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「ぐんまフランス祭2020」

2012年09月26日

75-1  パティスリー MIYAKE (桐生市)

Bonjour!


昔から、”暑さ寒さも彼岸まで”とはよく言ったもので
本当にお彼岸を境に、めっきり涼しくなりましたね~。

雨ももの凄い勢いで降るし、
この前まで言ってた日照りと雨不足が嘘のようです。

こんな季節は体調を壊しやすいので、皆さんもくれぐれもご自愛下さい。


さて、今回も11月の第2回フランス祭に今年も出店する
桐生のフランス菓子の名店「パティスリー ミヤケ」を取材してきましたので
ご紹介します。


フランス菓子MIYAKE
〒376-0014 桐生市広沢町間ノ島393-6 
TEL.0277-52-5852
定休日:火曜日、営業時間:AM10:00-PM9:00
URL: http://www.miyakenet.com/






パティスリー ミヤケはこのブログの第1回の取材で協力して頂き
群馬日仏協会の常務理事を務める会員であり
僕、ヴァンソンがこの群馬日仏協会の設立を準備決定するにあたり
最初に相談した一人でもあります。


ヴァンソンとミヤケ氏(ムッシュ)とは
色々なことで価値観を共有できる親しい友人でもあるのです。


でも、この取材に関しては別問題で容赦はありませんよ~!!

まず、お店に行くとその横にミヤケを象徴する
シトロエン2CVが・・・。




この特注で改造した2CVのワゴンにケーキをいっぱい積んで
色々なイベントにも出店していい雰囲気を出してくれています。


そして

「フランス菓子 ミヤケ」の決定的な特徴は
生菓子のラインナップの多くにタルト系のお菓子があること。
意外と日本のフランス菓子屋さんって、フランス菓子といいながら
フランス菓子の王道、タルトがないか、
またはあっても生クリームたっぷりの、タルトの土台を使った
日本風のタルト。

まずフランスではお目にかからないかな・・・・。
それでもフランス菓子??

以前にもどこかで書いたと思いますが、
フランスの生菓子は、直に白い生クリームが装飾されたケーキは
見たことがないし、
例えば、殆どの人がフランス菓子だと思っているショートケーキもない。

それに似たものは、ドイツとかウィーンにはあるような気がしますが・・・。

ちょっと脱線しましたが
ミヤケのタルトはそのタルト生地とカスタードクリームと
その上に乗っているフルーツのバランスがとてもいいんです。

それに何よりその姿が美しい。





美しさと言うのは、やっぱりそのセンスとか
こだわりのレベルを反映するのではと思います。





今回また特に新作として僕の大好きなフランス菓子の伝統
「サヴァラン」(ババ オー ラム)が発売されたので試食しましたが、
生地はスポンジ生地ではなくて、本当のサバラン生地!
アルコールも一般的なラム酒ではなくて、
もっと上質のグランマルニエというコニャックベースの
オレンジリキュールを使用する本格派。
ちょっとアルコールが苦手な人には、
アルコールがきつすぎますが、アルコール好きにはたまらないですね。
ただ、軟らかめな生クリームとの相性はとてもいいので
一般的には、さらにフルーツ(必ずしもフレッシュでなかくても)が
のっていたらもっと食べやすいかな~ と思います。

でも是非一度は食べてみて下さい!!




それと、意外と美味しかったのが
タルト生地ではなくパイ生地の「あんずのパイ」
一つ315円とは思えない美味しいさです。
あんずもフランス的ですね~!


ミヤケにはテラスやちょっと休憩できるカフェ機能もあって
天気のいい時には、なかなか気持ちがいいものです。

取材に行ったこの日も、外や中で好みのケーキを食べながら
お茶をしている人たちがいました。




つづく

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)県内お店情報