フランスを知りたい!!群馬とフランスの架け橋 【群馬日仏協会】 会員募集中!!

「ぐんまフランス祭2020」

2017年04月21日

240-4 Restaurant LAZARE(ラザール) パリ

Bonjour,Bonjour


レストラン ラザールの続きです。





次は肉料理です。


まずは、agneau de 7h confit au citron et aux olives
7時間低温の油につけ込みながら火を通した子羊の
オーブン焼き、オリーブとレモンでさっぱりと。





パリパリの表面としっとりと柔らかい肉が本当に美味しいです。


そして同じく子羊の料理
こちらはたっぷりの香辛料につけこんで焼き上げた子羊と
最近流行りの穀物・・・なんていうのかど忘れしましたが
たっぷりのブイヨンと野菜の旨みをを仕込ませて
ちょっとクスクスっぽいお料理・・・。





個人的にはクスクス好きな僕にはかなり美味しいお料理です。


次はラザールの得意メニュー?(笑)
poitrine de cochon confit
豚バラのコンフィー・・・つまりこれも
低温のラードの中でゆっくり火を通してから寝かせたお肉を
表面をカリッと焼いた豚バラ料理





豚肉の旨みが口の中に広がって
癖になります。


次はsteak tartare accompagné de ses pommes de terres
タルタルステーキと細切りポテトフライ





生の牛肉とニンニク、刻んだマリネさらた刻んだルッコラと黄身
程よく効いたコショウが本当に美味しいです。
ユッケのフランス料理版だけど
もっと複雑な味で本当に美味しい。

ポテトも最近フランスで流行りの細切りポテトがたっぷり!
食感が抜群です。


次はデザートです。






LAZARE
(ラザール)
Parvis de la Gare Saint-Lazare
Rue Intérieure
75008 Paris
毎日 07:30-24:00
http://lazare-paris.fr/

  




2017年04月19日

240-3 Restaurant LAZARE(ラザール) パリ

Bonjour a tous


パリで人気の三ツ星シェフプロデュースのラザールをご紹介しています。






次は魚介類のお料理を・・・。

まずはちょっと驚きの
calamars sautés à l’ail et au piment d’Espelette
イカの唐辛子とニンニク炒め





まるで一瞬パスタか うどんと見紛うような見かけ・・・(笑)
チョリソのような辛いソーセージも入っていて
意外にイカも柔らかくて美味しいものです。
何かスペイン料理のよう??


そして
maquereaux au vin blanc
サバの白ワイン漬け





少し甘みのある白ワインに
程よく火の通ったサバがさっぱりと美味しく頂けますが
サバ料理は和食の方がいいかな・・・。
シメサバからインスパイアされた料理なんじゃないかな~。。。と。


そして鱈を使った料理を二つ
Cabillaud rôti, charlotte confite au beurre salé, jus de cresson
キャビアのオーブン焼きシャルロットのコンフィーと
クレソンのソース





もう一つは半生くらいに火が通った蒸された鱈に
香草とトマトニンニクオリーブオイルのソース





これはめっちゃ美味しい!!


そしてちょっと高級な
filet de sole à la dieppoise aux giroles
ヒラメのフィレ、ジロール茸のディエップ風クリーム煮





これは文句ない美味しさですね!
やっぱり少々高いだけのことはある???


次は肉料理をご紹介します!(笑)





LAZARE(ラザール)
Parvis de la Gare Saint-Lazare
Rue Intérieure
75008 Paris
毎日 07:30-24:00
http://lazare-paris.fr/





  




2017年04月17日

240-2 Restaurant LAZARE(ラザール) パリ

Bonjour


パリ8区、サンラザール駅ないにある
3つ星レストランのシェフ、エリック・フレション氏がプロデュースする
カジュアルレストラン、ラザールのご紹介をしています。





メニューはまるで新聞チラシのような感じで
フランス人なりのカジュアル感と遊び心を演出しているのでしょう・・・。
でも初めての日本人にはちょっと、かえって緊張しちゃうかも(笑)





パンもパン屋さんで購入したてのように、
ラザールの名前が印刷された袋の中に入ってテーブルの上に。






まずメニューを選んでいる間に聞かれるのが
取りあえずまずはアペリテイフなどいかがですか~・・・と。

実はここでアペリテイフを” Non Merci” と断ると
その後のギャルソンの態度がとて機械的になるので
例えば、ミネラルウォーターを頼んで、
アペリテイフの代わりにしておくと、ギャルソンとの関係も
上手に保ったまま、その後のサービスもスムーズになる場合が多いのです。
それにミネラルウォーターならその後、例えばワインを頼まなくて
ミネラルウォーターOK.
フランスのレストランはとにかく、セルバー(ウェーター)との関係が
良好だと、その時の食事がとてもスミ―ズになるのです(笑)





で、前菜をいくつかご紹介します。

salade de roquette parmesan et noix de Saint-Jacques rôties
炊いたホタテとパルメザンチーズとルッコラのサラダ





ルッコラの他にマッシュというサラダやフリゼという
日本だとエンダイブと言われる味の異なる葉物サラダで
シンプルでとても美味しいサラダです。


frechon oeuf
ラザールのフレションの卵





その時々で黄身に混ざっているものが替わったりします。
海老やツナが入っていたり、キャビアが入っていたり
3つが全て異なる味で出てきますが、季節で様々に替るようです。
でもとっても美味しい!! 茹で卵と甘くみないほうがいいです(笑)

そして、parisianist slider
パリ人のおしゃれな前菜とてもいうのでしょうか??





