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「ぐんまフランス祭2020」

2013年12月11日

138-1 アルル (南仏)

Bonjour~~


今年も残すところあと3週間。
ノエル(クリスマス)もあるし、何かと忙しいことと思います。

私、ヴァンソンは不覚にもフランス祭が終わって気が抜けたわけではありませんが
風邪をひいてしまい、39度の熱を出して3日間も寝込んでしまいました。

この年末に寝ている場合ではなかったのですが・・・。
大人になってからの39度は結構、キツイですね~・・・。


さて、久しぶりにまたまた南仏の街のご紹介です。





今回は前回ご紹介したアヴィニョンの更に南にある街
アルル です。




フランス語を学んだことがある方は、このArles(アルル)という
発音が実に難しくて、なかなか発音できなくて
苦労したことがあるんじゃないかな~・・・?
ちゃんと発音出来て、相手にアルルが伝わった時の喜びは
ちょっとした感動だったのを思い出します。

で、アルルと言うと皆さんは何を思い出しますか~?

例えば、アルルはゴッホが晩年その生涯をすごし、多くの傑作を描いた街で
ゴッホを通して、アルルの跳ね橋も有名になりました。







この跳ね橋、ゴッホが描いた時とは今は違う場所に移築されていて、
場所は違うけど、ちゃんとその周辺も整備され、
ゴッホが描いた時と同じような景色になるように
建物も含め、造成されているそうですが・・・。

街の中心からはかなり離れた場所になるので
歩いてここまで行くのはちょっと大変だと思いますが、
でもなかなかその佇まいも、風情がありますよ。


ゴッホが描いた今も 実在する黄色い「夜のカフェテラス」なんかは
皆さんも一度は観たり聞いたことがるのではないでしょうか?








今では、絵に合わせて、カフェも随分と絵に合わせてペイントしているようですが
ゴッホの絵に観るような雰囲気そのもので、
普通に一般の人が、そこでカフェを飲んだり、食事をしたりしています。
ちょっとやりすぎ感はありますが・・・。

完璧にツーリステイックですね・・・お値段も・・・。

でも、ちょっと路地横に入ると、い~い雰囲気のレストランやカフェも
とても多く目につく街です。





ゴッホは晩年、数多くの傑作を、ここアルルで描き
亡くなるまでここアルルで生涯をすごしていました。








もちろんゴッホに描かれている色やスタイルはいささか
誇張されているかもしれませんが
実によく、アルルの持つ南仏独特の雰囲気や
光や空気を見事に表現していると思いますよ。





そしてアルルと言えばローマ、ロマネスク様式の建造物が
世界遺産に登録されていて中でも、円形闘技場は現在は確か修復中・・・
ですが、今もしっかりと現存しています。




目の前にあるカフェも確か、誰かがが絵にしていたような???





そして、ゴッホが晩年精神を病んで療養していたサナトリウムも
現在も残っています。
入場は有料で 特に何かがある というわけではありませんが、
なかなかいい雰囲気です。





そして、スイスのレマン湖を経てリヨンを通って、地中海に流れ出す
最下流になるアルルには、
日本人がへ~と思わずびっくり・・・・の、フランスではとても珍しい風景を持つ地域でもあります。





その辺は次回まで・・・。  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報