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「ぐんまフランス祭2020」

2015年09月21日

208-2 ケ・ブランリ美術館 (パリ7区)

Bonjour a tous


パリ・セーヌ河畔に建つ新しい国立美術館
ケ・ブランリ美術館をご紹介しています。





今回は、ケ・ブランリの中・・・。

最近の美術館は全体的に真っ白かったり、コンクリート色だったり
大きなガラス面が目立つ美術館が多いのですが
この美術館建築は、その真逆かな~・・。





とにかく赤土をイメージさせる色調と室内も全体的に暗い。

美術館の展示室に入っていくためのエントランスも
直線ではなく、くねくねとくねった道を進んで行く感じです。





流行は作っても流行に流されない、染まらない・・・って感じが
本当よく表れています。







ここのコレクションはアフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカ
とはいうものの、全体としての印象はやっぱり
圧倒的にアフリカ。
かなり強烈な印象です!







かなりのおびただし数の木造彫刻やお面、楽器や
アクセサリーや道具などが展示されていて凄い!







ヴァンソンも個人的に昔からアフリカの美術がとても好きで
皆さんもよく知るピカソやマチスなんかはかなりその影響を受けたことでも
知れています。

フランスの美術館は近年益々館内で写真撮影が許されているので
撮影を試みているのですが、
館内があまりにも暗かったので、携帯していた僕のスマホでは
きれいに撮影出来たものと出来ていないものがあるので
あまりよく伝えられないかも知れませんが
とにかく凄い規模です。







館内にいる人達は殆ど、欧米人とアフリカ系の人たちかな~・・・。
僕がケ・ブランリ美術館にいた間は、
日本人にはまったく会いませんでした。
日本人に限らずアジア人はまだまだ、印象派の美術前後から
抜け出せていないのでしょうね~・・・。
こんなに素晴らしい美術館なのに・・・。もったいない。

今年の春に、群馬日仏協会のバスツアーでも
東京都庭園美術館で開催された「マスク」展でこのケ・ブランリ美術館を
紹介していましたが、認知度はほぼゼロでしたね~・・・。





でも「マスク展」もとてもいい展覧会だったので、
これを機会に、フランス・パリ旅行をする際に、このケ・ブランリ美術館に
行こうと思う人が少しは増えるでしょうか・・・??

ケ・ブランリ美術館( Musée du quai Branly)
37, quai Branly - portail Debilly, 75007 Paris

Tél. : 01 56 61 70 00
火曜、水曜と日曜日は11時から 19時まで
木曜、金曜、土曜日は11から21時まで開館



次回は美術館の1階にあるカフェをご紹介します。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報