完熟トマトの中に刻んだサラダやオリーブ、マリネされた魚介が入っていて
薄く伸ばしたモッツァレラでふたをしてたちょっとおしゃれな前菜
驚きと共にその美しさにうっとり。


次は魚介の料理をご紹介します。






LAZARE(ラザール)
Parvis de la Gare Saint-Lazare
Rue Intérieure
75008 Paris
毎日 07:30-24:00
http://lazare-paris.fr/

  




2017年04月15日

240-1 Restaurant LAZARE(ラザール) パリ

Bonjour


桜も満開で、すっかり春爛漫~!!なんて言っていたら
またまた冬に逆戻りで
群馬県の北の方(北毛)は、またまた雪景色・・・。
早く本かく的に暖かくならにですかね~・・。


さて、これまでにも何度かここでご紹介したことのある
パリのサンラザール駅内にある
ちょっとカッコイイお洒落なレストラン「LAZARE」を
またまたご紹介しちゃいます。





LAZARE(ラザール)
Parvis de la Gare Saint-Lazare
Rue Intérieure
75008 Paris
毎日 07:30-24:00
http://lazare-paris.fr/


このレストランは
エリック・フレションという三ツ星フレンチシェフ





「タイユヴァン」や「トゥール・ダルジャン」、「ル・クリヨン」などの
最高級レストランで腕を鍛錬して、
M.O.F.(フランス最高職人章)にも輝いている実力派です。
2009年に3ツ星を獲得し、
高級パレスホテル「LE BRISTOL(ル・ブリストル)」内の





今はエピキュールというレストランの三ツ星シェフなんだけど
数年前に三ツ星レストランの味をもっと気軽に楽しめるレストランを
ってことで、「ラザール」を作ったんです。





僕もフランス行く度に訪れるレストランの一つ。

忙しい合間を縫って、仕事ができそうな男性や女性が
歯切れよく会話を楽しみながら食事をして
さっさと仕事場に出かけていく・・・って感じの活気があります。

料理も定番の日替わりメニューがあったり
季節限定のメニューがあったり、
すっごく安いわけではないけど、
三ツ星レストランから比べれば、割安~って程度でしようか。
ランチでも最低4、5,000円はしてしまうので・・・。





でもとっても美味しいです。
フランスの伝統料理をベースに
エリック・フレションの手にかかると
こんな感じの料理になるんだ~・・・て感じです。






次回は少し料理について前菜からご紹介します。

  




2017年04月07日

239-4 パウル・クレー展 ポンピドゥー(パリ)

Bonjour


パウル・クレー展の最後です。





バウハウス退職後は1931年から1933年まで
デュッセルドルフの美術学校の教授をしていました。





1933年、ナチス政権の成立とともに
前衛芸術の弾圧がはじまり、クレーにも及びました。





美術学校からの休職の通達やアトリエの家宅捜索を受けたクレーは
身の危険を感じ生まれ故郷のスイス・ベルンに亡命します。

しかしドイツ国内の銀行口座が凍結され、
経済的な困窮に陥ることになります。
更に亡命の2年後に原因不明の難病である皮膚硬化症が発症して、
晩年の5年間は療養と闘病のなかで制作を行っています。





ナチスによる弾圧は「退廃芸術展」へのクレー作品の展示、
ドイツ国内の公的コレクションの押収にまで及ぎました。





亡命直後は創作もはかどらず、作品数も激減しますが、
1937年には復調し、旺盛な創作意欲を見せます。





また同年にはピカソとブラックがそれぞれクレーを訪問しています。

1939年にはデッサンなども含めた1年間の制作総数は1253点に及ぶほど
創作欲が充満し、この頃の作風は手がうまく動かないこともあって、
単純化された線による独特の造形が主なものになります。





一時期は背もたれのある椅子に座り、
白い画用紙に黒い線を引くことにより天使などの形を描いては
床に画用紙を落とす事を繰り返していたそうです。

1940年、画架に『無題(静物)』を残してロカルノ近郊のサンタニェーゼ療養所に移り、
その地で死去しました。





ベルンのショースハルデン墓地にあるクレーの墓石には
「この世では、ついに私は理解されない。
なぜならいまだ生を享けていないものたちのもとに、
死者のもとに、私はいるのだから」
というクレーの言葉が刻まれています。





本当に素晴らしい大回顧展でした。



  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年04月05日

239-3 パウル・クレー展 ポンピドゥー(パリ)

Salut~~

パリ・ポンピドゥーセンターでの「パウル・クレー」の大回顧展について
ご紹介しています。








1912年にはパリでロベール・ドローネと出会い
この時にピカソやマティスらの作品に接しています。


その後彼のエッセイ『光について』をドイツ語に訳していて
この頃から光と色彩のフォルムや線描についての探求が始まり、
特に線描については風景画では輪郭線のみで
単純に描くことを試みていて
だんだんその輪郭の線そのものが重視されていきました。





