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「ぐんまフランス祭2020」

2012年05月31日

52-2 家庭で出来る簡単フランス料理Leçon17

それではレシピをご紹介します。

Pot au feu ポトフ 
(お肉と冬野菜のコトコト煮込み) 


フランスのノルマンディー地方の郷土料理で
日本でもけっこうお馴染の料理ですが、
日本でよくあるポトフと
フランスで実際に食すポトフとちょっとイメージが違います。

これも家庭やレストラン料理で作り方も様々ですが、
とてもフランスノルマンディーでポピュラーなポトフをご紹介します。



まず、牛ばら肉か肩ロース400g、
豚肉バラ肉か豚の肩ロース400g、
鳥の胸肉かもも肉400gそれぞれだいたい。
スープ用玉葱大1個とグローブ4~5本、ブッケガルニ、にんにく1塊、
人参大2本、じゃがいも中4コ、白ねぎ2本、セロリ1本、蕪小4コ、キャベツ1/4個、
水2L、塩、胡椒、

食べる際のディジョンマスタード。


大きめの鍋を用意します。
そこに大きめの玉ねぎの皮をむき、



そこにグローブを4~5本刺し込んだものとパセリ、セロリの葉、
ローズマリー、ロリエなどを束にしたブッケガルニを用意します。



牛肉を鍋に入れ水約2Lを注ぎ、グローブを刺した玉ねぎとブッケガルニ、
皮つきのにんにく1塊を入れ水から煮ます。



最初は強火で一度沸騰したら弱火にして、
出てくるアクと油をすくいながら約1時間ゆっくりと煮込みます。

この時決して強火でぐつぐつと煮てはいけません。
ポコッポコッとするくらいの弱火で煮込みます。
1時間牛肉を煮込んだら、



豚肉と鳥肉を加え、1時間30分ほど弱火でさらにコトコト煮込みます。
その後、




大きめに斜め切りした人参2本分を加え10分ほど煮込んだら、



皮をむいたじゃがいも4コ、半分に切った白ねぎ2本を更に鍋に加え
15分ほど煮込みます。



その後、4等分に切ったセロリ1本、小さい蕪4個、キャベツ1/4コを加え
15分ほど煮込み、全体が柔らかくなったら
味をみて塩、コショーを加え味を調え出来上がり。


とにかくアクと油をすくいながら、弱火でコトコト。
決して強火で煮ないのが決め手です。
スープもあまり味を濃くしないこと。

野菜と煮込んだお肉をたっぷり頂くお料理です。

食べる時には、たっぷりのディジョンマスタードをつけていただきます。
好みでサワークリームをつけて食べる地域もありますのでお試しを。

最後に肉と野菜のうまみがいっぱいでたスープを多少塩、コショーを加えて、
おいしいパンに浸しながら頂くと最高です!!
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス家庭料理レシピ

2012年05月29日

52-1 家庭で出来る簡単フランス料理Leçon17

bonjour!

5月だというのに気温が28度近くなってぐったりするほど暑くなったり
冬ももののカーデガンをはおりたくなる ひんやりと寒い日になったり

一日の中でも随分気温差がある日がありますね~。

皆さんは体調壊していませんか~?

お体にはくれぐれも気を付けて下さいね~!!


さてさて久しぶりにヴァンソンさんの 家庭で出来る簡単フランス料理をお届けしま~す!

それでは今回のムニュ(MENU)は


ポトフ


タルト タタン



ちょっとご紹介する季節が過ぎてしまいましたが、

今年は5月になってもなんかちょっと寒い日がけっこうあるので、
少し肌寒い梅雨時なんかも美味しく頂けますよ!


それと、何人分の分量ですか~という質問があったので、
そうか!何人分とかいつも書いてなかったな~と

いつもご紹介しているレシピの分量は4人前です!
よろしくお願いします。

今回は寒い季節にこそ、とっても美味しい
フランスの伝統的な家庭料理ですので、
是非作ってみて下さい。


次回レシピをご紹介します。

   




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス家庭料理レシピ

2012年05月27日

51-2 第3回フロマージュセミナー(桐生市)

