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「ぐんまフランス祭2020」

2015年06月28日

198-3 メゾン プルミエール2 (恵比寿)

Bonjour



恵比寿に4月のオープンしたメゾン・プルミエールをご紹介していますが
今回は結婚式場ではなく、サラモンジェ(家の食堂)をコンセプトに
食事を提供するレストラン部門のご紹介ですが、





こちらも南仏の豊かな食材で作るモダンプロヴァンス料理をコンセプトにして
体にやさしく、健康的で食べた後も胃に重たくない
そんな料理を少しづつ色々な種類を食すことが出来るレストランです。





金額はランチもデイナーメニューもリーズナブルではないですが
価格以上の価値はあるのかな~・・・と思います。

ガッツリ系の人は、少々物足らないかもしれませんが
個人的には、ランチにはとてもいい料理です。








ランチメニューのコースに沿って
大テーブルに用意されているお料理を取り分けて頂く感じ。








まあ金額が金額なので、この価格のお料理を
なんで自分で取りに行かなくてはいけないのか・・・って感じはするので
この辺は、この価格帯とこの場所と、このお料理に見合う方々が
ってところでしょう。








お料理は勿論、南仏・カマルグのミシュラン一つ星シェフ
アルマン・アルナル監修のお料理です。






メゾン・プルミエール アット ロビンズ  
MAISON PREMIERE At.ROBBINS
RESTAURANT
〒1530061 東京都目黒区中目黒1-1-29
TEL 03-5724-4122
URL http://maison-premiere.tokyo/




  




2015年06月26日

198-2 メゾン プルミエール2 (恵比寿)

Bonjour


東京・恵比寿の「メゾン・プルミエール」のレストランをご紹介します。


先ずは今回頂いたV.I.Pルームでのお食事





最初は青い野菜と香草のブルーテ(冷たいスープ)





観た瞬間、青汁を連想させながら、少々青臭さを想像していたものの
実際のところは、まったく青臭さを感じさせない
体にいいだろうな~という実感が口の中に溢れ
じわじわと食道を通り、胃に染みわたる・・・そんな
ただ”おいしい”に留まらない、ちょっと中国の医食同源に通じるような
そんなスープでした。
ただ少々、好き嫌いはあるかもしれませんね~・・・。


次はすずきと季節の野菜のサフラン魚介ソース仕立て?





あらかじめお皿に盛りつけられたお魚と野菜が乗った
スープ皿に、後からスープを注いで
料理を仕上げる、最近流行りの一品。







かなり繊細な味付けで、ベースはきっと
ブイヤベースのスープドウポワソンなんだと思いますが
こちらは、おそらく昆布とお魚ベースのサフランスープで
実に上品な味付けでした。


そしてメインは赤身の飛騨牛のロースト





最近、よく赤身の和牛のローストを頂く機会があるのですが
このお肉は絶品でした。
お肉の旨みが伝わる最低限の味付けのソースで
本当にかむほどに旨みが口いっぱいに広がって
実に美味かったです!





最後はデザート
マンゴーやパッションフルーツ、など黄色、オレンジ系の果物を
層にして、やさしいメレンゲとシャーベットで挟みこんで
これもとても品のいい味でした。





最後にカフェエクスプレスと自家製のマドレーヌとプチガトーオショコラ
これも間違いのない美味しさでした。








メゾン・プルミエール アット ロビンズ  
MAISON PREMIERE At.ROBBINS
RESTAURANT
〒1530061 東京都目黒区中目黒1-1-29
TEL 03-5724-4122
URL http://maison-premiere.tokyo/


次回は少々、レストラン部門、サラモンジェのお料理をご紹介します。  




2015年06月24日

198-1 メゾン プルミエール2 (恵比寿)

Bonjour



梅雨真っ只中にも関わらず、相変わらず今年は雨が少ないですね~・・・。

これだけ少ないと、何か影響が出るんでしょうね~。
ちょっと心配です。





さて、以前一度ご紹介しましたが、
群馬日仏協会の役員でもある、プリオコーポレーションが
新規オープンした恵比寿の隠れ家的結婚式場&サラモンジェ(家の食堂)
がコンセプトの「メゾン プルミエール」で
松井社長に日仏会館の常務理事・横山氏と共に
お食事にご招待頂いたので、そのお料理をみなさんにご紹介したいと思います。





メゾン・プルミエール アット ロビンズ  
MAISON PREMIERE At.ROBBINS
RESTAURANT
〒1530061 東京都目黒区中目黒1-1-29
TEL 03-5724-4122
URL http://maison-premiere.tokyo/