その後のクレーの絵の抽象化や独自の画風の確立の原点です。

1914年春から夏にかけてのクレーはチュニジア(北アフリカ)に
旅行に出かけるのですが、
これがまたクレーの画業の大きな転機にもなったようですです。





アフリカの鮮やかな色彩に目覚め、作風は一変していきます。

「色彩は、私を永遠に捉えたのだ」という言葉が、
チュニジアでの体験を物語っています。





クレーの画集等で紹介されている色彩豊かな作品は、
ほとんどがこの旅行以後のものです。

またこの頃からクレーは抽象絵画にも踏み込み、
その後の表現の幅は飛躍的に拡大しました。





1921年から1931年まではかの有名なバウハウスで教鞭をとっています。

この時期にはニューヨークやパリでも個展が開き、
第1回シュルレアリスム展に参加
クレーの名は国際的に知られるようになりました。








またロシアから戻って同じくバウハウスの教授となったカンディンスキーとは、
一時期アトリエを共有していました。

クレーは造形や色彩について講義を行い、
のちにはカンディンスキーと共に自由絵画教室を担当するかたわら、
絵画理論の研究に取り組み、
多くの理論的著作を残しました。





造形について、色彩についての様々な研究は講義のための準備と
クレー自身の表現の探求の両方を兼ねていて、
そのような研究を通してクレーの芸術観と絵についての考えは
いっそう深化していきます。





その一方で各地への旅行も行い、
特に1928年から翌年にかけてクレー協会の支援を得て
実現したエジプト旅行は、
その後のクレーの作品に多大な影響を及ぼしています。  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年04月03日

239-2 パウル・クレー展 ポンピドゥー(パリ)

Bonjour a tous


昨年、パリ・ポンピドゥーセンターで50年ぶりに開催されていた
パウル・クレー展について、ご紹介しています。





クレーは1879年、スイスの首都・ベルン近郊の
ミュンヘンブーフゼーに生まれました。
お父さんは音楽教師、母も音楽学校で声楽を学ぶという
音楽方面の一家だったんですね。





クレー自身も早くからヴァイオリンを弾き
すでに11歳でベルンのオーケストラに籍を置くなど、その腕はプロ級で
1906年に結婚したクレーの奥さんもピアニストだったんです。

クレーの音楽に対する深い理解は
バッハやモーツァルトらの古典音楽からストラヴィンスキーやヒンデミットら現代音楽にまで
幅広く及んでいたらしく、
クレーの作品の画題にはポリフォニーやフーガといった音楽用語が
よく用いられているんです。





勿論その一方で絵画への関心も既に
小さい頃から芽生えていたようです。

そしてまた文学にも興味を持っていて、
創作を積極的に行っていた時期もあったみたいですが
迷った末に、クレーは音楽や文学ではなくて
絵の道を選ぶことになったのだそうです。


Angelus Novus, 1920


ただ絵に専念することを決めた後も
音楽や文学への関心は薄れることがなく、
一日にヴァイオリンを何時間も演奏したり、
また詩を作って日記に記したりもしています

18歳の頃から書き始めた日記は
日々の出来事や創作した詩を書くだけのものに留まらず、
クレーの絵画及び芸術に対する考えや方向性を鍛え上げていく
いい機会になったようです。





クレーは初期には風刺的な銅版画やガラス絵などを試みていて、
またアカデミックな手法の油絵を残していいます。


Jeune fille, se baissant, suivie par un basset ressemblant à un serpent, 1906


1906年以降、ミュンヘン分離派展に銅版画を出品していて、
1910年にはすでにベルン等で個展も開いています。

この頃はセザンヌやゴッホらの作品に感銘を受けつつ
独自の道を模索していたようです。





またカンディンスキーやマルクらと知り合って、
特にマルクとは親友となり、
彼らが立ち上げた「青騎士」展には第2回展から参加しました。

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年04月01日

239-1 パウル・クレー展 ポンピドゥー(パリ)

Bonjour


すっかり春めいてきましたね~・・・・。
ヴァンソンはまだまだ花粉症に悩まされていますが
でも春は気分がやっぱりいいです(笑)

これから新年度で、それぞれの新一年生が沢山誕生しますね。
楽しみなこと、不安なこといろいろあるけど、
人生は本当に面白いので、それぞれの人生を
楽しんでもらいたいですね~!(笑)





さて、またまた昨年のことになってしまいますが、
昨年の夏、フランス・パリに行った際に行ってきた
スイス出身の巨匠「パウル・クレー」の展覧会が
パリのポンピドゥーセンターで開催されていて
何と1969年以来となる大回顧展だったので
観に行ってきました。





まず日本人は本当にポンピドゥーセンターで会わないですね~!!
まずはポンピドゥーセンターですが
ポンピドゥー・センターは、パリ4区(セーヌ川右岸)にある総合文化施設です。
フランス語での正式名称は Centre national d'art et de culture Georges-Pompidou
ジョルジュ・ポンピドゥー国立美術文化センターになるのですが、
一般的にはポンピドゥーとかボブー と呼ばれています。





名前は、フランス第五共和政の第2代大統領で、
現代芸術の擁護者でもあったジョルジュ・ポンピドゥーが
この施設を発案したのでこの人の名がついているわけです。





様々な形態の同時代の芸術
例えば現代美術や現代音楽、ダンス、映画などのための拠点を
パリ中心部に設けよういう意図から計画され、
イタリア人建築家:レンゾ・ピアノとイギリスの建築家:リチャード・ロジャースが設計し、
1977年開館しました。





ポンピドゥーセンターはパリ国立近代美術館と
国立図書館の複合施設で、主に印象派以降の芸術を
多くコレクションしていて、多くの歴史的な企画展も
随時開催されている、世界の近現代の芸術をコレクションする
有数の美術館を備えているんです。
が、日本人はやっぱり ルーブル美術館
オルセー美術館、せいぜいオランジュリー美術館止まりですね~・・・
本当にもったいない!





