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「ぐんまフランス祭2020」

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2024年11月29日

318 ぐんまフランス祭の開催趣旨

Salut a tous et a toutes

まだ「第12回ぐんまフランス祭2024」の開催余韻が残る中、
開催前、開催中、そして開催後もよく聞かれるのですが
”なぜ、ぐんまフランス祭をはじめたんですか?”
とか
”出展する業者さんはどんな基準で選ばれるのですか?”
など、本当によく聞かれます。

そういえば、フランス祭に出展参加する側には伝えているけど、
一般の方々にはその旨、ちゃんと伝えたことがないな~と
思うことが今回多々あったので、ちょっと書いてみようかと思います。



ぐんまフランス祭は、2009年12月9日に、前橋市にある明治時代に建造された
純日本建築の迎賓館、臨江閣で、フランス大使館関係者や
東京恵比寿の日仏会館、日本ミシュランタイヤの方々、群馬県副知事、
県内市長他行政関係者にもご臨席頂き、群馬日仏協会の発足式を行いました。

その際、群馬会館で設立記念行事として
今のぐんまフランス祭の基となるイベントを開催したところ
当時の群馬県の国際課永井さんという方から、群馬県庁の県民ホールで
”もっと大々的にやってみっませんか?”
”ドイツフェアもやっていることですし・・・”
と誘われたのが、このフランス祭を開催する切っ掛けです。
意外と気軽に始めてしまったのです。

当時は多くの群馬県民は、群馬とフランスの歴史的交流や関係性を
ほとんどの人がよく分かっていませんでした。
ましてや日本国内ではまったく・・・。
冨岡製糸場がフランス人技師のポール・ブリュナーの技術指導によって
建造、設立運営したことも、富岡市の人でさえ、一部の人以外は
よくわかっていなかったと思います。



それならフランスのフェスを開催しながら、
ただ単にフランス関連のものを販売したり、
文化祭のように何かを展示するフェスというのではなく
ぐんまとフランスとの150年に渡る歴史的な関係性を
フランス祭の開催と共に楽しく知ってもらおう!
そして富岡製糸場を世界遺産にいしよう という夢を
県民の機運を上げるためにも役に立つのではないか?
とも考えたわけです。



そして群馬とフランスの関係をアピールして、私たち群馬県人の中にある
群馬は”田舎くさい”とか”ダサイ”とかの負のイメージが、
良くなる切っ掛けにもできるかも・・・とかあれこれ考えました。

そしてやっぱり日本人の中にある”フランス”という国のイメージは
みんな興味はあるけど、エッフェル塔やセーヌ川、モンサンミッシェル
ベルサイユ宮殿のイメージ。
フランス人はプライドが高くて意地悪とか・・・
フランス料理は品よく、ナイフフォークを沢山使う・・とか
意外と本当のフランスは知られていなくて
けっこう誤解されていることが多いとか
フランス料理やフランス菓子、フランスのパンも
日本風にアレンジされてるものが多かったり
正確なフランスものが比較的無いことから
フランスの文化を日本風にアレンジされていない、
本物の伝統的フランスものを出来るだけ提供するフェスを
マルシェ方式で、楽しく知ってもらい楽しんでもらおう
ということになったわけです。

そして大事なことはフランス祭に出展できる業者は、
群馬日仏協会の会員であること。
群馬と何らかの関係がないと群馬日仏協会の会員にはなれないのですが
フランス大使館かフランス商工会議所または、協会会員からの
正当な推薦があれば県外の業者や個人でも出展出来るようにしました。
それは基本的に、群馬県の業者や個人全体が
フランスという文化を糧に、県内の魅力向上のために
成長することを目的にしているからです。



そして現実として、出展する殆どの業者はフランス人ではいし
フランス在住や留学の経験がある人ばかりではないので
本当のフランスとは??ということを、フランスを熟知する経験者や
フランス人とともに学びあい、研究しあい、切磋琢磨しながら
「本当の”フランスもの”を紹介できる、伝道師的存在になれるように」
という考え方に賛同する人や法人のみ参加し出展するのが
当初からのぐんまフランス祭です。
群馬日仏協会の副会長は今も、設立当初と同じ
ミシュランの元社長会長だったベルナール・デルマス氏だからです。



中には、かつてぐんまフランス祭に参加していたけど
ぐんまフランス祭の考え方を結局理解してもらえなかったり、
クリアー出来なかったお店や、お店の運営方針が変わってしまったり、
考え方の相違で異なる道を歩み始めたお店もこの15年間には多々あります。
現在、ぐんまフランス祭に参加するお店はみんな
基本的に前向きで勉強熱心、意欲的に、本物を目指そう!という
強い向上心がある協調性のあるお店ばかりが参加していると思います。

やっぱり僕らは、このフランス祭に来てくださる多くの皆さんに
誤解のない、勝手に出来上がってしまった歪んだフランスのイメージではない
それはこのフランス祭に出展するお店もそこにいらして下さるお客様にも
本当のフランスを知ってもらいたい
群馬県とフランスの長い歴史的関係を知ってもらいたいと
ぐんまフランス祭を12回も続けてきたのだと思います。

あっそれと、皆さん驚かれますがフランス祭開催にあたり
行政などからの助成予算で運営をしているのではなく
あくまでも群馬日仏協会会員による寄付と出展者の負担金
あとは会員によるボランティアによって設営運営されています。
群馬県の共催ですが、行政主導による開催事業ではありません




来年も開催します。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

  




Posted by フランスさん at 19:00Comments(0)ぐんまフランス祭り