場所は恵比寿駅西口からから中目黒方面の細い道を
ちょっと小高い方に上っていったところにある
白くリノベーションされた建物で、Q.E.D.Clubの隣に新しくオープンした
旧ロビンズクラブがあった場所です。

以前のちょっと薄暗かった一昔前に流行った重厚なイギリス風のイメージから
すっかり現代的な南仏、プロヴァンスを意識した空間にリノベーションされ
爽やかで軽快な雰囲気が特徴ですかね~・・・。







今回、食事をさせて頂いたお部屋はV.I.Pルームの個室
V.I.Pルームのわりに絵画とかがないのが、展示されていないので
少々まだ未完成って感じでしたが、高級モダンフレンチを提供されるということなので
松井社長も凄い方なので、きっと今後、この場所にふさわしい絵画も
特別な作品がどこかに飾られるのでしょう~!





お部屋は白を基調として、緑、青、紫で全体がコーディネートされていて
とてもモダンな感じです。


お料理は、南仏・カマルグでミシュラン一つ星を獲得している
ラ。シャサニエットのシェフ、アルマン・アルナルとのコラボレーション







南仏の豊かな食材を使った、素材の持つ力を最大限に引き出した
近年、フランスでもとても支持されているタイプのフランス料理を提供する
シェフです。

実際に調理を担当するメゾン・プルミエールのキュージニエールも
定期的にフランスで実際に現場で研修を受け乍ら
アルマン・アルナルの味とコンセプトを身につけながら、
更に日本人の味覚に嬉しいお料理を提供してくれているそうです。





次回はそのお料理をご紹介します。  




2015年06月21日

197-4 アートとフランス料理を楽しむ

Bonjour



神楽坂のアンステイチュー・フランセから今度は白金台にある
東京都庭園美術館へバスで移動しました。





今回、どうしてもみなさんに東京都庭園美術館に行ってもらいたいと思い
丁度、フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵の「マスク展」
開催期間中ということもあり、訪ねてみました。





東京都庭園美術館って意外と皆さん行ったことがなくて
でも日仏協会としては是非・・・。何故ならば





ここは元々、朝香宮邸。
朝香宮家は、久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が明治39年に創立した宮家です。
鳩彦王は、陸軍大学校勤務中の大正11年から軍事研究のためフランスに留学しましたが
交通事故に遭い、看病のため渡欧した允子内親王とともに、
大正14年まで長期滞在することとなりました。





当時フランスは、アール・デコの全盛期で、その様式美に魅せられた朝香宮ご夫妻は、
自邸の建設にあたり、フランス人芸術家アンリ・ラパンに主要な部屋の設計を依頼するなど、
アール・デコの精華を積極的に取り入れました。




また建築を担当した宮内省内匠寮の技師、権藤要吉も西洋の近代建築を熱心に研究し、
朝香宮邸の設計に取り組みました。





さらに実際の建築にあたっては、日本古来の高度な職人技が随所に発揮されました。
朝香宮邸は、朝香宮ご夫妻の熱意と、日仏のデザイナー、技師、職人が
総力を挙げて作り上げた芸術作品と言っても過言ではない建築物なのです。





現在は美術館として使われていますが、内部の改造は僅少で、アール・デコ様式を正確に留め、
昭和初期の東京における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物として、
東京都指定有形文化財に指定されています。

というのが、解説文にあるとおり、フランスと深いかかわりがある美術館です。





今回のマスク展も
2006年にパリ、セーヌ河岸にオープンしたフランス国立ケ・ブランリ美術館との企画で
この美術館は建築家ジャン・ヌーヴェルによる設計でも世界の注目を集め、
パリの新たな名所として親しまれているそうです。

この展覧会は、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められた
マスク(仮面)をテーマに開催される、日本国内における同館初の大規模なコレクション展です。





仮面を身に着けることによって、人々は自然と向き合い、
神や精霊といった目には見えない存在と通じ、物語を演じる表現者となりました。

仮面は、肉体と意思をもつ人間と、それを取り巻く世界の境界に位置します。
人は動物や精霊や神々、そして物語の登場人物を模(かたど)った仮面を纏い、
時に音楽やリズムとともに踊り、舞い、それと一体化することによって、
我と仮面(=他者)という両者の力を併せ持つ存在(‘ハイブリッド’)となって、
未知なる時空の扉を開こうとしたのです。