で、本題の「パウル・クレー」展
これだけの作品群を一斉に観られることはもう当分ないだろうと
観てきたわけです。



Analyse des diverses perversités, 1922

パウル・クレーはあのカンディスキーと共に
青騎士グループを結成し、バウハウスでも教鞭をとった
画家、美術理論家でもあるのですが
その作風は表現主義、超現実主義などの
いずれにも属さない、独特のものです。





「芸術は見えないものを見えるようにする」と主張して
作品は通常のキャンヴァスに油彩で描いたものはむしろ少なくて、
新聞紙、厚紙、布、ガーゼなどさまざまな支持体に
油彩、水彩、テンペラ、糊絵具などさまざまな画材を用いて描いています。

次回は展示されていた作品を少し紹介します。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月28日

238-3 ヴァランソル(Valensole) 南仏

Bonjour


プロヴァンスのヴァランソルのラベンダー畑をご紹介してきましたが
今回は、ヴァランソルの村(町?)をご紹介します。





とっても小さな村ですが、季節になると沢山の観光客が訪れます。
最近は日本でも「ロクシタン」というフランスのコスメの会社が
とっても有名になってきたので、このロクシタンの会社も
ヴァランソルの近くのムスティエという町にあるので
それも含め、行く人が少し増えているかな~・・・。





もともととても人気のある場所なので、アメリカ人、ドイツ人とか
ヨーロッパ人が多く訪れていた気がしるけど
やっぱり最近は圧倒的に、中国人ですかね~・・・(笑)





で、この村では毎年7月の中旬に「ラベンダー祭」が開催されていて
昨年は7月17日にあったのですが、
本当にいたるところ、ラベンダーの匂いに包まれていて
少々窒息気味になるかも・・・(大笑)
日本人は匂い系が実はあまり得意じゃない???









ラベンダー色の民族衣装を着た人達が、街中を練り歩き、踊り
いかにもプロヴァンス~~的な雰囲気が実にいいものです。





街中にはもちろん、ラベンダーの香水や匂い袋
ラベンダーの蜂蜜が売っているお店やタベンダー色のテーブルクロスとか
家具とかホント色々なものが売っていて、雰囲気もなかなかいいです。








是非、レンタカーとかミニバスツアーとかで行ってみてください。

ラベンダーの蜂蜜を香草と共に焼き上げた鳥肉のローストが名物です。





小さな村なので、歩き回っても距離的にはたかが知れているので
街中を歩いてみるのもとても気持ちがいいです。
何気ない路地や窓辺がとても美しい!





是非一度、訪れてみてください。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月26日

238-2 ヴァランソル(Valensole) 南仏

Bonjour


南仏プロヴァンス、ラベンダーで有名な小さな町
ヴァランソルのご紹介しています。





前回の後半でも書きましたが、とにかく沢山の中国人観光客が・・・
きっと昔は日本人もこんなだったんだろうな~・・・と思いつつ。

それにしても色々話ているうちにわかったのは
まず、このバスツアーを企画しているのはバスで連れてきてもらった
ラベンダー畑を所有する中国人オーナーで
バスは、そのオーナーが所有する日本で言うドライブインみたいなところに
連れてきて、そこでお土産や飲食をしてください的な・・・
書いてある言葉も、何故か中国語と英語、フランス語が話せる人はいない・・・
いったいここは何処???





そして、他の場所には行かないで下さい的なアナウンスもあって
一時代前の日本のツアーみたい・・・(笑)

ただ、一緒に行ったフランス人に話を聞いたら
観光用に整備されている畑は、とにかく除草剤や
農薬をかなり使っているから、畑もきれいで
ラベンダーの色も異常に鮮やかなんだとか・・・





確かに、道の反対側にあるラベンダー畑は雑草は伸び放題
一見すると荒れた畑に見えるけど、実は有機農法で生育されている
BIOなラヴェンダー畑なのだと分かり、これまたびっくり。








確かに農薬かけ放題のラベンダーを刈り取って
それを蒸して抽出したオイルなんて
もしかしたら農薬混じりってこと・・・
それを直にエッセンシャルオイルとして使用したら
やっぱりヤバイ気がしますね~・・・。





結局、話を聞いて納得して、行っちゃダメと言われた
BIOのラベンダーを使用して作っている
元々地元の生産者が作っているものを売っているところで
オイルを買ってしまいました~・・。





結局、本来このバスツアーに書かれている
ラベンダーを抽出する課程やラベンダーにまつわる話セミナー的な時間もなくて
少々このバスツアーはぼったくり・・(大笑)
それについても聞いたら、今はその時期じゃないから・・・って
だってこの講習会付って書いてあるバスツアーでしょ?!
って言ったら、じゃ~コヒー1杯ごちそうするからどう?って・・・
まったく変な話し、フランスは契約社会の国だから
本来こんなことしたら、料金返却が基本なんだぞ~・・・って言ってやったけど
やっぱりコーヒー1杯で勘弁してくれって・・・。
何か中国人的だな~・・・。








そんな漫画のようなすったもんだがありましたが
果たして今年は改善されているのでしょうか?
それとも去年と同じままなのでしょうか??

次回はヴァランソルの街とラベンダー祭りについてご紹介します。
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月24日

238-1 ヴァランソル(Valensole) 南仏

Bonjour a tous


3月のお彼岸も過ぎて、いよいよ日も長くなって
どんどん暖かくなっていきますね!

