2020年11月22日
293-10 第9.5回リーモトぐんまフランス祭2020商品豆知識Vol.3
Bonjour
リモートぐんまフランス祭3日目です。
通常なら最終日ですが、今回はリモートなのでまだまだこれからです。
今日は先日の11月第3木曜日の19日に解禁になった
ボジョレ・ヌーヴォについて
ボージョレーだったり、ボジョレだったり
ヌーヴォーだったり、ヌーボーだったりいろいろですが
私的には、発音上一番近いのは、ボジョレ・ヌーヴォ
だと思います。
コートダジュールも本来はコットゥダジューだと思いますが
なぜかコートだし、Votreという発音をヴォートルと伸ばす
日本人がなぜかとても多いし・・・。
癖でしょうかね~・・・??
脱線してしまいましたが、
今回はボジョレ・ヌーボいついてです。
Beaujolais Nouveauの起源、アペラシオン「Beaujolais Nouveau 」が
作成されたのは1951年。
当時、植物検疫問題や、収穫量への悪評が広がる前に、
少しでも早く売りさばくために、ワイン商たちは秋に出荷したそうです。
これは熟成が終わっていない新しいワイン、
これがボジョレ・ヌーヴォの起源なのでそれほど古くはないんです。
ワイン生産者が収穫の利益を非常に早い段階で受け取ることを可能にするので
財政的側面や急成長している外国の輸出に対応するためだったようです。
実際通常のワインとは製造方法が違っていて
解禁に間に合わせるために、普通のワインよりも早くできる製造方法です。
普通のワインは葡萄の果汁を醗酵させて作ります。
葡萄の糖分が醗酵作用によってアルコールになるわけです。
ヌーヴォは葡萄を絞らず皮ごとタンクにつめます。
こうすると、醗酵によってタンク内に炭酸ガスが充満して、
この炭酸ガスによってリンゴ酸分解酵素が活発化して
リンゴ酸からアルコールが生成。
作り方が違うので、通常の熟成ワインとは味や個性が違うわけです。
ヌーヴォとは「新酒」のことで、「フランス語で「新しいこと・もの」という意味です。
フランスのブルゴーニュ地方に位置するボージョレ地区で造られた
新酒のみがボジョレ・ヌーヴォと呼ばれます。
使用されるブドウ品種は、ガメイ種のみと決められて特長のひとつです。
ボジョレ・ヌーヴォは深みのある色をしてるけど、
味わいはとってもフレッシュで癖がない。
たぶんそこが日本人に好まれる要因の一つかもしれません。
果実味が強く、バナナなどの甘い香りがあります。
渋味が少ないので、赤ワイン特有の渋味が苦手な方にもおすすめ。
ワイン自体が苦手という人でも、適度で主張し過ぎない
酸味がすっきりしているので美味しく飲むことができるんでしょうね~。
ボジョレ・ヌーヴォは、コクよりフレッシュな味わいが売りのワインなので、
通常の熟成型ワインは、寝かせるほど美味しくなるのですが、
ボジョレ・ヌーヴォの場合は逆。
フレッシュなうちに飲んだ方がいいワインです。
購入後はなるべく早め(おおよそ2~3カ月以内)に飲むようにして
もったいないから取っておこう!は絶対にダメ! 酢になっちゃいまうよ~!
で、普通の赤ワインはコルクを開けて室温で飲む方が香りも楽しめていいのですが
ヌーヴォは、しっかり冷やした方が美味しいです。
冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから飲むのがおすすめ。
キンキンに冷やすのはX。
大ぶりのワイングラスより、やや口の狭いグラスの方が、
豊かな香りを逃すことなく楽しめます。
食事と一緒にボージョレ・ヌーヴォを楽し場合は、
フルーティーな味わいたので、意外と魚料理やサラダに合います。
また日本の鍋料理にも結構合うのでおすすめで~す!