第3回フロマージュセミナーのレポートの続きで~す。


さて、二皿目の3種類ー
青カビタイプのフルム・ダンベール。


フルム・ダンベール

塩加減が絶妙で青カビタイプなのにポロポロしていなくて、
なめらかでねっとり、とろけました。


次はハーブの香りをまとい、
地中海のコルシカ島からやってきた羊さんのミルクフロマージュ、
サブール・ド・マキ。



サブール・ド・マキ

複雑に絡みあう香りの中に
羊乳のあっさりとしてクリーミィな味わいで、
名前のとおり風味豊かなフロマージュでした




さて、いよいよおおとり、大好きなコンテ・ド・モンターニュ。



コンテ・ド・モンターニュ


どちらかと言えば私はハード系のタイプが好きなので、
今回コンテがいただけて幸せでした。

まさに深く余韻のある味わい、
口の中にずっととっておきたいこの味!
最後のひと切れはこれで締めました。





そう言えば、フロマージュをいただく時に欠かせない、
美味しいバゲットとくるみとレーズンのカンパーニュも
ドライアプリコット、無花果とレーズンも、フロマージュの美味しさを
より一層引き立たせてくれました。





山本さんの講義は興味深く、しかもフロマージュは美味しく
とても楽しい夕べでした。



フロマージュリー モンテ ドラーゴ
高崎市江木町1471-2
TEL 027-327-8665 Fax 027-327-8650
ホームページ:http://homepage2.nifty.com/montedorago/contents.html  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)スタージュ(セミナー)

2012年05月25日

51-1  5月例会フロマージュセミナー(桐生市) 

Bonjour!


さて今回は群馬日仏協会の5月例会で開催された
「第3回フロマージュセミナー」をご紹介します。




今回のフロマージュセミナーは第3回目。

すでに2回開催され好評でしたので、前回2回から一段アップ中級編として
5月18日(金)に桐生のレストラン シェフ・ハヤカワで開催されたのですが、
募集定員18人のところ、22名の参加で
レストラン内が超満員状態になりました。




ところで私、アメリーは、
今年4月に群馬日仏協会に入会させていただいたので、
今回初めてのセミナー参加となりました。


3年前、13年3ヶ月暮らしたフランスから日本に帰国して、
今年2月から群馬に戻って来ました。

フロマージュ(チーズ)は日本では価格のうえで高嶺の花。
デパートか数少ない専門店でしか買うことが出来ないので、
気軽にいただくことはできません。




今回このフロマージュセミナーに参加でき、
久しぶりにフランスのフロマージュを堪能いたしました。


それでは早速フロマージュレポートです。




カマンベール                        ブリー・ド・モー

カマンベールとブリー・ド・モーは日常的によく食べていましたので、

“ああ、これこれ、この味ー!”




ガレ・ド・ラ・ロワール


ガレ・ド・ラ・ロワールは初めてででしたが、
山本さんの仰るように、ほのかな甘味が感じられ
クリーミィで美味しかったです。

そして、実は唯一苦手なヤギのフロマージュ「シェーブル」

ロワールの古城巡りの起点の街トゥールに4年近く住んでいたのですが、
近隣の町や村がシェーブルの産地で、
家庭でもレストランでも頻繁に登場するのが
まさにこのヤギさんのフロマージュ。

私は口の中でピリッと刺すような感じと、
鼻に抜けるモワァッした香りが苦手でした。



クロタン・ド・シャヴィニョル


ところが、ここでいただいたクロタン・ド・シャヴィニョルは全く違って、
“来るぞ来るぞあのピリッとモワァッが・・・”

と思って口に入れた瞬間、濃厚なのに爽やかな香りがきてー

“あれ、これシェーブル?”

今まで食べたことのあるものと全く違うものでした。
山本さんの仰るには、「雑菌がついてそれが繁殖すると、
あの刺すような感じが出る」そうです。



フランス人にとってはフロマージュは
日本人にとってのお漬物みたいなものなので、
熟成の度合いや微妙な味加減も千差万別
更に食べる人が各々好みでタイミングや保存の仕方にこだわりを持つのですから、
味わいがその種類以上にバラエティーに富むと言うことなのでしょうね。

そして私は、この時からヤギさんのフロマージュが苦手で無くなりました!


続きは次回に!