桜も例年より開花が早かったみたいだけど
急に寒くなって、群馬の北の方は雪も降ったみたい・・・

でも、もうすぐ春爛漫の季節になりますね~。


さて、春を通り越して夏の南仏・ヴァランソル という場所を
ご紹介したいと思います。





昨年の夏に久しぶりに行って、すぐにブログにアップしようと思いながら
なかなか投稿出来ずにいた場所です。

南仏といえば、その一つにラベンダーがあります。
南仏にもラベンダー畑で有名な場所は、
アプト、ソー、ヴァランソル、ムスティエ・サント・マリーなどの
色々な場所がありますが、今回はエクサンプロヴァンスの
エスカレーション(バスツアー)がヴァランソル方面にあったので
半日コースで参加してみました。





一人約50ユーロだったので、まあまあ結構いい金額でした。
ミニバス(9人乗り)で運転手がガイドもするんだけど
スペイン人で現在北京に住んでいて、この時期にバイトに来ていると・・・。





だからなのかは分からないけど、
中国人カップル、メキシコ人、デンマーク人カップル、
そしてフランス人一人に日本人、ドイツ人
で、そのスペイン人、何とフランス語、スペイン語、ドイツ語
そして英語、中国語と次々に言葉を変えて話すんだけど
びっくり!!

フランスにいるのを忘れるくらい・・・。

そして約1時間で、ヴァランソルに到着





周りは一面ラベンダー畑、、、驚くほど非現実的な
色鮮やかなラヴェンダー畑が広がっていて、ちょっとびっくり





でビックリなのは、そのバスで着いた先にいるの観光客の
その殆どがなんと中国人。
看板にまで中国語が至る所に・・・(悶絶)





続きはそんな事情について
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月20日

237-3 ピルエット (パリ1区)

Bonjour a tous


パリ1区にある人気のカジュアルレストラン・ピルエットを
ご紹介していますが、今回で最後・・・デザートです。





まず、メレンゲベースの丸いデザート





まず真っ白で本当に美しい・・・!
ふわふわのメレンゲで覆われていて
崩すのがちょっともったいないくらい。








メレンゲの中は、マンゴーの冷たいクリームや果肉、
ナッツ類なんかも入ってて、酸味と甘みのバランスが絶妙な
とっても品がある味のデザート
すっごく美味しかったです。





次はチョコレートガナッシュの上にレアチーズのババ
生イチジクとアニス風味のシャーベット
濃厚さと程よい苦味と爽やかな酸味、かぐわしい香りと
様々な要素が含まれた本当によく考えられたデザート・・・。


そして最後に
フランス人には定番の「リ・オ・レ(Riz au lait)」
甘いお米を牛乳で煮込んだデザート





このリオレ・・・日本人は”え~・・・”って言うのですが
変な概念を捨てると、けっこう美味しいです。

ピルエットのリオレは、その時々で上に乗せているものが異なっていて
サクランボのコンフィーだったり、
ナッツや栗のコンフィーだったり色々
そして程よい苦みのある濃厚なカラメルがかかっていて
実に美味い!!

是非一度お試しあれ!(笑)







因みに、ワインの品ぞろえが抜群なレストランなので
好みや料理の相性などを聞くと、予算に応じてベストなワインを
提供してくれます。

そして今回水は、シャテルドン・・・・高級な天然ガス入りのミネラル水
とっても癖がなくて、料理の味を損なわない・・・のだけど
少々お高い(笑)・・・でもこれしかないというので1本・・・





この後カフェ・エクスプレス(フランス式)
イタリアのエスプレッソより少々注ぐお湯の量が多め。

何で日本でこのエクスプレスを出さないのかいつも???
イタリアン・エスプレッソは僕でも少々濃すぎるのです。

彼らは珈琲に大量の砂糖を入れて飲むからいいのかもしれないけど
砂糖を入れない(角砂糖をかじりながら)で飲む僕には
イタリアンよりフレンチの入れ方の方がいいんだな~・・・。

勿論、ピルエットのカフェは最高に美味しかったです!

場所的にとても行きやすい、見つけやすい場所なので
もしパリに行くことがあれば是非行ってみてください。





ピルエットPirouette 
5, rue Mondétour
75001 Paris France
TEL 08 99 10 09 18
Metro ; Etienne Marcel,Halles (メトロ:エチエンヌ マルセル、アル)
Ouvert ; tout les jours midi et soir ,sauf le dimenche 毎日昼夜営業(日曜を除き)



  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月18日

237-2 ピルエット (パリ1区)

Bonjour a tous


パリ1区にあるレストラン
ピルエットに昨年の初夏に行ってランチをした時のお料理のご紹介を
勝手にしていま~す。






このピルエット何がいいかって言ったら
とにかくスタイリッシュでかっこよくて美味しい。
ゴージャス系じゃないし癒し系でもないので
日本人は好みが分かれるところかもしれませんが
ヴァンソンは大好きです。

で、既に書いた通り
パリに住む、友人夫婦を誘ってランチに・・・。





全員ランチメニューからいただきました。





先ずは前菜は全員共通で
かぼちゃのピュレのうえに白身魚のベニエ(天ぷら)がのっていて
松の実も味と食感がいいアクセントになっていて
おしゃれで手軽で、軽すぎない美味しい前菜でした。


次は魚料理とお肉料理をそれぞれ選んで
先ずは友人が選んだお肉料理








お肉は地鶏・・・。鳥肉はおそらく香辛料と蜂蜜を塗って
それをただ焼いただけだとは思うけど
沢山のホワイトの干しブドウと人参のあまさと食感
シブレットがアクセントになって、けっこう美味しかったようです!

