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「ぐんまフランス祭2020」

2012年07月23日

62-3 レストラン タンチル (パリ)

Bonjour


いよいよタンチルのメインとデザートをご紹介します。



一品目は、

季節の野菜の子羊ファルシークミン仕立てと数種の米添え




なすとトマト、赤ピーマンにクミンが利いたスパイシーな子羊のひき肉の
詰めもの(ファルシー)と黒米や古代米など複数のお米をブイヨンとスパイスで炊いた
ものが添えられていて、見た目も特徴的で
味もとてもスパイシーで刺激的でありながら、季節の野菜のうまみや甘味が
独特な子羊の旨みを強調して、噛むほどに美味い米の甘味も加わって
絶妙な一品でした。


次の二品目は、鳩肉のブルターニュローストとホタルイカとレバノンの緑麦添え



この料理の写真は完全にピンボケ・・・すいません。

娘のサンドリンヌが注文したメインですが、
まず、フランス料理では高級食材とされる鳩の肉。


ブルターニュ地方の郷土料理のローストが
赤身の凝縮した濃厚な肉の味と、ホタルイカの塩気と旨みと合わさって
まだ完熟途中の緑麦を使ったレバノン風?に調理された
緑麦の甘味と独特な粘りと風味が楽しめる、実に面白い食感と美味さです。


トルコとかアラブの方では結構一般的な緑麦なのだそうですが、
私達には一般的ではないので、とても面白かったです。
すばらしい逸品でした。


そして三品目、シェフのお勧めのメイン





鳥肉と手長海老、ガンバス海老とじゃがいものサフラン仕立てのココット煮
ブイヤベースとパエリアとクスクスのいいとろろが混ざったような
旨みが凝縮した逸品。





味的にはかなり美味いオーソドックスな味でしたが
本当に美味かった。
さすがジャン・フォランソワです。



そして最後にデザート


一品目は、

やわらかいガナッシュと暖かいマドレーヌ、赤いパプリカのシャーベットに
赤いフルーツ添え





絶品です!!

いつも思うのですが、ジャン・フランソワのデザートは本当に美味しい!
甘い味の〆の料理そのものです。


二品目は

ルバーブのタルトレットとネクタリンの赤ワイン煮、濃厚な柔らかいキャラメル
フルマージュブランのババロア





これも本当に美味しかったようで、娘のサンドリンヌが「美味しい、美味しい」
と何度も言いながら食べていて、あまり味見をさせてくれませんでした。


最後に、全てチョコレート というタイトルのデザート





ムースオショコラとチョコレートのグラス(アイスクリーム)、
チョコレートのガナッシュにチョコレートの器

どれも絶妙なショコラ(チョコレート)の濃厚さに変化があって
苦味と香りと程よい甘味の変化、香ばしいガナッシュと木の実が
アクセントになっていて、ショコラ好きの僕としては
満足のデザートでした。


是非皆さんにも食べに言って頂ければと思います。

フランス料理のイメージが変わりますよ!!
雰囲気もとても入りやすいです。







TINTILOU
37 Bis Rue de Montreuil
75011 - Paris
Tél : 0143724232
E-Mail : contact@tintilou.fr

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報