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「ぐんまフランス祭2020」

2018年03月21日

253-6 第43回 「サロン・レトロモビル」(Salon Rétromobile 2018)

Bonjour~!


「サロン・レトロモビル」でのルノーブースのご
TOMOYOさんの取材と共にご紹介をしています。




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次は
ルノー・9(1983〜1987)



Renault 9

80年の世界スタンダード、1982年のカーオブザイヤー
1981年に発表されたルノーとしては珍しい
オーソドックスな4ドアセダン。

第2次オイルショック後、
家庭的な車・多用途・低価格・低燃費という客層の声を取り込み、
まさに世界商品としての視野を考え作られました。





ちなみに80年代のファッションは。。。クレイジー!
確かにルノー・9も他のモデルとは別格って感じ。


エスパス(1984-)



Renault Espace ルノー・エスパス

車に対して「生活空間」という新感覚を打ち出しました。

後部座席二列の5席は取り外し可能。
助手席や前列シートは回転可能で、
用途に合わせて自由自在に使える巨大空間
というコンセプトをどこまでも貫いています。

「暮らすような車」 "voiture à vivre" 
というスローガンをもった車だそうです。

欧州車初のミニバン型モデルで、
今日では当たり前となったミニバンというコンセプトも、
この車の成功があってこそ なのは有名な話です。





デザインではフランス国鉄が誇る高速列車
TGVがモデルとなっているのだそうです。
なるほど・・・。



Renault Aventime


後に、アヴァンタイムという独特のデザインのミニバンが
出てきますが、これもフランス・ルノー車ならではの
独特なデザインです。


TWINGO (1992-)


Renault Twingo ルノー・トゥインゴ

オートマ以上の車といういうのがコンセプトだそうです。

コンパクトカーでありながらモノスペースという
画期的設計のモデル。

後部座席はスライド式で、足元に余裕も持たせたり、
逆に荷室を増やしたりと、ケースバイケースのアレンジが可能。

人懐っこそうな顔とカラフルな外装で道行く人々の目を楽しませ、
チープだけどポップな内装で乗る人を和ませる、
可愛らしいさあふれる車です。

販売当初のモデルのシートは
青空に浮かぶ雲の模様が描かれていたそうです。





実は、外装デザインはホンダが80年代半ばに送り出した
軽自動車トゥデイをルノーのデザイナーが日本に来たとき見て
そのスタイリングに強く影響を受けた・・・
というのはかなり有名な話です(笑)


セニック(1996〜)


Renault Scénic ルノー・セニック

長年愛されるコンパクトカー
フランスで長年人気なのは自由自在度の高さと収納力、
そして長く使える飽きのこないデザイン?だから・・・でしょうか。
販売台数は一番を誇る。
1997年のカーオブザイヤーを受賞。


戦後のルノー車は、乗用車や大衆車が一般的な分、
私でも乗ってみたいな~という気持ちにさせる車が多いです。

シトロエンやプジョーと比べても
世代や職種を超えて愛される車が多いということがわかった?
ような気がします!(笑)

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報