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「ぐんまフランス祭2020」

2014年03月02日

150-2 ニース (南仏・コート・ダジュール)

Bonjour ~~~


もう3月に入ってしまいました。
皆さんは花粉症は大丈夫ですか??

ヴァンソンは花粉症持ちなので、
本来なら最高の季節に向かっていくはずですが
僕にとってはつら~い季節・・・・。
今年はあまり花粉が飛ばなそうではありますが、どうなんでしょう??





さてさて、ニースの続きを・・・。

実は今、ニースは一年で最も観光客が沢山集まる時期なんです。
丁度今、真っ只中です。
それは、ニースカーニバル
今年は、2月14日から3月7日だったと思います・・・。





異教徒の祭りから始まったカーニバルは,
四旬節前のカトリックの肉食日(マルディグラ)期間に行われるそうです。

節制と質素な食事の期間が始まる前の最後の祭りは、
あらゆる行き過ぎを正当化してくれるのだそうです。





ニースのカーニバルは、ベルエポックの時代に盛り上がったらしいのですが、
あまり日本では知られていませんが、
その歴史はけっこう古くて、
1294年プロバンスの伯爵シャルル2世、アンジュー公爵が
カーニバルの楽しいひと時をニースで過ごそうとやってきたことから始まったのだそうです。





日本では、圧倒的にブラジル・リオのカーニバルが有名ですが
ニースのカーニバルも世界で最も重要なカーニバルの1つに数えられていて





このカーニバルの時期に合わせて、多くの観光客が世界中から集まって
自ら仮想して参加してみんなで盛り上がる、そんなカーニバルです。





カーニバルには、ニースのアーティストたちが街の装飾を作って、
15万個以上の手作業で色づけられたランプが設置されて、
15日間続くカーニバル期間中点滅し、ニースの中心「マセナ広場」と
前回ご紹介した「イギリス人の散歩道」を 夢のように美しい空間に作り上げるんです。





手の込んだ化粧に羽の衣装、スパンコールにラインストーン、
山車や大きな顔のパレード、ショー。





世界中から集まった1000人以上のミュージシャンやダンサーたちが祭りを引き立てます。
色鮮やかで大きなパレードの呼び物は「カーニバルの祭り」、
「花合戦」、そして、忘れてはならないのが閉会時の花火です。









地中海沿岸のコートダジュールで開催されるニースのカーニバルは、
まさにヨーロッパ風リオのカーニバルなんです。

冬の南仏、コート・ダジュールはちょっと・・・と思っていた方も
この時期は、けっこう盛り上がっていい感じですよ。

僕の印象は、ちょっと日本のねぶた祭りのニース版 って感じ???






まだまだ続きます。

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報