見た目もとってもおシャレでした!









そして僕が選んだ魚料理
フェンネル入りのじゃがいものピュレの上に
ソテーした白身魚とマリネされた生のアンチョビ
焼いた魚を、生の魚と一緒にいただくという面白い発想。

食感としても面白いし、ソース的な味の共同和音的組み合わせでもあるし
フェンネル入りのピュレとも、エクストラヴァージンとも
とてもよく合って、面白く美味しい料理でした。


次回はデザートをご紹介します。





ピルエットPirouette 
5, rue Mondétour
75001 Paris France
TEL 08 99 10 09 18
Metro ; Etienne Marcel,Halles (メトロ:エチエンヌ マルセル、アル)
Ouvert ; tout les jours midi et soir ,sauf le dimenche 毎日昼夜営業(日曜を除き)

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月16日

237-1 ピルエット (パリ1区)

Bonjour



段々春に近づき、少し暖かくなってきましたね・・・。

今朝からまた少し寒くなってきて、場所によっては
雪も降るそうですが、春を告げる梅の花もとてもよく咲いていて
本当に美しいですね~!!

ただ、私 ヴァンソンは花粉症が酷いのでこの時期は大変
先日ついに医者に花粉症の薬を出してもらい飲み始めましたが
完璧にはやっぱり効かないかな~・・・。


さて、今回はパリのレストラン編
以前も一度ご紹介したことのある
けっこうリーズナブルだし、ビジュアルもいいし
場所も分かりやすく行きやすい、ヴァンソンも大好きな
パリのカジュアルレストラン「ピルエット」をご紹介します。





ピルエットPirouette 
5, rue Mondétour
75001 Paris France
TEL 08 99 10 09 18
Metro ; Etienne Marcel, Halles (メトロ:エチエンヌ マルセル、アル)
Ouvert ; tout les jours midi et soir ,sauf le dimenche 毎日昼夜営業(日曜を除き)






パリの1区にあって、場所もLes Halles (レ・アル)っていう
パリのど真ん中あたりの、
比較的分かりやすい場所にあるんです。





シャトレ-レ・アル駅(Gare de Châtelet - Les Halles)で
フランス・パリの中心部にあるRER(郊外電車)の駅なんです。
RERのA、B、D線が乗り入れていて、
イル・ド・フランス地域圏のほぼ全域に行くことが出来るんです。

メトロのシャトレ駅(1、4、7、11、14号線)、レ・アル駅(4号線)もここで
乗り換えが可能とうこともあって行きやすいんですよね~。





大規模な地下ショッピングセンターもあったり
いろいろ複合施設になるみたいで
もうずいぶん前から工事が続いています。





そんなわけえ、行きやすいこともあって
ヴァンソンはランチによく行くレストランですが
今回はパリに住む親友夫婦とランチに行った際の
お料理をご紹介しようかと思います。
確かランチで26ユーロくらいだったかな~・・・。





最近は、日本人スタッフも働いているみたいです。
ここのところ、ちょっと話題になっているパリのレストランには
必ずと言っていいほど、日本人スタッフがいたりすますね~!

2017年のパリのミシュランガイドでは
日本人シェフのフレンチレストランが随分活躍していて
日本人シェフ、小林圭さんのレストランが
二つ星をもらったり、ますます大活躍。

最近のフランスのフレンチレストランの進化は
本当に面白くなっているんで、
毎年行くフランスでの食事が本当に楽しみになってきています(笑)


次回はいよいよお料理をご紹介します。  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月06日

236-3 カルティエ現代美術財団美術館 (パリ)

Bonjour


パリ14区にある、あの宝飾品で有名なブランド、カルチエが運営する
現代美術財団美術館をご紹介しています。





夏に行った企画展 「ザ・グレート・アニマル・オーケストラ」展の内容を
お伝えしていますが、
一階の会場の後は、地下会場へ・・・。
地下全体がくらい会場になっていましたが





バーニー・クラウスが収集した音源を
コンピュータによって視覚化した展示や、
以外にも、日本人アーティストの高谷史郎と
あの日本人作曲家の坂本龍一による
プランクトンの世界を表現したインスタレーション





なんかを見ることができてびっくり・・・
動物世界って僕らの知らない世界がホント沢山あって
驚きの連続でした。





その後は、屋外の展示へ移動
作家名は忘れてしまいましたが
朽ちそうな小屋の中に映像と共にインスタレーションされた作品
これはけっこう面白くて、長い時間見入ってしまいました(笑)








世界の第一線で活躍するアーティストたちの作品が
「動物とは? 自然とは?」と問いかけてくる展覧会です。
見る人、それぞれにそれぞれの考察を促す
とても興味深い展覧会でした。








そしてさらにその奥へ進んでいくと裏庭にでて
そこには小さな売店と
自由に座っていいテーブルと椅子が





そこでしばらくぼ~とするのもいいものです。

ルーブル美術館やオルセー美術館などの
クラシックな公共美術館とは違う、面白さがありますよ。

是非パリに行けれた際には
選択肢の一つに加えてみていただけたらと思います。





Fondation Cartier pour l’art contemporain
(カルチエ現代美術財団美術館)
261, boulevard Raspail
75014 Paris
Tél. +33 (0)1 42 18 56 50
Fax +33 (0)1 42 18 56 52
URL: https://www.fondationcartier.com/





