの決済はVISAカードの人が多いですね。

それにレジの女性はみんな椅子に座って色々な人と話をしながら仕事をしている姿をよく見るので、日本人からするとちょっと変な感じです。ずっと座って仕事をしているのは労働環境をよくするためだそうです。
立ち仕事は確かに何時間も連続では大変ですからね。

さてさて、日本ではあんまり見ないものをご紹介。

先ずはみんな大好き、ラビオリの缶詰。



普通は、ラビオリは小さい餃子のような生ラビオリ自体を茹でて、トマトソースやバター、フロマージュなんかと混ぜて食したりしますが、この缶詰のラビオリはトマトソースの中に茹でたラビオリは既に入っていて、缶詰を開けて鍋に移して温めるだけ。
トマトソースがラビオリに染み込んでいて、これはこれでとっても美味しいんです。
ラビオリはイタリアだけじゃなくて、フランスでもよく頂きま~す。

次は、プラムとオレンジのコンポート。



ジャムのこと最近は日本でもフランス語の言い方でコンフィチュールなんて言いますが、コンポートは砂糖煮くらいの感じでしょうか。コンフィチュールほど甘くなく煮詰めないで、まだ果物の形や酸味なんかも残っています。
ヨーグルトとかフロマージュブラン(ホワイトクリームチーズ)なんかに混ぜて食べたりします。

もう一つ缶詰。
栗のクリームペースト。



思わずスプーンですくって食べてしまいますがあまりの美味しさにスプーンが止まらない止められない・・・。
日本のケーキ、モンブランの上に糸状にかかっているあの栗のペーストみたいな感じです。
これを朝、焼きたてのパンに塗って食べたり、自家製のケーキ作りに使ったり・・・。
日本では一般的じゃないですよね。

甘いものばかり好きなわけじゃありませんよ。(次回に続く!)


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岩岡基久乃(いわおかきくの)
2000年からフランス在住の日本人。
南仏アンティーブ市を経て、現在パリ17区在住。
元大手家電メーカー勤務のキャリアウーマン。
好きなものはシャンパーニュ、くまのぬいぐるみ。
鍼灸師の夫とフランス全土を行脚するさすらいの癒し系チャレンジャー。
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モノプリ!
ミレイユも旅行に行ったときお世話になりましたー
日用品は何でもそろうし、
ちょっとしたお土産さがしにも最適でした!

次回は魅惑のお肉料理がたくさん登場します!
きくちゃん、おいしいものいっぱい知ってるのねー
  




Posted by フランスさん at 14:57Comments(0)フランス情報

2012年01月03日

39-4 ノミの市(東京・恵比寿)

Bonjour!

新年明けましておめでとうございます。
今年もマイペースですが、群馬のフランス情報お伝えしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年はいい年になりますように・・・


さて、群馬といいつつ、東京の情報ですが、「ノミの市(東京・恵比寿)」最後にDessertの紹介です!

ルバーブとイチゴの本日のDessert


クレームブリュレ


タルトタタン


アップルパイ


洋ナシのタルト


ミレイユのタルト…待ち切れず、食べてしまった。
すごい美味でしたよ!
ほかのものも少しずつ味見させてもらったりしたけど、
みんなおいしかったー。
中でもフルーツを使った焼き菓子は絶品!

ミレイユの作ったタルトタタンは、酸っぱいか、カラメルが濃くて苦くなったけど(ただの下手です)、
タルトタタンっておいしいんだなーって、初めて思いました。

また機会を作って来たいですicon06



ノミの市 (ノミノイチ)
TEL 03-5420-3691
住所 東京都渋谷区恵比寿2-5-8 サンクオーレ恵比寿 1F
営業時間 ランチ11:30~15:00(L.O.14:00)、ディナー18:00~23:00(L.O.22:00)
土日祝 ランチ12:00~15:30(L.O.14:30)、ディナー18:00~23:00(L.O.22:00)
  




Posted by フランスさん at 01:07Comments(0)カフェ・レストラン