フランスを知りたい!!群馬とフランスの架け橋 【群馬日仏協会】 会員募集中!!

「ぐんまフランス祭2020」

2012年09月05日

71-2 パン工房SYATOA・シャトア(前橋市)

パン工房・シャトアの続きです。




オーナーの五十嵐さんは、
フランスのパンの定番、バゲット・Baguetteの作り方を
本場フランスで学ぼうとパリのパン屋さんで
短期研修を受けてきたようで、
フランスのパン作りにはとても重要なパン酵母
クレーム・ドウ・ルヴァンというそれぞれのパン屋さんが
大切にしている生酵母をフランスから持ち帰って
更に小麦も水も、塩もフランスのものを使って作っていると言う

”やる気” 120%の肝っ玉母さんです。




しかしながらそんなパリと同じ食材とレシピを使ったからといって
同じようなものが出来ない と嘆きながらも
美味しいバゲットを作ろうと、奮闘中!!

まあ技術というのは一長一短には習得出来るものではないもので、
どんな職業でも同じことが言えるわけですが

でも、”まずはここが大事”と言うところから始めているので
将来は僕が唸るような、バゲットが出来ることを期待!!!





その他にも、たぶん見た人にも何だか理解してもらえないような
シャピニオンというきのこの傘みたいなのがついている形をした
パンなんかもあります。





よくパスタも細さや断面や形が違ういだけで、生地そのものは同じだけれど
味が変わるように、
フランスパンも形や大きさ太さや長さ、カミソリの入れ方で
パンの特徴が変わるので、食べ方(使い道)も変わったりするんです。





サンドッチ用、さっぱりした料理用
ジビエ料理用、プロヴァンス料理用・・・みたいに。

パンの味と料理との組み合わせで随分と口に入れた時の
美味さの調和が変わるからです。


日本ではどうしても、調理パンとして
おにぎり感覚でパンも食べるので、なかなかそういった
パンの食べ方が普及していきずらいので、
特に世界で最も美味しいと言われるフランスパンをメインに出そうとする
パン屋さんは大変です。

単純に”フランスパンは固くて・・・”

で片付けられてしまうので・・・。





今回、シャトアさんでバゲットとブリオッシュを買って
自宅の朝食で頂いてみました。

ブリオッシュはなかなかよかったです。

美味しいバターの風味もけっこうあったし、
いちごのコンフィチュールとの相性も良かったです。

バゲットは、バターと太いソーセージの薄切りと
トマト、コルニッション(ピクルス)を挟んで・・・。


しっかりとしたバゲットでした。

本当はもっと長いサイズで焼いてもらえると
バゲットとしていいかな~・・・と。

でも美味しかったです。

もっともっと、フランスのパンの美味しさを伝えてくれる
そんなパン屋に成長して欲しいと思います。


パン好きの皆さん! 是非ともご支援ご鞭撻をお願い致します。


この明るさと前向きさは、きっとすごいパン屋さんになるかもしれません。
僕も応援します!!


パン工房 SYATOA シャトア
〒371-0022群馬県前橋市千代田町2-7-14
TEL:027-289-6081 FAX:027-289-6081
URL: http://syatoa.com/
営業時間:AM8:00~PM7:00 (月曜定休)


  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(1)県内お店情報