  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月04日

236-2 カルティエ現代美術財団美術館 (パリ)

Bonjour





パリ14区にある世界的なカルティエ現代美術財団美術館を
ご紹介しています。








まず展示会場に入ってすぐに巨大な作品が・・・。
世界的な中国人アーティスト、蔡國強が制作した作品が。
蔡國強の制作スタイルの一つ、火薬を用いて
野生動物を描いた全長18mの作品がお出迎え。





この作品はこの展覧会のために特別に制作されたものだそうです。
制作過程も上映されていて、とても興味深いものでした。





そして、日本人作家 宮崎 学氏のカメラトラップによる写真作品や、
テラコッタのブロックによるインテリアオブジェは
メキシコの建築家、ガブリエラ・カリージョとマウリシオ・ロチャ








そしてベナンのアーティスト、シプリアン・トクダグバによる
かなり個性的な様式美を感じさせるアクリル画とか
自由気ままに制作されたアート作品で多重的に
動物のイメージを描き出していました。







Fondation Cartier pour l’art contemporain
(カルチエ現代美術財団美術館)
261, boulevard Raspail
75014 Paris
Tél. +33 (0)1 42 18 56 50
Fax +33 (0)1 42 18 56 52
URL: https://www.fondationcartier.com/
  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年03月02日

236-1 カルティエ現代美術財団美術館 (パリ)

Bonjour a tous


最近そろそろ鼻がかゆくなってきて
くしゃみも時々・・・
花粉症の季節がやってきてしまいました。
私ヴァンソンにとっては、少々辛い季節です。
皆さんはいかがですか?





さて、もう昨年の夏になってしまいましたが
パリに行った際に観に行ってきた
カルティエ現代美術財団美術館の展覧会をご紹介したいと思います。





Fondation Cartier pour l’art contemporain
(カルチエ現代美術財団美術館)
261, boulevard Raspail
75014 Paris
Tél. +33 (0)1 42 18 56 50
Fax +33 (0)1 42 18 56 52
URL: https://www.fondationcartier.com/



カルティエ(Cartier)というと殆どの方が宝飾品のブランド
として思い浮かべるかと思うのですが
実は、カルティエは かなり凄い現代美術財団なんです。





2014年に30周年を迎えましたが、これまで世界の現代美術事情に
かなりの影響を与えてきた美術財団だと思います。
財団美術館も現在の場所ではなくて
パリ市内から20Kmくらいはなれた郊外の
誰かの元伯爵か公爵かなんかの自邸を庭ごと美術館にしていて
そのスケール感にびっくりしたものです。
個人的にはその頃の方が面白かった気がするな~・・・(笑)





因みにヴァンソンも当時はフランスの芸大大学院を修了して
まだ助手で残っていて
仲の良かった同級生がカルティエの美術財団に就職していたりするので
その当時の内部事情も少々知っているのです(笑)

で、今回 観に行った際には
「ザ・グレート・アニマル・オーケストラ」展を開催していました。





日本ではよくある夏の子供向けの企画展
と行ったときにはそう思って観ていたんだけど、
今年の1月初旬までやっていたので、そういうわけではないんだ~・・・と脱帽。
やっぱりカルティエは凄い。





様々な映画音楽制作に関わって、世界中の動物生息地域で
15000種類もの生物の音源を収集して生態音響学を確立した
音楽家、バーニー・クラウスの活動からインスパイアされたものだそうです。

動物たちのイメージや、動物たちが発する声や様々な音の重なりを
オーケストラ的発想で、見せていく試みは
実に今日的で面白かったです。





次回はその内容についてご紹介したいと思います。  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報

2017年02月18日

234-4 ルーブル美術館分館(LENS) 北フランス

Bonjour


北フランスにあるルーブル美術館分館
ルーブル・ランスのご紹介をしています。


結局、美術館のレストランでは食事は出来なかったので
そこのウエイトレスさんに、どこか近くにレストランはないかと尋ねたら
本当はそういうレストラン情報は教えてはいけないらしい・・・





でも、わざわざ日本から来たのだから・・・ということで
内緒で教えてくれるということになり
教えてもらった地元の昔からあるという地元の人が行くレストランへ。





行ったら やっぱり僕と同じように美術館レストランで
食事ができなかった人が沢山溢れていて
席がやっぱりいっぱいで、ここでも断られて出ていく人たち・・・。







さすがにダメかな~・・・と一応尋ねたら
20分待てれば席を作ってくれるという特別待遇??になり
待つこと30分。





やった~。30分後に席に着いてメニューを見ると
豚ひれ肉のマロワルソース!!!





北フランスの名物チーズ・マロオワル
フランスのチーズのなかでもトップクラスで
かなり臭いチーズなのですが、味は抜群で僕の大好きなチーズ。





このチーズ、フランス国内でもちょっと高めの高級チーズなので
このチーズをソースにしてしまうと聞けば
注文しないわけにはいかないと、早速注文
そしてこの地域は、フライドポテトが名物の地域なので
もちろんフライドポテトを選択。

出てきたこの料理、本当に本当に美味しい!
このボリュームで約1500円!安~い。

美術館レストランの現代料理も残念だったけど
ここのマロワルソースの料理を食べれたほうが
結局よやったな~!