一般社団法人群馬日仏協会
〒371-0801
群馬県前橋市文京町1-47-1(㈱すいらん内)
TEL 027-223-6311(すいらん内)FAX 027-221-5909
E-mail; info@fj-de-gunma.com
URL:http://www.fj-de-gunma.com
  




Posted by フランスさん at 14:02Comments(0)スタージュ(セミナー)

2012年05月09日

49-2 レストラン シェフハヤカワ 20周年!!(桐生市)

レストラン シェフハヤカワの後半です。


まず前菜でベビーリーフのグリーンサラダとポテトサラダ風のお皿が出てきたのですが
思わず全部食べてから写真を撮るの忘れていたことに気づきました。




次は、確か海老のビスキュイ?だったかな・・・

フランスでは一般的にオマールエビを殻ごとサフランや香草等と煮込んで
それをミキサーにかけて漉し機で漉して作る濃厚でドロッとしたスープなんだけど
このビスキュイはオマールじゃなくて何海老って言ったかな??
そこにグリュイエールじゃなくてパルミジャーノレッジャーノが入っているらしく更に濃厚でした。

ん~でもC’est bon !

写真を撮る前にフライングで一口頂いてしまったので、表面がちょっと美しくなくなってしまいましたが悪しからず。





次はお肉料理をお願いしたら、2種類の豚肉料理に
じゃがいものグラタンと季節の野菜添えでこれも美味しかったです。

お肉は柔らかく煮込んだものとパン粉をまぶして焼いたもの?
2種類のお肉がそれぞれこれも美味しかったです。





それと今回も思ったのですが、
フランスから直輸入しているというパンがとても美味しかったです。
小麦粉の味が全然違うんです。
フランス・ストラスブルグ郊外の田舎のブランジェリーで買って食べたパンを思い出しました。





次にデザートはチョコレートとカシスムースのガトーと何かのアイスクリームに果物が添えられていましたが
チョコレートとカシスの組み合わせは私の好きな組み合わせ!
アイスクリームもなんだか忘れてしまったけど
食べ合わせがよかったです。

ただいつも思うのですが、もっと料理のようなデザートがでたら更にいいのにな~と思いますが・・・。

最後にカフェを頂いてごちそうさま!

これで本日のランチ1,890円!!



気軽にお食事に行ける町のフレンチレストランです。
“群馬日仏協会のブログを見て来ました”って言うと何かスペシャルなものが添えられるかも・・・。

皆さんも是非行ってみて下さい



レストラン シェフ・ハヤカワ

群馬県桐生市稲荷町3-5
OPEN : AM.11:00 ~ PM.11:00 ラストオーダー PM.10:00
定休日:火曜日駐車場は店の裏にあります
TEL.0277-22-3363
URL http://www.chef-hayakawa.jp/

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストラン

2012年05月07日

49-1 レストラン シェフハヤカワ 20周年!(桐生市)

Bonjour

今回は、桐生にある「レストラン シェフ・ハヤカワ」が開店20周年ということで
ご紹介いたします。

Le Vinghtième Anniversaire
du Restaurant Chef HAYAKAWA
Bon Anniversaire !!

桐生市役所前の通りの並びの建物1Fテナントにレストランがあります。
表の感じも特にお洒落でもなく、特別特徴があるわけではありませんが
とにかく早川夫婦が20年間、真面目にコツコツと
お客様との信頼関係をつくってここまでやってきたレストラン
って感じです。



群馬日仏協会の設立時から
いろいろと協会の行事のお手伝いもしていただいている早川夫婦です。

今回は事務局のスタッフとちょっと桐生に用事があったので
“せっかくだからハヤカワでランチでも・・・”
という軽い気持ちでレストランに入ってテーブルについて
早川夫人がいつものようにニコニコしながら寄ってきて
“レストラン オープンして20周年なんです!!!”
と・・・。
そんな笑顔の早川さんを見ていたら
“じゃ~協会のブログに20周年載せましょう!”
なんて軽く答えてしまったわけで
そんなわけで、楽しくおしゃべりしながらお食事を頂いてしまったので
実は、全部お料理の写真を撮るのを忘れてしまったのと
お料理の名前をちゃんと控えなかったので・・・。
ゴメンナサイ!

というわけでまずは
“20周年記念でノンアルコールカクテルをお出ししてるんです”
と食事の前に出されたのは
グロザイユ(すぐり)の実とそのシロップで作ったという
シェフお手製のノンアルコールカクテルが出てきました。

フランスなどで採れるこの赤い実のグロザイユは
レストランのテーブルクロスにも描かれていたので
何かシェフの思いが込められているのでしょうか・・・。




次回はお料理をご紹介します。
    




Posted by フランスさん at 13:15Comments(0)カフェ・レストラン