それぞれの土地の特質や文化を背景に、人々の様々な願いが反映された仮面たちは、
溢れる想像力に満ちたユニークなかたちや素材、スケール感によって生み出されています。

本展は、<今>に伝えられるマスクの生き生きとした魅力を展覧し、
その表現の本質に迫ろうとするものです。

といのが展覧会の解説文です。

で、この展覧会を観た方々が皆さん口をそろえて”この美術館にこれてよかった~!”
”とてもよかった~”
ということで、これはまさに企画冥利に尽きる・・・ということでしょうか。





とにかくみなさんに喜んでいただけてよかったです。





帰り際に、ちょっと美術館内のカフェによって休憩~・・・。
このカフェもなかなかいい雰囲気、カフェも美味しかった!
是非お立ち寄り下さい。






東京都庭園美術館
03-5777-8600(ハローダイヤル)
〒108-0071
東京都港区白金台5-21-9
電話 03-3443-0201(代表)
10:00-18:00
FAX 03-3443-3228
www.teien-art-museum.ne.jp/

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)その他の情報

2015年06月19日

197-3 アートとフランス料理を楽しむ

Bonjour a tous!
  

東京・神楽坂のアンステイチュー・フランセ内「ラ・ブラッスリー」を
ご紹介しています。





さて次はメインです。
今回、大人数だったので用意されたのは先ずお肉Viende
フランス東部のアルザス地方の名物料理、シュークルットウ 
コレナイ豚のシュークルットウ Choucroute de "Korenai"





食べ乍ら、”本場アルザスで食べたらこの3倍くらいの量が出てきますよ~”
と言ったら、皆さんびっくりしていました。
”この量でも多いな~と思ったのに・・・”と。

そう、フランス料理は量が少ない・・・というのは
日本人が食べる量が少ないので、おそらくだんだんお皿に盛りつける量が
少なくなっていたんじゃないかな~と個人的には思うんですが、
その辺はどうなんでしょう??

あと出てきた、フランスから直輸入のパンが本当に美味しかったです。





メインも、お肉がダメという方には、魚料理を用意して頂きました。
Poisson : イサキのポワレ パステイスソース 
Isaki Poele sauce pastis





こちらも何かおいしそうでした~!!


そして、デザート:Dessert はプルーンのタルト ヴァニラアイス添え
Tarte aux pruneux et glace vanille





こちらは、まあまさにそのもの・・・というフランスのタルトでした。

そしてコーヒー・・・こちらはフレンチカフェ:カフェ・エクスプレスではなく
普通のドリップだったので、写真は写さなかったのでなしです。

今回は、飲み物もメニューに加え一杯つけて頂いたので
赤ワインや白ワイン、その他ノンアルコールをそれぞれ注文していましたが
ワイン好きな方は、更にそれぞれワインを注文して飲み比べていました。





みんなお腹いっぱいと、大満足のランチでした。
       




ラ・ブラスリー (Le Brasserie)
東京都新宿区市谷船河原町15 アンスティチュフランセ東京内
03-5206-2741
営業時間:11:45~14:30 18:00~21:30 ランチ営業、日曜営業
定休日:月・日のディナータイム・祝
URL: http://www.institutfrancais.jp/tokyo/services/brasserie/




  




2015年06月17日

197-2 アートとフランス料理を楽しむ

Bonjour


先月開催した、「アートとフランス料理を楽しむ初夏のバスツアー」
について、ご紹介しています。





このバスツアーは毎年いただく、ランチもけっこう人気があって
今回は、群馬日仏協会の会員の方で
まだ、アンステイチュー・フランセに来たことがない・・・ということも
沢山いらっしゃるので、アンステイチュー・フランセに行ってみる
という経験もしてもらいたくて、アンステイチュー・フランセが運営する
「ラ・ブラッスリー」でのランチを企画してみました。





少し、早く着いてしまったので、少々アンステイチュー・フランセの中を見学。
本屋さんや、建物の中を見ながら少々休憩~!








