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「ぐんまフランス祭2020」

2013年04月24日

109-2 フォンテーヌ ドウ ヴォークリューズ(南仏)

Bonjour~~~~


季節はなんとも気まぐれです。
寒くなったり、暑くなったり・・・・

今年はあまりにもめまぐるしく寒暖が変わるので
段々体が順応しなくなってきそうです・・・。



さてさて、画像はすっかり初夏のフォンテーヌ ドウ ヴォークリューズの
続きです。


カフェやレストラン、お店や 展示場の横をテクテクと15分くらい歩いていくと
その奥には、何と とうとうと湧きだす水源があります。






巨大な洞窟があって、吸い込まれそうなほど青々とした水源から
1分間にだいたい4500ℓ湧きだし、春と秋には
何と20万ℓもの水がわき出ているのだそうです。

100年以上も前から水源を探る為、潜水調査を行っているらしいのですが
未だにどこからこれだけの水が来るのか
解明されていないのだそうです。





ここにたどり着くために歩く道の反対側には
水車がある橋を渡って岩をくりぬいたトンネルをくぐるのですが
そこを抜けると目の前には水源の上にそそりたつ岩山と
出来たばかりの驚くほど透き通った川の風景が飛び込んできます。





そこには、イタリアのペトラルカという詩人がが住んでいた家が
ペトラルカ博物館として保存されています。




建物の横にはテーブルと椅子がいくつもセットされていて
温かい光を浴びながら
川のせせらぎの音を聞きながら、ちょっとの間時を忘れて
ボーとしていると、なんとも贅沢な気分になります。





ここから流れる水が、周辺の村村の水源となって
プロヴァンスの広い地域へと供給されたみたいで、
現在も石造りの水路橋が残っています。








プロヴァンスの夏は、日差しがとても強くて
日本では味わったことのないような猛暑があったりするので
そんな時は、ここフォンテーヌ ドウ ヴォークリューズは
日本人の渇いた心を、一時潤してくれると思いますよ。




あまりガイドブックでは大きく取り上げていない村ですが
アヴィニヨンやエクサンプロヴァンスに行く機会があったら
ちょっと頑張って訪ねてみてはいかがですか。

他とはちょっと違ったお土産が見つかるお店も・・・。


  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報