今回のリモートフランス祭では、酒のぎょうだ・館林支店と
仲沢酒店がボジョレ・ヌーヴォを提供しています。
それぞれ違うタイプのボジョレ・ヌーヴォを取り扱っているので
是非ご覧下さい。
➡➡➡➡➡群馬日仏協会Websiteへ:http://www.fj-de-gunma.com/
リモートぐんまフランス祭3日目です。
通常なら最終日ですが、今回はリモートなのでまだまだこれからです。
今日は先日の11月第3木曜日の19日に解禁になった
ボジョレ・ヌーヴォについて
ボージョレーだったり、ボジョレだったり
ヌーヴォーだったり、ヌーボーだったりいろいろですが
私的には、発音上一番近いのは、ボジョレ・ヌーヴォ
だと思います。
コートダジュールも本来はコットゥダジューだと思いますが
なぜかコートだし、Votreという発音をヴォートルと伸ばす
日本人がなぜかとても多いし・・・。
癖でしょうかね~・・・??
脱線してしまいましたが、
今回はボジョレ・ヌーボいついてです。
Beaujolais Nouveauの起源、アペラシオン「Beaujolais Nouveau 」が
作成されたのは1951年。
当時、植物検疫問題や、収穫量への悪評が広がる前に、
少しでも早く売りさばくために、ワイン商たちは秋に出荷したそうです。
これは熟成が終わっていない新しいワイン、
これがボジョレ・ヌーヴォの起源なのでそれほど古くはないんです。
ワイン生産者が収穫の利益を非常に早い段階で受け取ることを可能にするので
財政的側面や急成長している外国の輸出に対応するためだったようです。
実際通常のワインとは製造方法が違っていて
解禁に間に合わせるために、普通のワインよりも早くできる製造方法です。
普通のワインは葡萄の果汁を醗酵させて作ります。
葡萄の糖分が醗酵作用によってアルコールになるわけです。
ヌーヴォは葡萄を絞らず皮ごとタンクにつめます。
こうすると、醗酵によってタンク内に炭酸ガスが充満して、
この炭酸ガスによってリンゴ酸分解酵素が活発化して
リンゴ酸からアルコールが生成。
作り方が違うので、通常の熟成ワインとは味や個性が違うわけです。
ヌーヴォとは「新酒」のことで、「フランス語で「新しいこと・もの」という意味です。
フランスのブルゴーニュ地方に位置するボージョレ地区で造られた
新酒のみがボジョレ・ヌーヴォと呼ばれます。
使用されるブドウ品種は、ガメイ種のみと決められて特長のひとつです。
ボジョレ・ヌーヴォは深みのある色をしてるけど、
味わいはとってもフレッシュで癖がない。
たぶんそこが日本人に好まれる要因の一つかもしれません。
果実味が強く、バナナなどの甘い香りがあります。
渋味が少ないので、赤ワイン特有の渋味が苦手な方にもおすすめ。
ワイン自体が苦手という人でも、適度で主張し過ぎない
酸味がすっきりしているので美味しく飲むことができるんでしょうね~。
ボジョレ・ヌーヴォは、コクよりフレッシュな味わいが売りのワインなので、
通常の熟成型ワインは、寝かせるほど美味しくなるのですが、
ボジョレ・ヌーヴォの場合は逆。
フレッシュなうちに飲んだ方がいいワインです。
購入後はなるべく早め(おおよそ2~3カ月以内)に飲むようにして
もったいないから取っておこう!は絶対にダメ! 酢になっちゃいまうよ~!
で、普通の赤ワインはコルクを開けて室温で飲む方が香りも楽しめていいのですが
ヌーヴォは、しっかり冷やした方が美味しいです。
冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから飲むのがおすすめ。
キンキンに冷やすのはX。
大ぶりのワイングラスより、やや口の狭いグラスの方が、
豊かな香りを逃すことなく楽しめます。
食事と一緒にボージョレ・ヌーヴォを楽し場合は、
フルーティーな味わいたので、意外と魚料理やサラダに合います。
また日本の鍋料理にも結構合うのでおすすめで~す!
今回のリモートフランス祭では、酒のぎょうだ・館林支店と
仲沢酒店がボジョレ・ヌーヴォを提供しています。
それぞれ違うタイプのボジョレ・ヌーヴォを取り扱っているので
是非ご覧下さい。
➡➡➡➡➡群馬日仏協会Websiteへ:http://www.fj-de-gunma.com/
Posted by フランスさん at 06:00│Comments(0)
│ぐんまフランス祭り
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