そしてこのレストランに来て食事をした僕は二人目の日本人だそうです。
一人目は、このルーブル・ランスを設計したSANNAの
担当者の何とかさんっていう日本人男性。

記念写真も撮ってくれました。

だから僕だけ特別にレストランに入れてくれたんだな~・・と。







帰りは再び美術館に戻って、今度はバスに乗って駅まで。
駅まではバスでわずか10分程度。
これで天気がよかったら最高だったのに。





  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報その他の情報

2017年02月16日

234-3 ルーブル美術館分館(LENS) 北フランス

Bonjour a tous


北フランスにあるルーブル・ランスのご紹介をしています。





英語やフランス語、ドイツ語など
日本語以外の言語がわかる人なら、
解説員が会場内に常時滞在しているので
お願いすれば、すぐにミニ解説ツアーや個人ガイドをしてくれて
ただどうぞ、好きに見てください…的な対応をしていないのも
このルーブル・ランスの特徴だと思います。





まあ、フランスは常に既存の概念に縛られず
常にその時代に必要な手法で美術館運営をしようとするところが
本当にすごいところだと思います(笑)







比較的ゆっくり気分よく観た後は一度エントランスホールに出て





カフェテラスやミニ図書館なんかにも立ち寄って
じっくりとその環境も楽しめるみたいです。





あまり僕の場合は時間がなかったので
すぐに企画展会場の第2会場へ・・・。







この会場では、確かある時代のあるテーマをもとに
展覧会の企画がされていたと思うんですが、
もう半年以上経って、すっかりその内容を忘れてしまいましたが





それにしても、その当時の展示壁にのっとって
演出、構成されてえいると思うのですが
壁の色が赤だったり紺だったり黒だったり・・・
会場の形も内容に即して空間を作り直しています。

こんなところもやっぱりすごいな~・・・と思いますね~。





こちらも予定より時間を掛けて見てしまったら
すっかりランチの時間を大幅に過ぎてしまったので
ランチに。

フランスのそれ相応の美術館は、
必ず素晴らしいレストランを併設しているので
この現代を代表する美術館にふさわしい現代的なレスtランがあるはず・・・
と思い案内を見たら、案の定美術館の建物からは外に出て、
敷地内に別棟で建つレストランを発見。







建物に入るとすでに満員・・・。大人気。

しばらく待っていると、ウエイトレスの女性がご予約は?・・・と。
なんと予約はほぼ一週間前にしないとランチができないほど
大人気であることが判明。








やっぱり何とかっていう、
有名シェフがやってるレストランだけのことはあるんだな~・・・。
それにしてもけっこうなキャパのレスランだし。
それほど多くの人が観に来ているわけではないと思ったら
このレストランで食事をするためだけに来ている人も
かなりいるのだとか・・・。

ランチどうしよう・・・。

次回はその後をお伝えします(笑)

  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報その他の情報

2017年02月14日

234-2 ルーブル美術館分館(LENS) 北フランス

Bonjour a tous!


北フランスにあるLENS(ランス)という街に
4年前にオープンした、ルーブル美術館分館をご紹介しています。







ランスの駅から結局バスに乗らずに、折角だから
ランスの街を知るにも、歩いて美術館まで行ってみようと思い
Google Mapsを片手に・・・。





丁度日曜日ということもあって、とにかくお店は閉まっているし
人は歩いていないし・・・
でも北フランス独特のモワーっとしたローカル感がいっぱい。





僕と同じように駅から歩く人も ちらほらといて
みんなマイペースで寄り道しながら歩く感じ。
そこからはフランス語は聞こえて来ないので
多分同じ外国から来た観光客かな~・・・。

それにしても、どこに行っても必ずいる中国人もいないっし
結局日本人にも一人も会わなかったけど・・・。
まあ日本人はテロがあったりしているから
日本人全体があまりフランスに旅行に来ていない・・・
っていうのもあるのかもしれないけど
でも、やっぱりわざわざはまだみんな来ないんだろうね~!(笑)





ふつ~の道を歩きながら途中からたぶん本来は歩いてほしい
美術館まで続く、自然公園の中の道に合流して美術館まで・・・。





突然目の前に現れたルーブル分館は
ちょっと幻想的な蜃気楼のような不思議な建物・・・。

小雨混じりだったこともあってちょっと靄っていたので
余計そう見えたのだとう思いますが・・・。

でも美し~い!





少しづつ近づきながら入場。
はっきりと受付カウンターがどこだかわからない
とってもニュートラルな対応で、
はっきりとした社会システムで生活している日本人には
言葉が分からないと少々判断が難しいかな~。








入場するとそこはまたこれまでの美術館のイメージとは
かなり違う情景。






少しづつ傾斜する床に促されながら進んでいくと
手前から奥に向かっていく毎に、年代が新しくなっていく
そんな展示。








それにしても凄い解放感。
建物の左右の壁もアルミの鏡面仕上げなので
あいまいに写り込み更に解放感が増していて
不思議な浮遊感が伴ってきて・・・面白い。





それに、パリのルーブルに展示されていたら
多分ちゃんと観ないだろう作品が、実に魅力的に観えて
”作品って会場次第なんだ~”思いつつ
「スパーで売っている寿司も一流の皿に乗っていたら
スパ―の寿司には観えない」理論が~・・・(笑)

ゆっくりといつまでも傾斜する床の引力に引っ張られつつ
順序良く観ていってしまう演出もかなりの優れものです。





いや~・・・わざわざ観に来てよかったです。


  




Posted by フランスさん at 06:00Comments(0)フランス情報その他の情報