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「ぐんまフランス祭2020」

2012年06月15日

55-2 フランス菓子ミヤケ(桐生市)

Bonjour

前回のお菓子教室「LE SUCRE ET LE SALE」
第1回コンフィチュール教室の続きです。



今回は第1回ということあり6名の方が参加されていました。
デモンストレーション講習で作った
コンフィチュール(ジャムのフランス語)は3種類

① いちごとグレープフルーツ



② パイナップルとライム、ローズマリーと黒胡椒風味



③ ブルーベリーと甘夏




普段、日本のスーパーや輸入食材店では見かけない組み合わせのコンフィチュールです。

フランスには各地方や地域でその土地の様々な種類のコンフィチュールを作っているだけではなく
コンフィチュール専門の業者やお菓子屋さんでも色々な種類のコンフィチュールを作っています。
いったいどのくらいの種類が実際にあるのかは分かりませんが、
以前、パリ17区の広場で販売していたお店は100種類位のコンフィチュールを販売していました。


フランスでは一般的には、朝食の定番はまだまだ、パンにバターにコンフィチュール
そしてカフェクレーム(カフェオレ)ですし、
コンフィチュールは、フランス人が大好きなフロマージュと合わせたり
ヨーグルトやフロマージュブランに混ぜて食べたり、肉料理のソースとして使ったりもするので
とても消費量が多く、定番のコンフィチュールだけでは”飽きてしまう”
というのもあるのかもしれません。

定番コンフィチュールも日本でよく食べるジャムからすれば別格の美味しさですが・・・。

最近日本のスーパーで、ボンヌママンのコンフィチュールも売っていますが
何故か、フランスで売られているコンフチュールと味が違うような気がするのですが
私の気のせいでしょうか?
どなたかその真相をご存じないですか?


さて、作り方は一つ一つ丁寧に材料の仕込みから作り方のポイントなどを実演しながら
あっというまに3種類のコンフィチュールが出来上がりました。




そして、いよいよ試食。。。。

目の前で作った3種類のコンフィチュールと
オリジナルで焼き上げた生クリーム入りのしっとりとしたオリジナルのスコーン
それにフロマージュブランに美味しい紅茶とともに頂きました。



以前映画“西の魔女が死んだ”の中の場面で見たワイルドストロベリー畑の苺を摘んでジャムを作り
庭で育てたハーブでお茶を入れて一緒にいただく、硬直した気持ちが解放されるような
そんな場面を思い出すようなひと時でした。



どのコンフィチュールもいわゆる凝固させるためによく使用するペクチンやいやなべたつきが出てしまう
ゼラチンを使用していないので、とても口触りのいいコンフィチュールです。




グラニュー糖の品のいい甘さと食材本来の甘味や酸味、そしてローズマリーや黒胡椒をつかった
コンフィチュールは、味に奥行きと広がりにニュアンスが加わり味の余韻が楽しめます。

果物のコンフィチュールはそれぞれの果物の味が凝縮した季節に作ると
更に味に奥行きが出てくるんでしょうね~。

一年を通して、自家製コンフィチュールを作るなんていうのは、とても心豊かで贅沢なことです。




で、そんな贅沢を手っ取り早く手に入れてしまおうと考える私みたいな人には
何とミヤケから木暮さん特製のコンフィチュールが発売されました。

私も早速手に入れましたよ。

美味しいパンなどを手に入れて、皆さんもよかったら試して下さい。




フランス菓子 ミヤケ
〒376-0014 桐生市広沢町間ノ島393-6 
TEL.0277-52-5852
URL http://www.miyakenet.com/
定休日:火曜日、営業時間:AM10:00-PM9:00
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)スタージュ(セミナー)