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「ぐんまフランス祭2020」

2014年12月13日

182-1 アングレーム (西仏)

Bonjour~~


年末に向かって、毎日が気ぜわしくなってきましたね~・・・・。

けっこう風邪やインフルエンザにかかっている人も多いみたいで
疲れもたまって免疫力が下がりがちですから
皆さんくれぐれもお元気で~・・・。

なんかいきなり始まりから終わりみたいになってしまいましたが、
今回は久しぶりにフランスの街情報をお届けしようと思います。





今回ご紹介する街は、日本のガイドブックにもほとんど紹介されていない街
アングレームをご案内します。









アングレームは、パリから南西にTGVで約3時間の場所にある
ワインで有名なボルドーの手前にある、比較的落ち着いた
昔から栄えた街です。





中世にはフランス王家親王采地の一つだったそうで
ここを治めていたヴァロワ家傍系のヴァロワ=アングレーム家出身
フランソワ1世という人が国王として即位した後に
このアングレーム領主は伯爵から公爵に昇爵されほどです。
のちのフランス王アンリ3世は幼少時にアングレーム公爵を称したそうで
アングレームはかなり由緒のある場所なんです。








あの国王ルイ16世とマリー・アントワネットの娘であるマリー・テレーズは
従兄のアングレーム公ルイ・アントワーヌと結婚し、
アングレーム公爵夫人といわれた というから大した場所ですが
日本ではあまり知られていません。







そんなわけで、アングレームの街にはいたるところに
その名残がうかがえる場所があるわけですが
その一つは市役所。
何と今のアングレーム市役所は、元はお城だったみたいですね。




アングレームという街は
シャラント川の湾曲部を見下ろす高台の上にあるので
けっこう坂が多いのですが、それがまた街の要塞として
機能していたみたいです。





僕が訪ねたときは、シーズンオフだったのかどうなのかは分かりませんが
人もあまり多くなく閑散としていましたが、
なんかい~い雰囲気の街です。





そして、アングレームは、水上交通が発達していたので
シャラント川の水上貿易で繁栄していた名残が・・・。





次回はその辺をご紹介します。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報