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「ぐんまフランス祭2020」

2018年03月17日

253-4 第43回 「サロン・レトロモビル」(Salon Rétromobile 2018)

Salut !!

第43回「サロン・レトロモビル」のルノーの続きです。

次は今でも多くのファンが日本にもいる
ルノー・4(1961-1992)


Renault 4

「ジーンズパンツのような車」という哲学

ライバル、シトロエンの大衆車
2CVの対抗馬として開発されたFF小型車です。



2CV

1961年から92年まで、
ルノーの乗用車としては最も長期間製造され、
2CVと並ぶフランス市民のシンボル的存在となった大衆車です。

機構の単純化が図られたことで、
メンテナンスも容易だったそうです。
フランス人はけっこう自分で故障を直したりしたので・・・。

小粒なれど足回りやシートの良さのおかげで乗り心地にも優れ、
1974年には、その特長を受け継いだ
実質的な後継モデルともいえるルノー・5が発売されるも、
それよりも長く生産が続けられました。



Renault 5

日本に置き換えると、
昭和の高度経済成長期から
平成のバブル崩壊直前まで命脈を保った長寿車です。

総生産台数は何と800万台以上。

ちなみに60年代の代表的ファッションといえばミニスカート。
フランスではFrance Gallや



Brigitte Bardotが人気でした。




次は、ルノー・8 ゴルディーニ (1964)


Renault 8

スポーツカーの民主化をすすめた車

ルノー・8は1962年、先述の4CVの後継車として開発された
リアエンジンの4ドアセダンです。

この8ゴルディーニは、後にルノー傘下となるチューニングメーカー、
ゴルディーニが手を加えた8のスポーツバージョンです。

高性能なれど比較的お手頃な価格で売り出され、
高嶺の花だったスポーツカーを
庶民の手の届く所に近づけた功績は大なんです。

ルノーは近年ゴルディーニブランドに再度力を注ぐようになり、
シャンゼリゼのショウルームでは
ブルーが可愛いゴルディーニグッズがあれこれ売られています。



Renault ALPINEa110

またルノーは、ゴルディーニの他にもアルピーヌという
本格スポーツカーブランドも傘下に抱えていて、
同ブランドの復活をかけた新モデルが
昨年12月から生産開始になったばかりだそうです。



新型Renault ALPINE
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報