で、少し早目に「どうぞ」ってことでレストランの方へ・・・。





フランス料理というのがどういう料理なのか、今一つ
よく理解できていない・・・という人は意外と多いもので
一般的には、結婚式や街のレストランで食べる創作系のフレンチか
フレンチ風日本の西洋料理・・・。
大きなお皿に、綺麗に盛りつけられたでもちょっとづつ・・・。

食べたか食べてないかわからない程度の量と美味しいのか美味しくないのか
判別しにくい感じのお味・・・。

そんなイメージが勝っているので、そのイメージを払しょくさせるためにも
一般的に、日常フランス人が食べるフランス料理を提供してくれる
「ラ・ブラッスリー」がいいかな~と思ってここにしたわけです。




最近、朝ドラの「まれ」の中で、フランス菓子と洋菓子の違いが分かっていない・・・
という話があったけど、フランス料理と西洋料理の違いって
意外に一般的には分かっていないのだな~・・と思うことが多いので
あ~~~~~同じだ!!と(笑)




で、今回のランチメニューは





まず前菜 Entree から
Terine de campagne




お肉系がダメな方には、魚介グリルのサラダを用意して頂きました。





まあ、間違いのないお味。

でも初めて食べた人は、ソーセージなのかハンバーグなのか
何なのかわからないみたいでした。

勿論、ちゃんと説明しましたが・・・。

これが切っ掛けで、フランス料理が本当に好きになってくれればな~・・・と。





次はスープ:Soupe
かぼちゃの冷製スープ・・・Potiron(froid)





いわゆるまさにかぼちゃのスープ。
スープというより、ブルーテに近い感じ・・・。
かなり甘めのかぼちゃのスープでしたが、美味しかった~!





次回は、メインにデザートをご紹介します。  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストランその他の情報

2015年06月15日

197-1 アートとフランス料理を楽しむ

Bonjour


大変大変久しぶりで~す。

ホント、かなり慌ただしくて、ここのところなかなかブログをアップすることが出来なくて
このブログを楽しみにしていてくれる方にも、
愛想つかれてしまいましたかね~・・・。


まあでもちょっと気を取り直して・・・。

もう先月になってしまいましたが、群馬日仏協会の定例バスツアー
「アートとフランス料理を楽しむ初夏のバスツアー」を開催したので
その様子をアップしたいと思います。







参加者は44名、直前になってどうしても参加出来なくなってしまうと
一人キャンセルになったので、本当にバス満杯の定員いっぱいのツアーになりました。





今回は、まず六本木ヒルズの森タワー内にある「森美術館」
「シンプルなかたち展」を最初に
その後、神楽坂になるアンステイチュー・フランセ内にある
「ラ・ブラッスリー」でランチ
そして、移動して 東京都庭園美術館で開催の「マスク」展へ

今回のスケジュールでした。

まずは森美術館の「シンプルなかたち展」





この展覧会は、森美術館とパリにあるポンピドゥー・センターの分館である
ポンピドゥー・センタ・メスとエルメス財団の共同企画、ということもあり
日仏協会としては、見学の対象となりました。
ポンピドゥー・センタ・メスは、ヴァンソンも大好きな
日本人建築家・坂 茂さんによる設計でもあります。





この展覧会は、19世紀から20世紀にかけて、
ヨーロッパでは数学、機械工学、生物学、地質学や考古学の探求の中で
「シンプルなかたち」の美学が再認識され、
工業製品や建築のデザインなどに多大な影響を与えましたのだとか・・・。

同様に、その品格ある魅力は多くのアーティスト達を魅了し、
近代美術の多数の名作を生み出しましたのだそうです。





一方、このような単純で美しい「シンプルなかたち」は、
自然の中や、世界各国のプリミティブアート、民俗芸術、伝統文化の中にも、
数多く見出すことができるそうです。

日本においては、工芸品や茶道具、仏像や禅画などに
同様の美学が体現されているとか。

本展は、このような古今東西の「シンプルなかたち」約130点を
9つのセクションで構成しているそうです。





古くは先史時代の石器から、
現代アーティストによるダイナミックで先鋭的なインスタレーションまで、
地理的なひろがりと歴史的なつながりを示しながら展望し、
時空を越えた普遍的な美を描き出しているそうです。

「シンプルなかたち」が備える普遍的な美は、
私たちが生きる上で真の豊かさとは何かを問い直すことでしょう

といいうのが、美術館側の解説文です。

で、館内の写真撮影は基本的に出来ないのできちんと様子は伝えられないですが

ちょっと展覧会的には、印象派や身近な具象の展覧会ではないので
どうかな~と思いましたが
意外に沢山の方から、「面白かった」「連れてきてもらわなければ来なかった」
「来てよかった」と言って頂いたのでよからかな~・・・。





それにしても相変わらず、森タワーから見える東京の風景は感動的でした。

この展覧会は、7月5日(日)なので、まだ間に合います!!

シンプルなかたち展:http://www.mori.art.museum/contents/simple_forms/


次回は、ラ・ブラッスリーについてお届けします。



  




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