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「ぐんまフランス祭2020」

2014年09月25日

177-3 日比谷パレス (千代田区)

Bonjour



日比谷パレスの続きをお届けします。





お料理は二皿目の前菜

鰯のエスカベッシュ クミンと生姜のアクセント
アルマンスタイルのレギュームを添えて





エスカベッシュは一般的に生ではないものを酢漬けにしたりするのを
そう呼ぶような気がするのですが、これは生の鰯だったような・・・
だからマリネ???

まあそうだとしても、キュウリのみじん切りと生姜が
あまり邪魔にならない程度に利いていて
アルマンスタイルのレギュームというのは
エシャロットか玉ねぎとズッキーニのクミン入り甘酢漬け??
の甘さとスパイシーな感じが、鰯と絶妙で、とても美味しくて
ヴァンソンは大好きな逸品でした。

もしかしたら好き嫌いが分かれる一品かもしれませんが・・・。
お皿との盛り付けの相性も考えられていて美しい一皿です。


次は、ブイヤベース カマルグスタイル





何がカマルグスタイルかは分かりずらい一皿ですが
フランス人にとってはブイヤベースとはこうあるものを
ブイヤベースと呼び、それ以外はブイヤベースではない
という人達が多々いるので、
そう言った意味では伝統的なブイヤベースではないので
カマルグスタイル・・・と呼んでいるのかもしれません。


で、お料理はいわゆる魚介は煮込まない
軽く火を通したものに、後からブイヤベースのスープを掛ける
という一皿。

ブイヤベースのスープは伝統的なそのスープに近いのですが
ローカルな味がなくなってしまうほど煮込んだ魚を出す
ブイヤベースもあまり旨くはないけど、
この軽く火を通しただけの魚介もこれだけでは今一つ
ブイヤベースと名をつけるには無理があるな~・・・と。
ブイヤベースには欠かせない、アイオリソースが少しでも
かかっていれば、もっとよかったのにな~・・・なんて
思ったりもしました。
スープの味は良かったです。


そしてデザート
フルーツのミネストローネ





ご存じミネストローネはイタリアでいうスープのこと。

だからスープ(フルーツジュース)仕立ての果物のデザートです。

パッションフルーツなどが入った美味しいフルーツジュースと
よく熟したいろいろなフルーツ
そして少しアニスが利いた???アイスクリームが添えられていて
これで美味しくないわけがないですよね~・・・。





でも最後は料理的なデザートがくれば僕的には
もっとよかったかな~・・・。
爽やかさと盛り付けの美しさに肩透かしをくった感じですが
でもこれもメニューを作ったシェフの知恵の勝利ですかね???

ランチ価格でこのメニューはやっぱり大したものです。
日比谷パレスは本当にお得感満載です。

最後にいつもはクスミテイーの紅茶が出てくるのですが
今回はコーヒー・・・。




ドリップの珈琲でしたがちょっと濃い目で美味しかった~!


皆さん大満足でした。

日比谷パレス(HIBIYA PALACE)
東京都千代田区日比谷公園1-6日比谷パレス
TEL 03-5511-4122
URL http://www.hibiyapalace.co.jp/
霞ケ関(東京都)駅[B2]から徒歩約3分







  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)カフェ・レストラン